こんにちは。しばらく更新が滞っておりまして、ご迷惑お掛けしました。今日は先日行われました、神幸祭の様子をレポートします。
神幸祭 久世駒形稚児
久世駒形稚児とは?
久世駒形稚児とは長刀鉾稚児・久世駒形稚児社参の回でご紹介しました、綾戸國中神社からやって来はるお稚児さんです。ご神体を携えているので、神様そのものとして扱われます。
祇園祭概観で申し上げましたように、神輿渡御は祇園祭の核心ともいうべきものです。この神輿渡御に先立ち、八坂神社で清々講社(簡単に申しますと、八坂神社のお祭りのために寄付を集めるための団体)と宮本組(簡単に申しますと、祇園祭の神事を担当する団体)と今回御紹介いたします、久世駒形稚児が八坂神社に会し、神幸祭が行われます。
午後4時 久世駒形稚児社参
午後4時頃、久世駒形稚児が南楼門より八坂神社境内に入ってきました。神様そのものなので、境内でも下馬すことはありません。
胸に抱いている幣束でくるまれた木製の馬の顔が綾戸國中神社のご神体です。
乗馬したまま舞殿の周りを3周します。ここから先はビデオでどうぞ。
この後、拝殿で神事が行われます。
神輿渡御の準備
この間、神輿渡御の準備が行われます。
久世駒形稚児出発
祭祀が終わるとお稚児さんがでてきます。神様なので、地面に足をつけることはありません。頭に手ぬぐいを巻いている人が担いで馬の上まで運びます。
この後、南楼門から出て、神輿(中御座)を先導します。
今回はここまにさせて頂き、次回は神輿渡御をレポートします。