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葵祭2024/令和6年総合ガイド:斎王代と行列ルート、日程、有料観覧席を徹底解説

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路頭の儀 勅使代列

ビデオをつくりましたので、ご覧ください。日本語版をご覧になりたい方はページ先頭のビデオをご覧ください。8:30くらいから行列の解説が始まります。

肝入

乗尻

写真の中心部、白い狩衣を着た人です。行列を先導します。

乗尻

葵祭2016

先ほどご紹介しました、5月5日に行われた賀茂競馬の騎手です。

検非違使志(けびいしさかん)

検非違使志

洛中(平安時代の京都の範囲)の警察、司法行政を担当する官職で、行列の警備にあたります。

検非違使尉(けびいしのじょう)

検非違使尉

検非違使志の上役に当たります。警備の最高責任者です。あっさり解説していますが、平安時代はかなりの権力を有していました。

賀茂祭の折、花山法皇一行が参議(太政官という朝廷の最高機関の官職)に乱暴を働いたところ、これを聞きつけた藤原道長がこの事件を一条天皇の耳に入れると、一条天皇は犯人を捕らえることを許可しました。法皇一行は法皇御所に逃げ込みますが、検非違使はこれを包囲し、法皇はおそれをなし、犯人をさしだしました。検非違使の権力を示すエピソードです。

ただし、法皇の従者はそれまで法皇の威光を傘にさんざん悪事を働いていて、検非違使庁への出頭命令も無視するなどしていたため、一条天皇の堪忍袋の緒が切れたという側面もあります。

山城使(やましろのつかい)

山城使

洛外の警備を担当します。現在の京都府(副)知事に相当します。賀茂社(上賀茂神社と下鴨神社)は洛外にあるため、行粧に随行し、警備を担当します。

御幣櫃(ごへいびつ)

葵祭 御幣櫃

賀茂両社に収める御幣物(ごへいもつ。天皇陛下から献上されるもの。ここでは木綿や麻などの布)が収められています。(下賀茂神社に二櫃、上賀茂神社に二櫃)

葵祭の御幣物

実物は下鴨神社の大炊殿にあります。

内蔵寮史生(くらのりょうのししょう)

内蔵寮史生

御幣物の守護の責任者です。

御馬(おうま/みうま)

葵祭 御馬

賀茂社に献上される馬です。

近衛使代(勅使)の牛車

近衛使代の牛車

葵祭の行列には牛車が2台登場します。その内の一台がこの近衛使代の牛車です。正式名称は「唐庇網代杏葉車(からびさしのあじろぎょうようしゃ)」といいます。上皇・摂関・勅使用の大型の牛車です。葵祭の時だけ、梅などの造花で飾られます。橙色の服を着ているお子さんたちは、牛童(うしわらわ)といいます。御所を出発するときは元気いっぱいですが、上賀茂神社に着くころには憔悴しきっていてすこし可哀そうになってきます。

勅使代は馬に乗って移動するので、本来は牛車は必要ありませんが、行列を盛り上げるために登場します。

葵祭・替牛

すぐ後ろには替牛という予備のウシさんが続きます。

舞人(まいうど)

舞人

「東遊」を舞う武官です

陪従(べいじゅう)

陪従

雅楽を演奏する武官です。

近衛使代(勅使)

葵祭・近衛使代

行列の中で最も位の高い人です。先ほど申し上げましたように、葵祭は勅祭ですので、天王陛下の使いの近衛使(代)が主役となります。「代」とあるように、実際の勅使の方ではありません。四位近衛中将が務めるので、近衛使とも呼ばれます。勅使代が乗っている馬は飾馬と言います。お面のようなものをつけています。

内蔵使(くらづかい)

内蔵使

賀茂社で奏上される天皇陛下の御祭文を運ぶ役人です。胸から覗く袋の中に、御祭文が入っています。

風流傘(ふりゅうがさ)

風流傘風流傘

行列を華やかにするために随行します。

七里ヶ浜親方
七里ヶ浜親方

次は斎王代列の解説だ。



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