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御陰祭 2016

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御蔭祭 2016

 京の5月といえば、葵祭が有名ですが、これに先立ち、御蔭祭(みかげまつり)下鴨神社で行われます。
ご存じの方は少ないかもしれません。今回はこの御蔭祭をレポートします。

御蔭祭とは?

  御霊祭は、葵祭が行われる5月15日(旧暦4月酉の日)に先立つ、12日(旧暦牛の日)に行われます。新たに生まれた下鴨神社の御祭神の荒御魂(あらみたま)を比叡山山麓の御蔭神社からお連れする神事です。その歴史は古く、社史によれば紀元前581年ころにさかのぼり、これが発展して葵祭になったそうです(平成28年葵祭パンフレットより)。葵祭は朝廷の祭という側面が強いお祭ですが、御蔭祭は、賀茂氏のお祭という側面が強いお祭です。荒御魂は下賀茂神社帰還ご、和御霊(にぎみたま)と一つになり、葵祭の日を迎えます。
 行粧(ぎょうそう。神職や氏子の方々からなる我が国最古の神幸行列)は下賀茂神社を出発し、御蔭神社で生まれ変わった荒御魂をお迎えし、赤の宮神社、宝ヶ池を経由し、下鴨神社に一日かけて戻ってきます。それでは時間を追いながら、具体的に見ていきましょう。

みどころ

 三日後の葵祭に向けて、再生された荒御魂を迎える重要な神事です。御蔭神社では、荒御魂が生まれ変わる瞬間に立ち会えます。葵祭に備え、是非参加なさってください。また、あまり知られていないので、混雑していません。日本最古の神幸行列を間近で見ることができます。

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さあ、未知の世界へ、レッツラゴー

午前9時00分 下鴨神社

 9時になりますと、勧盃の儀という儀式が行われます。簡単に申しますと、神職の方が盃をいただき、参列者全員をお清めして、御蔭神社に向けて出発する行事です。

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 この後、我々一般観光客も遠方からですがお清めしていただけます。これが済むと、いよいよ出発です。行粧は順次、糺の森(ただすのもり。下鴨神社の南方に広がる鎮守の森)に向かいます。

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 トラックに積んである天蓋のようなものに、御神櫃を収めます。なぜトラックかというと、行粧はこの後、糺の森からマイクロバスで御蔭神社まで移動するからです。

 この時点で、時刻は午前9時45分くらいです。一路、出町柳駅を目指します。電車の時間は10時07分。ここら駅までは徒歩で約10分です。

 

10時07分 叡電 出町柳駅

 出町柳駅からは、叡山本線と鞍馬線の二本がでています。叡山本線に乗り、終点の八瀬比叡山口をめざします。料金は、おとな260円、こども130円。所要時間は14分。10時07分発10時21着です(2016年5月現在)。

 これを逃すと次の電車は10時27分発10時41着です。これでも御蔭山の儀にぎりぎり間に合いますが、余裕をみて07分発がよいでしょう。

10時21分 八瀬比叡山口 到着

 ここから御蔭神社までは歩いて約20分くらいです。緑色の線から山道になります。山道ですが、平坦で気持ちよく歩けます。

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赤い吹き出しのところにある看板。

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青い吹き出しのところにある標識。

11時00分 御蔭山の儀

 幕の中へ入れるのは神職の方のみ。一般人は中に入るのはおろか、垣間見すら許されません。我々は祝詞を外で聞きながら低頭します。これが終わると、我々も、幕の向こう側の二つの本殿にお参りできます。写真撮影は禁止されています。お社が二つあり、下鴨神社の大炊殿でみたような神饌が捧げられていました。お参りが終わると、お神酒をいただけます。このお神酒はふつうの日本酒とは違って、フルーティーな味がします(なんという種類なのかはわかりません。伏見稲荷で大山祭で頂いたものと同じ味がしました。)。

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 神職の方が出てきました。

12時00分 御生神事(みあれしんじ)

 いよいよ最初のクライマックス、御生神事です。お生まれになった荒御魂を御生木(みあれぎ)に導き、御神櫃(ごしんぴつ)に移します。

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 雅楽が奉納されます。荒御魂誕生の瞬間です。ここでも青もみじと一緒にご堪能ください。

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 中央の方がもっていらっしゃる白い箱が御神櫃です。

 行粧は下山し、赤の宮神社を目指します。

12時30分 八瀬比叡山口駅

 12時30分発の出町柳行に乗ります。これを逃すと、路次祭に間に合いません。料金は、おとな260円、こども130円。所要時間は7分。

12時37分 一乗寺駅着

 ホームを降りたら、右に進みます。ここから赤の宮神社までは徒歩約10分です。

13時00分 路次祭

 赤の宮神社(正式名称は賀茂波爾[かもはに]神社といいますが、検索などは赤の宮神社でした方がよいでしょう)に向かいます。御神櫃を収めた天蓋のようなものを積んだトラックとともに行粧が到着します。

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 神事が行われたのち、舞楽、「環城楽(げんじょうらく)」が奉納されます。他のお祭りでもよく奉納されますね。私は蛇をみてびっくりするところと蛇をもって喜んでいるところがが好きです。

 これが終わるのが14時ころです。行粧はこの後宝ヶ池に向かいますが、下鴨神社での撮影場所確保のため、下鴨神社に戻ります。この後、下鴨神社で神社の方が話されていた内容を総合しますと、行粧は下鴨本通りを南下して、糺の森に入ってくるようです。

14時24分 一乗寺駅

 出町柳駅までは6分。運賃はおとな210円、こども110円です。

14時30分 出町柳駅

 切芝神事は16時00分開始予定。この間に遅い昼ごはんをとります。時間に余裕を持つため、出町柳駅周辺で済ませるのがよいでしょう。

16時00分 下鴨神社 切芝前

 予定では行粧はこの時間につくはずですが、時間がかかるようです。神社の方によると馬は人間のように時間通りに進むわけではないから厳密に時間通りにならないとのことです。待っている間、この方のお話しを聞きます(マイクでお話しされています)。式年遷宮とともに、行粧の範囲ひろがったことなどを伺います。行粧は宝ヶ池を出発します。随分遠くからくるな、と不思議に思っていたんですが、その昔、ご神体を松ヶ崎の方に避難させ、仮のお社を設けたことがあるそうで、その関係で松ヶ崎の方面ともご縁があるんだそうです。ヒヒーン

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 風雲急を告げるがごとく、馬車が入ってきました。馬たちも興奮気味です。馬車は行粧の先頭です。総勢約250人が糺の森に続々と入ってきます。

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 背中に御神櫃のせた神馬がやってきました。空気が一変します。木々の香りのする空気が体に染み渡ります。

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 幕の向こうに体躯を忍ばせ、こちらを伺います。大役のせいでしょうか、どことなく落ち着かない様子。

16時45分頃 切芝神事

 ついに本日最大のクライマックス、切芝神事の始まりです。

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 神職の方が前に出ます。神馬も先ほどとはうって変わって神妙な面持ち。

 御神櫃を背負った神馬の前で、東游(あずまあそび)という舞楽が奉納されます。これは、荒御魂を載せた神馬に舞楽を見せることで荒御魂にも見て頂いたこととするためです。ここからはビデオでご覧ください。

 東遊の奉納が終わると、童子に杖が渡されます。文字どおり、バトンタッチです。その後、雅楽が奉納された後、再び隊列を組みなおし、下鴨神社本殿に向かいます。

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 古の衣装に身を包んだ神幸行列が楼門まで続きます。圧巻の光景です。

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 続々と本殿前に向かいます。

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 神馬が荒御魂と共に本殿に入ります。いよいよ大詰めです。この後、門は閉じられます。

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 役目を終えた。神馬が出てきました。この後、再び門が閉じられ、本宮の儀が執り行われます。こちらは完全非公開です。荒御魂は和御霊(にぎみたま)と一つとなり、葵祭を迎えます。本殿から幽かに聞こえる雅楽調べのなか、帰路につきます。

 

 

 

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