鴨川でシカを目撃
こんにちは。ゴールデンウィークも今日でおわりです。お仕事だった方、お疲れ様でした。お休みだった方、良い思い出が出来ましたか?今回はヤギ探検隊の足跡を追ってみたいと思います。
そうだ、鴨川いこう。
5月にもなりますと、京都市内は気温がぐんぐん上がってまいりまして、昼間は初夏の陽気です。東京と比べると夏が少し早く来たような感じです。
この日は、大田神社に向かっていたのですが、少し眠かったので、鴨川で昼寝でもしようかと思い、丸太町から鴨川の河川敷に入りました。すると私の予想だにしなかった生物が二頭、忽然とその姿を現したのです。
ご覧のとおり、二頭のシカがいました。草を食べていました。この後、人が集まってきて驚いたのか、おなか一杯で眠くなったのかはわかりませんが、草むらに横になって、見えなくなってしまいました。
どっから来はったん?
上の地図をご覧ください。発見場所は赤い吹き出しの場所です。ご覧のとおり、比較的街中です。
京都は三方を山に囲まれているので、野生動物がよく出現します。例えば青い丸の辺りではシカやイノシシが現れるので、柵がめぐらせてあったりします。ただ、この辺りから鴨川まで行くには幹線道路を通るか人家の間を通らなければならないので、恐らくは夜か朝のうちに、川沿いに下がって来たんでしょうか。そう考えると、少なくとも、オレンジの星、または青い星の辺りから来たんでしょうか。
それとも二頭で一緒にいるところをよく目撃されているので、もしかしたら、鴨川に住んでいるでしょうか。人を見慣れているようで警戒心もあまりないようです。
無事に山に帰らはったんやろか?
この後、カキツバタを見に大田神社へ行ったんですが、昨年はカキツバタをシカが食べてしまったとかで、シカよけロープが張られていました。清水寺や高台寺の周辺でもサルが出没するので、よく注意が出されています。これはご覧になったことがある方も多いかと思います。
以前、鎌倉に行った時、山の中まで宅地になっていて驚いたことがあります。京都も首都であり続けたら、こんな風に開発されて、東山も宅地だらけになってたんかな、なんてモノレールに乗って鎌倉山を見ながら考えてたことを覚えてます。その後、京都に帰って来て、バスから降りしなに山の、というか、恐らくは木々の香りに包まれながら、「あー、帰って来た」と思って安心したことを覚えてます。家に帰って来た安堵と自然が残っていてよかった、という安堵なんですが、それでもシカは丸太町までおりてこなあかん常況なんやな、と改めて昨日考えました。