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霊鑑寺2020年春の特別公開:京の冬の旅

この記事の構成

このページのもくじはこの下にあります。

 

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概説

霊鑑寺の椿

霊鑑寺とは、哲学の道の近くにある、尼門跡寺院です。尼門跡とは尼僧が住持を務める門跡寺院です。尼門跡とは明治以降の名称で、それ以前は比丘尼門跡とよばれていました。承応三年(1654年)に後水尾天皇上皇の皇女、多利宮様が創建、勅許により、円成山霊鑑寺の山号を賜ったことを皮切りに、明治維新まで合計五人の皇女皇孫が入寺されました。創建当時は現在よりもさらに南の谷の部分にあったことから、「谷の御所」とも呼ばれます。

徳川家斉公御寄進の本堂には鏡(霊鑑)をお持ちになった如意輪観音像を祀られています。

今日では秋の紅葉と春まだきの椿の時期に限定公開されています。

 いちきしま ひめ
 いちきしま ひめ

本投稿内の寺社仏閣の公開時間、拝観料などは変更されることがありますので、ご注意ください。右、並びに本サイトから起因する一切の不利益に対し、本サイトはいかなる責任も負いません。かならずご自身でご確認ください。

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書院

概要

霊鑑寺の紅葉

書院は写真の門をくぐってすぐ左にある建物です。霊鑑寺には幾多の見所がありますが、書院が最たるものです。この建物は元来は後西天皇の院御所の御休息所と御番所(警備の人が詰める場所)でしたが、皇女普賢院宮宋栄が住持であった際に下賜され、現在の位置に移築されました。

書院の建物は上記の二つの建物をつなげて作られています。まず主たる部分がかつての御休息所で、縦長の長方形をしています。この建物の右側に御番所が付随しています。

正面奥から、謁見のための上段の間、中段の間、下段の間と続きます。これら三つが謁見の間を構成します。上段の前の奥には、次の間、さらにその奥に宮様が起居に使用した居間があります。通常の特別拝観ですと、上段、中段、下段の間を廊下からみることができるだけですが、今回は御大礼奉祝のてため、36年ぶりに次の間と居間が公開され、なかに入ることができます。

上段の間、中段の間、下段の間

ここは先ほど申し上げましたように、謁見のため、すなわり、公的な空間になります。上段の間の天井は格天井という最も格式の高い天井が用いられています。(二条城の天井とおなじ形式)上段の間と中段の間を仕切る襖には『官女唐子遊図』(狩野元信)という絵が描かれています。子供が沢山描かれていますがこれは幼い砌に入寺された宮様に配慮してのことと伺っております。

これに対し、下段の間の向かって右側には狩野永徳筆と言われる、『金襖老梅図』、左側には『四季花鳥図』(伝円山応挙筆)というパンフレットに使われている襖絵が描かれます。

居間、次の間

先ほど申し上げましたように、今回の京の冬の旅で36年振りに公開されます。居間は宮様の私的な空間です。入ると最初に目を引くのは高さが50センチくらいある伽羅です。伽羅とは、香木の中でも最高峰のものです。たしか彫刻が施されていました。

七里ヶ浜親方
七里ヶ浜親方

すまねえ、あまりの大きさにビビって記憶が曖昧になってんだ

これは、霊鑑寺四世の等覚院宮様が徳川第十一代将軍、徳川家斉公から賜ったものです。この宮様は当初、十代将軍徳川家治公の長男、十一代将軍に就くはずであった家基公と婚約されていました。ところが、家基公は鷹狩りの帰途、何等かの理由で亡くなります。その後、宮様は霊鑑寺に入寺、家基公の代わりに、家斉公が将軍職に就きます。家斉公は家基公を不憫に思っていたのか、もしくは、その他の理由で、家基公には特別の配慮をしています。例えば、家斉は一橋家の生まれで、家基公と直接血縁関係はありませんが、なぜか、毎年お墓詣りを欠かしませんでした。

霊鑑寺硯石

これはかつての婚約者たる等覚院宮様に対しても同様で、伽羅のほか、本堂、書院の東側にある硯石を寄進しています。

シカさん
シカさん

家斉公は自分のお父さんがなんかしたと思っていたのかもしれないね。

居間の襖絵は狩野永徳によるもので、奇しくも鷹狩りの絵のようすが描かれます。釘隠しにはウサギさんがあしらわれます。これは妙見信仰に基づき、大内裏から見て霊鑑寺が卯(東)の方角に位置していることによります。同様の理由により、宝蔵にもウサギさんがいます。

他方、次の間は侍従の部屋で、ここには、上皇常皇后陛下が行幸の際にお座りになった椅子が展示されています。

応挙の間、仙人の間

これらは謁見の間から見て左側にあります。それぞれ、円山応挙、仙人の絵があることからこのように呼ばれます。この二つの間と玄関と門がかつての御番所です。

げきすせん
げきすせん

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