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源光庵は2022年4月1日より公開再開:迷いの窓、悟りの窓、紅葉、血天井などのみどころ

本堂前

源光庵の紅葉源光庵の紅葉

本堂前には立派な紅葉があります。これだけでも見る価値があります。迫力があり、かつ、綺麗です。

紅葉の時期

他の市内の名所は概ね11月半ばが見ごろになることが多いのですが、源光庵の紅葉もほぼ同時期に見頃を迎えます。金閣寺や永観堂などの観光地と一緒に楽しむことが出来ます。

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源光庵その他のみどころ

血天井

本堂の天井は所謂「血天井」です。これは関ヶ原の戦いの前哨戦たる、伏見城の戦いで徳川家の重臣、鳥居元忠率いる東軍が無念の最期を迎えた伏見城の床板を天井にしたものです。8月から9月までの一か月間、放置されていたので、当時の痕跡が生々しく残ります。他にも付近の養源院や大原の宝泉院などにも祀られています。これは見世物ではなく、供養のために行われているものです。当ブログの読者様にはそのような方はおられないかとは存じますが、呉々も写真などお撮りになりませぬよう。合掌。

稚児井戸

源光庵を創建した徹翁義亨という僧侶が飲み水がなくて困っていた時に童子がそのありかを教えた井戸で爾来、枯れたことがないと伝えられます。

魚版

源光庵の魚板

中が空洞のものは魚鼓などとも呼ばれます。口には珠を加えています。叩いて時刻や行事を伝えるためのもので、主に禅寺に散見されます。木魚の原型になったものです。魚は寝ないので、修行僧の眠気を戒めるために魚の形をしているとも言われます。意外にも、会いたくても会えません。

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源光庵へのアクセス

Overview

源光庵は鷹峯(たかがみね)というところにあります。地図の宇宙人マークが源光庵です。金閣寺と大徳寺からみて北の山の中のようなところにあります。ゆえにアクセスが非常によくありません。6系統、若しくは北1系統というあまりなじみのない系統を利用します。タクシーか自転車で来ている人が多い印象です。

6系統

6系統は京都駅前からもでていますが、午前中の限られた時間に数本でているだけで、とても不便です。

6系統を利用する際には、二条駅前、若しくは四条大宮などから乗車してください。これらのバス停かれですと、1時間に2本程度の頻度でバスが停車します。

鷹峯源光庵前というバス停で下車してください。帰りにもこのバス停を利用する場合、バス停が小さいので見逃さないように気を付けて下さい。

北1系統

北大路バスターミナルから利用します。青のりばにあるEという乗り場から乗ります。1時間に3本程度あります。

自家用車

駐車場自体はありますが、紅葉シーズンは利用できません。

推奨ルート

ご覧のように源光庵への市バスでのアクセスはあまりよくありません。特に、近場の金閣寺や大覚寺に行ったついでに、となると、いったん北大路バスターミナルに戻る必要があります。(約10分程度で戻れます。)これが迂遠と感じられる場合は、タクシーを利用されると良いでしょう。おすすめは金閣寺に行った後、金閣寺の前でタクシーを拾うという方法です。金閣寺の前にはタクシーが沢山待っているので簡単に見つかります。帰りはバスで次の目的地に向かうというのがよろしいかと思います。

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源光庵とは?

源光庵とは、貞和2年(1346年)に徹翁義亨という大徳寺の僧侶が隠居の場所として創建され寺院です。創建当時は大徳寺ということからもお分かりのように、臨済宗の寺院でしたが、その後、衰退します。元禄7年(1694年)に卍山道白(まんざんどうはく)という僧侶が再興したのを契機に、曹洞宗に改宗し、現在に至ります。現在の本堂は江戸時代の再建です。(故に血天井が存在します。ちなみに京都と申しますと、平安時代の印象が強いところですが、大半の建造物は江戸時代以降のものです。)

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源光庵基本情報

  • 名称 鷹峯山源光庵
  • 住所 〒603-8468  京都府京都市北区鷹峯北鷹峯町47
  • 電話 075-492-1858
  • ウェブサイト なし
  • 拝観時間 9:00~17:00
  • 拝観料 通常時400円 紅葉シーズンは500円
  • 所要時間 30分~