京都の紅葉2020；洛東の名所から穴場まで、ライトアップの有無などのおすすめ情報

曼殊院

庭園

曼殊院も門跡寺院の一つです。ここは紅葉シーズンにあっても訪れる人は少なく、おすすめです。所蔵品が一級品ばかりです。有名な幽霊の掛け軸もあります。（私は小心者なので、いつも素通りしています。）アクセスがあまりよくありません。一乗寺駅からあるいていけますが、迷う可能性が高いと思われます。タクシーで行くのが良いでしょう。おすすめは銀閣寺の後、タクシーで曼殊院までいき、その後、圓光寺・詩仙堂とまわるのが良いでしょう。銀閣寺ならば、ほぼ確実にタクシーを見つけることが出来ます。

曼殊院へのアクセス

一乗寺下り松町バス停より徒歩約30分。

曼殊院基本情報

法然院

庭園

こぢんまりとしたところですが、山門前のもみじが綺麗です。近年訪れる人がふえてきました。開門時間が6時と早いので早めに行かれるとよいでしょう。

法然院へのアクセス

錦林車庫前バス停より徒歩約15分。

法然院基本情報

安楽寺

山門前・庭園

山門前が有名ですが、よく目にするような真っ赤な絨毯はなかなか目にすることはできません。

中はこうなっています。庭園も一興ですので中に入られることをお勧めします。

安楽寺へのアクセス

錦林車庫前バス停から徒歩約10分。

法然院基本情報

大豊神社

哲学の道から入ったところにある桜の隠れた名所です。ゆっくりするにはいいところです。狛ねずみで有名なところです。境内にはお店がでています。来年の干支は子ですので、参拝しておかれるとよいでしょう。

大豊神社へのアクセス

東天王町バス停より徒歩約10分。

大豊神社基本情報

 

哲学の道

ここも有名なだけあって外れはありません。南禅寺から銀閣寺、法然院、安楽寺などへ移動しながら見ると良いでしょう。

哲学の道へのアクセス

東天王町バス停/銀閣寺道・前バス停よりすぐ。

赤山禅院（せきざんぜんいん）

紅葉と寒桜

赤山禅院は曼殊院よりさらに北、修学院離宮の近くにある延暦寺の塔頭寺院で、京都の表鬼門を守護しています。境内はかなり広く、たくさんも楓が植えられています。特筆すべきは発色の良さです。ご覧のように鮮やかな赤を楽しむことができます。

さらに、紅葉のシーズンにはちょうど寒桜が咲いています。寒桜の類は花が小さいのですが、赤山禅院では花の量が多く、また、間近で見ることができるので、他の寒桜に比べ、強い印象が残ります。アクセスがあまりよくないので、足が遠のいてしまうかもしれませんが、おすすめです。

赤山禅院へのアクセス

修学院離宮道バス停/叡電修学院駅から徒歩約20分。

赤山禅院基本情報

金福寺（こんぷくじ）

入り口

金福時の紅葉として有名なのはこのアプローチ部分かとおもいます。当日はちょうど楓が散った後に他の楓がのこっている状態で一番よい時分でした。撮影日時は11月18日です。

本堂前にはサツキの築山と簡素な枯山水庭園があります。本堂には村山たか（安政の大獄で反幕府勢力の動向を江戸につたえたスパイだった人）の遺品などが展示されます。

金福寺も赤山禅院同様穴場です。訪れる人もまばら、本堂で流れる村山たかの生涯の音声解説を聞きながら、枯山水庭園と紅葉を愛でるのがおすすめです。その後、庭園の上の芭蕉庵という与謝蕪村が松尾芭蕉を偲んで建てた草庵の横から市内を望みつつ、命の儚さについて考えてみるのも一興かと存じます。詩仙堂の近くですので、詩仙堂や圓光寺とセットでいくことをおすすめします。

金福寺へのアクセス

叡電一乗寺駅、市バス一乗寺下り松町バス停より徒歩約10分。

金福寺基本情報