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祇園祭2017年の後祭宵山の日程やみどころ、前祭との違いなどのおすすめ情報!

 本投稿は2017年の祇園祭の後祭の宵山のみどころにつき記載しています。屏風まつりの由来、会所飾りの様子、御朱印と粽などの授与品の一覧、交通規制・屋台の有無などにつきご紹介いたします。尚、本投稿は今後、加筆・修正される可能性がありますのでご留意ください。

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祇園祭2017 宵山対策

 宵山には前祭の宵山と、後祭の宵山があります。両者は名前こそ同じですが、全く趣を異にします。故にお好みによってどちらに行くかを決められたらよいかと思います。今回は以下に大まかな特徴をあげた後、後祭についてご紹介します。尚、本ページの情報は昨年の情報に基づいています。今年は変更があるかもしれませんので十分にご留意ください。

 祇園祭の全日程については、こちらの総論をご覧ください。

前祭 宵山 14~16日

 人出が多く、賑やかです。屋台がたくさんでます。当日は歩行者に対して交通規制がしかれます。14、15、16日と進むにつれて混雑が増します。祇園祭の中でも山鉾巡行と並んで人気の行事です。京都周辺の人にとっては東京でいうクリスマスのような盛り上がりです。

後祭 宵山 21~23日

 前祭とは異なり、人出はそれほど多くはありません。ただし、日本三大祭の一つの祇園祭の宵山ですので、それなりに人はいますが、静かに刻々と進んでいきます。歩行者の交通規制は、昨年はありませんでした。屋台の出店もありませんでした。今年も特段の事情なき限り、同様となります。ただし、例年同様、京都芸術センターでエコ屋台村があります。

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祇園祭2017 後祭 鉾・山建て

解体中の北観音山

 宵山といえば、駒形提灯がついた鉾や山が思い浮かぶかと思います。この鉾や山の組み立て(山鉾建て)が宵山に先立って行われます。(写真は最初のものが鶏鉾、次が月鉾)この山鉾建ては山や鉾が組み立てられる様子が間近でみられます。山鉾は釘などは一切使わず、「縄絡み」という技法で荒縄だけで組んでいきます。また、山鉾の部品や縣装品の一部もみることができます。いわば宵山の前提のようなものなので、ここでご紹介します。

鶏鉾の部品鶏鉾の部品

 写真は鶏鉾の部品ですが、各部品には方角が記載されていて、部品そのものが設計図になっています。

鶏鉾の倉庫

 各部品はこのように倉庫(鶏鉾の会所の近く)若しくは円山公園内にある倉庫に保管されています。

鶏鉾の鉾建て鶏鉾の鉾建て

 実際の組立の様子です。

長刀鉾の荒縄

 これは長刀鉾の荒縄です。後ろのバスの車輪と比較すれば太さがお分かりいただけるかと思います。

 また、鉾・山建てが始まると、授与品の授与が行われたり、御朱印がもらえたりします。特に、人気の山鉾の授与品は早めに入手しないとなくなってしまうので、この時期に入手しておいた方がよいかと思います。ただし、授与品の授与は各山鉾により、区々で、宵山までは授与されないところもあります。また昨年はいくつかの山鉾で授与がされていましたが、今年はどうなるか、保証の限りではありません。これらの点にじゅうぶんにご留意ください。

各鉾建ての日程

 開始時刻は各鉾により区々です。おおむね8時~くらいからとお考え下さい。

鉾山建て 7月18日

 神輿渡御の翌日から、後祭の鉾山立が始まります。日程は以下の通りです。

18日

四条町大船鉾

19日

北観音山、南観音山、鯉山

20日

役行者山、鈴鹿山、黒主山、浄妙山

21日

八幡山、橋弁慶山

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祇園祭2017 後祭宵山 みどころ

後祭 7月21日~23日

歩行者天国と各種交通規制

 後祭には歩行者天国、出店、歩行者の交通規制はありません。

宵山の開始時刻

日没時間

 宵山の開始時刻ですが、厳密に決まっているわけではなく、「夕刻」から始まります。夕方くらいから始まるという意味です。宵山の時期の日没時間は19時10分くらいです。この記事を書いている6月10日とほぼ同じくらいです。写真は6月9日の夕方に平安神宮の前で撮影してきたものです。おすすめは18時半くらいでしょうか。少しずつ空の色が変わっていく様子を楽しんでいただけたらと思います。

四条通りの夕暮れ宵宮祭/Yaaska shrine at dusk

 ちなみに、前祭と後祭の日没時間はほぼおなじですが、空の色は異なります。後祭の時の方が赤みがかっていて、空気にも夏の終わりが感じられます。上の写真は最初のものが7月の3日、後のものが23日に撮影したものです。違いがお分かりかと思います。

前祭との違い

祇園祭 後祭祇園祭2016 後祭祇園祭2016 後祭

 前祭の宵山と異なり、露店が一切でません。静かな宵山です。派手さは全くありませんが、本来の祇園祭といった風情です。歩行者の交通規制もありません。

後祭の宵山 おすすめ1 屏風祭

屏風祭屏風祭

祇園祭2016 後祭祇園祭2016 後祭

祇園祭2016 後祭

 

 後祭のおすすめも夜になりますが、こちらは前祭と異なり、夕刻からがおすすめです。山鉾町の旧家や商家では家宝の屏風や書画などを展示します。これが宵山が別名「屏風祭」と呼ばれる所以ですが、後祭の場合、人出が少ないのでゆっくり鑑賞することができます。年によって違う家で開催されます。今年の情報が入り次第本ページでお伝えします。

以下が2017年の情報です。

大日家 青の宇宙人マーク 21~23日 10:00~22:00

紫織庵 紫の宇宙人マーク 22、23日 10:00~21:00

藤井絞株式会社 茶色の宇宙人マーク 20~24日 

山本仁商店 赤の宇宙人マーク 21~23日 13:00~21:00

吉田家 緑の宇宙人マーク 20~23日

後祭の宵山 おすすめ2 会所

 後祭に関しては、ゆっくり見学できますので、特におすすめの会所を個別にご紹介します。

鯉山

鯉山駒形提灯祇園祭2016 後祭

 黄河上流にあるといわれる、竜門を登り切った鯉は龍になるという中国の言い伝えに基づく、鯉が御神体になっています。この故事がよくご存じの登龍門の語源です。このことから立身出世のご利益があるといわれます。

 この御神体は左甚五郎作と伝えられ、水しぶきも彫刻されていて迫力があります。

  鯉山で一番のみどころと言えば、やはり胴懸です。これはもともと一枚のタペストリーだったものを9枚にノミで分断したものです。

 もともとは伊達政宗の使節団がローマ法王に謁見した際に贈られたものを、買い受けたものだと伝えられます。

 このタペストリーは1575年から1620年の間に現在のベルギーの首都、ブリュッセルで製造されたもの5枚の連作の一枚です。残りの3枚はそれぞれ、大津の大津祭と祇園祭の懸装品、長浜曳山祭の懸装品、金沢前田育徳会という加賀前田家の所蔵品を管理する団体、に現存しています。最後の一枚は東京の芝にある増上寺が所蔵していましたが、明治時代に焼失しています。

 このタペストリーはホメロスの叙事詩、『イーリアス』に取材しています。祇園祭とはぜんぜん関係ありませんが、鯉山を飾っています。なぜかと申しますと、単に「(購入当時に)めずらしいから」だと思います。

 山鉾には総論で申し上げましたように、悪霊を集めるという役目と同時に、入洛してきた神様を楽しませるという役割もあります。このため、各山鉾は綺麗にかざりたてられているわけです。

 昔から、我々日本人は役に立ちそう、面白そう、と思ったことは積極的に取り入れて発展させしまいます。論理的な整合性や理論は二の次(勿論、すべての面でそういうわけではありません。)で、事実が先行します。これは我が国の特徴の一つかと思います。鯉山を見ているとこの特徴がよくあらわされているな、と毎年思います。

八幡山

八幡山祇園祭2016 後祭祇園祭2016 後祭

八幡山

八幡山

 山の上に八幡山を勧進しています。御神体は応神天皇で、お社の中には騎馬像が安置されています。

八幡山

 鳥居の上にとまる鳩は左甚五郎作と伝えられています。右がレプリカです。

八幡山

 実際の巡行ではレプリカが使用されています。

八幡山の懸装品

 これらの彫金は江戸時代のもので、左甚五郎の鳩とならぶ見どころです。

この屏風絵は、海北友雪(かいほうゆうせつ)作の「祇園祭礼図屏風」という作品で、デジタル復元されたものです。この屏風には浄妙山が確認できますので、恐らく後祭の様子を描いたものと思われます。祇園祭の屏風絵は多々ありますが、ほとんどのものは前祭を描いたもので、後祭のものはあまり多くありません。この点から貴重なものだと思うのですが、みなさんあまり気に留めていらっしゃらないようすでしたので、ご紹介します。

黒主山

祇園祭2016 後祭祇園祭2016 後祭大友黒主

 歌人の大友黒主が御神体です。大友黒主は六歌仙の一人で、小野小町と宮中の歌合せで競ったことで有名です。

祇園祭2016 後祭祇園祭2016 後祭

祇園祭2016 後祭

 黒主山は前縣(上の龍)などの縣装品がとても鮮やかです。

祇園祭2016 後祭

 これは黒主山の粽ですが、この桜の造花は前年に山を飾ったものを利用しています。

 黒主山では会所で解説が行われます。このお話が面白いので、是非行かれることをお勧めします。また、黒を基調とした各種授与品もおすすめです。Tシャツがかっこいいです。他にも食べる粽も授与されています。

後祭 宵山のみどころ3 祇園囃子

 ビデオは大船鉾のものです。

後祭 宵山のみどころ4 鉾にのせてもらう

船鉾に乗るところ

 宵山期間中は鉾に乗せてもらえます。拝観券と購入すると、粽やその他の授与品をいただける鉾もあります。近年は女性が登れる鉾も増えてきました。

後祭 宵山のみどころ5 授与品

船鉾

 宵山(前述のように一部の山鉾では鉾建ての日から)では、各山鉾では粽、手ぬぐいなどの授与品を入手することができます。おおよそ1000円~です。

後祭 宵山のみどころ6 御朱印

山伏山の御朱印四条傘鉾の御朱印函谷鉾の御朱印

 宵山では期間限定の御朱印が授与されます。原則的にスタンプですが、山伏山の御朱印(最初のもの)は手書きしたもらえます。(毎年かどうかはわかりません)。四条傘鉾のもの(二枚目)はいろいと張り付けてもらえます。函谷鉾のもの(三枚目)がスタンダードなスタンプのみのものです。

祇園祭の御朱印帖祇園祭の御朱印帖

 専用の御朱印帖もあります。各山鉾や市内の書店で購入できます。宵山が始まる夕刻からは混雑しますので、なるべく昼間の内に集めておくことが肝要かと思います。ちなみに、私は宵山が前後に分かれる前に一日ですべての御朱印を集めました。現在は二回に分かれていますので、余裕をもって集められると思います。

長刀鉾の御朱印

 社員をご覧いただければお分かりかと思いますが、各ページの右上に山鉾の名前が記載されています。このように各山鉾のページが決まっているので、もらい逃すことはありません。

後祭 宵山のみどころ7 人がいなくなった後の山鉾

祇園祭2016 後祭

 これは一番のおすすめです。9時半~10時過ぎくらいになると人が一気に減ります。(おそらく電車の都合)この時間帯、駒形提灯が消灯されるまで(おおよそ10時くらい)~消灯後の駒形提灯をみるのがおすすめです。

 特にお勧めなのが、北・南観音山のある、新町通りです。ここは街灯の色が綺麗なので、山が綺麗に映えるのでおすすめです。

 こちらは前祭の油天神山のビデオですが、とてもきれいなので、ご紹介します。

後祭 宵山のみどころ8 お買い物

西陣織西陣織

 新町通(上の地図の緑色の線)には和装小物のお店がありますが、祇園祭中はセールを実施しています。写真は帯の端切れです。テーブルセンターなどに利用しています。値札は3,980円ですが、確か半額以下で購入した記憶があります。

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前祭宵山 各山鉾の授与品と御朱印

 以下に、前祭の各山鉾の授与品と御朱印の一覧を記載します。授与品は2016年のもので、資料があるものだけ記載しています。今年のものは資料が入手出来次第、本ページに追記します。御朱印は今年も同じものと思われます。

後祭

鷹山の解説 授与品と御朱印

鷹山鷹山の御朱印

 鷹山は現在休山になっていますが、かつては屋根付きの大型の曳山でした。巡行時の大雨で大破した後、蛤御門の変の大火で焼失してしまいました。現在は宵々山、宵山の間だけ、メガネ屋さんにご神体とわんこが展示されています。御神体は左から鷹匠、樽負い、犬遣いといいます。樽負いは蟷螂山のカマキリ同様、からくりになっていて、粽を持つ手が口元まで動いたようです。保存会の方々が復興に向けて、熱心に活動されています。

鷹山のわんこ

 昨晩(21日)潜入捜査をしてまいりましたところ、御神体の展示はまだですが、授与品の授与は始まっていました。今年は粽(厄除け粽と食べられる粽)があります。他にもトートバッグや鷹山の浴衣を着たテディベアなどがあります。手ぬぐいも3種類あります。一番のおすすめは写真のわんこのおみくじと根付(各500円)です。お囃子の演奏がありましたので、ビデオでご覧ください。

北観音山の解説 授与品と御朱印

北観音山

北観音山の授与品2017北観音山

 楊柳観音像と韋駄天像を安置します。天水引きは隔年で観音唐草と雲龍図を使用しています。昨年は観音唐草でしたので、今年は雲龍図です。

南観音山の解説 授与品と御朱印

南観音山

南観音山の授与品2017南観音山の御朱印

 こちらも楊柳観音像を安置します。四隅に木彫薬玉がついています。

橋弁慶山の解説 授与品と御朱印

橋弁慶山

橋弁慶山の御朱印

 弁慶と牛若丸が五条大橋(現在の松原橋)の上で戦う様子を表しています。

役行者山の解説 授与品と御朱印

役行者山

役行者山の授与品2017役行者山の御朱印

 役行者が一言主神を使って、葛城と大峰に橋を架けた故事に由来します。

鯉山の解説 授与品と御朱印

鯉山祇園祭2016 後祭祇園祭2016 後祭

祇園祭2016 後祭

鯉山の授与品2017鯉山の御朱印

 登竜門を登る鯉の様子をあらわしています。木彫りの鯉は左甚五郎作と伝えられます。胴懸けのタペストリーはトロイヤ戦争を題材にした『イーリアス』の場面です。あまりの厚さに、ノミで裁断したそうです。

八幡山の解説 授与品と御朱印

八幡山

八幡山の授与品2017八幡山の御朱印

 町内に祀られている八幡宮を勧進したものです。

鈴鹿山の解説 授与品と御朱印

鈴鹿山

鈴鹿山の授与品2017鈴鹿山の御朱印

 鈴鹿山で鬼退治をした鈴鹿権現(瀬織津姫)の姿を表しています。絵馬は盗難除けのお守りになります。

黒主山の解説 授与品と御朱印

黒主山

黒主山の授与品2017黒主山の御朱印

 大伴黒主が桜の花を眺めている様子を表します。造花の桜は戸口に挿すと悪事除けになります。

浄妙山の解説 授与品と御朱印

浄妙山

浄妙山の授与品2017浄妙山の御朱印

宇治川の合戦で僧兵の浄妙が一番乗りしようとしたところ、一来法師がその上を飛び越えたという、平家物語の一場面です。

大船鉾の解説 授与品と御朱印

大船鉾祇園祭2016 後祭祇園祭2016 後祭

大船鉾の授与品2017大船鉾のご朱印

 前祭の船鉾は神功皇后の出陣の時の様子ですが、こちらは凱旋の様子です。御神体の神面は宮中での出産の折、安産の守りとして度々貸し出されました。平成26年に150年ぶりに復活しました。今年は塗装を施すため、船頭に龍はつけないと聞いた記憶があります。(昨年の話なので曖昧故、断定はできません。悪しからず。)

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山鉾の区別

鉾 6基

鶏鉾

これは鶏鉾です。典型的な鉾です。櫓(胴体のこと)に真木(しんぎ)があり、その上に鉾頭がついています。屋根があり、車輪がついていて、人が引いています。真木の有無により、(形が似ている)曳山(ひきやま)と区別されます。

傘鉾 2基

四条傘鉾綾傘鉾

 四条傘鉾(一基だけの写真)と綾傘鉾(二基の写真)の二つしかありません。山鉾の原型と言われています。

山 

曳山(ひきやま)3基

北観音山

 これは北観音山です。(人が引いています。鉾とほとんど同じ形ですが、屋根の上に立っているのは真木ではなく「真松」です。曳山と鉾はここで区別します。曳山は北観音山、南観音山、そして岩戸山の3基しかありません。

舁山(かきやま)17基

黒主山

 こちらは黒主山です。人が担いでいます。輿が大きくなったようなものの上に御神体が乗っています。鉾の真木と異なり、山なので真松が乗っていますが、太子山のみ真杉が乗っています。

屋台 5基

大船鉾

 山胴に真木、若しくは真松がありません。船鉾、蟷螂山、大船鉾、橋弁慶山、浄妙山のみです。

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2017祇園祭 後祭宵山 アクセス

 宵山当日などは混雑しますので、鉄道の利用を推奨します。市バスはルート変更などがおこなわれますので、宵山当日の利用は推奨しません。上の地図のあずき色の枠が前祭の山鉾町、紫色で塗りつぶしてある部分が後祭の山鉾町です。

 利用できる鉄道は、阪急烏丸駅京都市営地下鉄四条駅京阪四条河原町駅です。

 尚、当日は交通規制が敷かれること、駐車場の数が少ないことから自動車の利用は推奨しません。日中に駐車しても、夜帰ろうとしても上記の理由により、駐車場から出られないなどのトラブルも想定されますので、十分にご留意ください。

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予告編

 次回は祇園祭に先立ち、八坂神社の茅の輪くぐりをご紹介します。祇園祭の全日程をご覧になりたい方はこちらの総論から、先祭の宵山の様子はこちらからどうぞ。本日も最後までご覧頂き、ありがとうございました。

 

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