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【ゴールデンウイーク】京都の穴場、興臨院の春季特別公開とつつじをご紹介します!

 ゴールデンウイークが近づいて来ました。今年の京都は桜の時期が平年より長く、23日の時点で北野桜が満開でした。桜の後にはつつじの季節がやってきます。京都市内でもつつじの名所は数多くありますが、今回は興臨院のつつじをご紹介します。

 この時期、新しい年度が始まり、環境の変化を経験するかたも多いかと思います。折角ゴールデンウイークを利用して京都にお越しいただくのですから、今回は少し日常を離れて頂きける場所を、と思い、興臨院を選びました。ここはあまり有名ではなく、穴場中の穴場のような側面があります。春と秋に特別公開がなされますが、通常は非公開です。

 訪れる人も疎らで、かつ何時間見ても飽きない庭園と美しい花々がある日常から隔離された時間を過ごして頂けたらと思います。

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興臨院とは

  興臨院は大徳寺の塔頭寺院で、室町時代の1520年大に能登の守護、畠山義総(はたけやまよしふさ)により小渓紹ふ(変換できませんでした。付の下に心と書きます。)を開祖として創建された寺院で、畠山家の菩提寺になっています。興臨院という名前は義総の法名にちなんでいます。その後、前田利家により再興されたため、前田家の菩提寺にもなっています。1975年~78年には重要文化財の唐門や本堂の解体修理が行われ再建当時に復元されました。方丈庭園もこの時の資料に基づき復元されています。

 表門、唐門、方丈は重要文化財に指定されています。通常は非公開ですが、春と秋に特別公開されています。

 通常非公開だからか、あまり知られていませんが、隠れた名所です。臨済宗のお寺なので枯山水庭園があります。こじんまりとしていますが、春はツツジ、秋は紅葉が愛でられます。また、紅葉の季節は、西側と北側の庭園が素晴らしく、紅葉は京都で一番繊細です。

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興臨院の見どころ

唐門(重要文化財)

興臨院の唐門

 室町時代の禅宗様式建築が特徴的な唐門です。重要文化財に指定されています。

興臨院の花頭窓

 花頭窓(かとうまど。源氏窓ともよばれます。) からの眺めが素晴らしいです。是非実際に訪れて確認なさってください。

方丈前庭園(水源一滴の庭)

興臨院の水源一滴の庭

 この庭園は先ほど申し上げましたように、本堂等の修復に際し復元されたものです。昭和の小堀遠州と言われた、中根金作氏という作庭家により復元されました。この方の作られた庭園は京都市内ですと、妙心寺の塔頭寺院、退蔵院の庭園などがあります。

 庭園左側の石組は中国の寒山拾得が暮らしていた国清寺の石橋を模しています。寒山拾得とは寒山という人と拾得という人の名前で、ともに唐の時代の隠者・詩人で中国の天台山の国清寺というところにくらしていました。この二人を描いた寒山拾得図という絵は禅宗のお寺では好ます。興臨院の檀那の間(正面向かって左側の部屋)にある寒山拾得を描いた襖絵がありますが、これを基にこの庭園が造られたそうです。

 この庭園の右側、石橋がある辺りは蓬莱山(不老不死の仙人が住むと伝えられる山)を表わし、ここから流れた水が海に流れるさまをあらわしています。

 庭園全体で、理想の蓬莱世界を表現しています。

方丈

 前田利家公と畠山義総公の御位牌があります。書院は日本で最初の床の間(銀閣寺の東求堂のもの)を模したものになっています。扁額は朝鮮通信使が描いたものです。向かって右側の礼の間には当時の色彩を復元した絵があります。

興臨院の爪塚興臨院の琴心塔

 方丈西側には爪塚と、琴心塔いうものがあります。これは先代の奥様がお琴をやっていらしたからあるそうです。

興臨院の多羅葉樹

 北側には多羅葉樹があります。これは葉書の語源になったとされる木で、郵便局の木とも呼ばれます。葉を木の枝でひっかいて字を書いたそうです。見本が飾ってあります。

興臨院の床興臨院の床

 これは床板の穴を塞いだ後ですが、お椀ときのこの埋めものがしてあります。他の場所でも見かけますので、探してみたら面白いでしょう。

茶室(涵虚亭 かんきょてい)

興臨院の涵虚亭

 蘇東坡の詩、涵虚亭(庵の周囲には何もないので、庵そのものが楽しめる、というような意の詩)にちなんで名づけられました。古田織部好みの四畳台目に隅板を加えたものです。床の間は袖壁が出ているために洞のように見えることから洞床(ほらどこ)と呼ばれています。写真撮影は禁止されているため、内部の写真はお見せ出来ません。申しわけございません。この茶室は隅板付四畳台目茶室とよばれ、全部で三種類の天井があります。

興臨院の関守石

 これは貴人口(公家などの地位が高い人が利用する茶室の出入口)においてある関守石とよばれる石です。関守石とは、「ここから先へはいけません」という意味を表わす石です。ここでは何人も貴人口からではなく、躙り口(にじりぐち。茶室にある腰を低くしないと出入りできない)から入って下さいという意味です。

興臨院の蹲

 涵虚亭へは本堂から渡り廊下を経由していけますが、この途中の蹲にはいつも花が活けてあります。これは和尚さんの奥様が活けてらっしゃるそうです。

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降臨院のつつじと青もみじ

 春の特別公開ではつつじと青もみじをみることが出来ます。

興臨院の唐門

 まずは唐門前から。手前に見えるのは最初から赤いもみじです。その奥に青もみじがみえますね。

興臨院の唐門

 花頭門の先には庭園のつつじが見えます。

興臨院の青もみじ

 これは今年の4月16日に撮影したものです。赤く見えるのがもみじの花です。

興臨院のつつじ興臨院のつつじ

 庭園はこうなっています。そこかしこに咲いているというのではなく、あくまで庭園の一部として咲いています。

興臨院のつつじ興臨院のつつじ

 興臨院の庭園は何時間見ていても飽きません。私もよく枯山水庭園に行きますが、ここは三本の指に入ります。殊に、いっぱいいっぱいになった、と申しましょうか、肉体的精神的に疲れ果てた時には本当に助かります。冒頭でも申し上げましたが、この時期、新しい年度の始まりに伴う環境の変化や、季節の変わり目で心身共に調子が狂いやすい時期です。是非ここを訪れて下さい。病は気から、ともうしますが、実感して頂けけるものと確信します。

興臨院の青もみじ興臨院の青もみじ

 方丈北側の青もみじです。新緑の季節なので、もみじや苔が綺麗です。

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興臨院の紅葉

 せっかくなので、興臨院の紅葉もご紹介します。京都市内で紅葉の名所は数多くありますが、ここが一番綺麗です。

興臨院の紅葉2016興臨院の紅葉2016

興臨院の紅葉興臨院の紅葉 興臨院の紅葉

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興臨院の基本情報

名称 興臨院

住所 〒603-8231 京都府京都市北区紫野大徳寺町80

電話 075-491-7636

ウェブサイト なし 詳細は京都春秋ホームページ

拝観期間 通常非公開

春の特別公開期間 2017年3月18日(土)~6月11日(日)

拝観時間 10:00~16:30(最終受付)

拝観料 大人 600円 中高校生 400円 小学生 300円

所要時間 1時間~

近隣の主な観光地 大徳寺、総見院、黄梅院、金閣寺など

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興臨院へのアクセス

JR京都駅から興臨院へのアクセス

京都市営地下鉄烏丸線京都駅から北大路・国際会館方面行きに乗車。北大路駅で下車し、北大路バスターミナルから市バス204205206101102系統に乗り大徳寺前バス停で下車。

206系統が一番本数が多く便利です。北大路バスターミナルGのりば発です。

京阪から興臨院へのアクセス

三条駅で下車し、三条京阪前バス停から市バス12系統に乗車し、大徳寺前バス停で下車。

阪急から興臨院へのアクセス

烏丸駅で下車し、京都市営地下鉄烏丸線四条駅から北大路・国際会館方面行きに乗車。北大路駅で下車し、北大路バスターミナルから市バス204205206101102系統に乗り大徳寺前バス停で下車。

206系統が一番本数が多く便利です。北大路バスターミナルGのりば発です。

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予告編

天龍寺のツツジ

 次回は天龍寺のつつじについてご紹介します。本日も最後までご覧いただきありがとうございました。

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