御所人形
御所からのお土産という意味で御所人形と呼ばれます。陶器でできているようにみえますが、桐の木でつくられた人形です。幼子をデフォルメしたもので、可愛の中に品格が垣間見えます。
オレはおすわりしているカッパさんみたいな人形がお気に入りだぜ。
この他にも動物がお祭りに参じていると思われる様子を再現した賀茂人形や、本物と紛うかのような狆の人形など、人形が沢山あります。門跡寺院たる証左と申せましょう。ただし、全てが展示されているわけではありません。
また、動植物の名称を覚えるためのかるたや、歴代天皇の御遣愛の品を寺宝として有しています。
椿
境内には、約120種、500本ほどの椿が植えられています。これらは一度に見頃を迎えるわけではなく、見頃は間断なく続きます。2月中ばに参拝しましたが、丁度、寒椿と八重侘助椿が見頃になっていました。他にも書院前の庭園に咲く、後水尾天皇御遺愛と伝えられる、樹齢約400年の日光椿などがあります。
紅葉
紅葉は隠れた名所となっております。苔が綺麗な所ですが、対比を楽しむのがよろしいかと思います。ご覧のように、本当に赤い紅葉をみることができる数少ない場所の一つです。
霊鑑寺基本情報
アクセス
とても分かりにくいところにありますので、一番迷いにくいルートをご紹介します。最寄りのバス停は上宮の前町です。32系統のみ停車します。四条河原町バス停から乗れます。バスを降りたらバスの進行方向と逆を向くと小学校と消防署に接した交差点がありますので、左折(山の方)してください。そのまま進むと霊鑑寺につきます。
若しくは東天王町バス停を推奨します。これは宮の前町には混雑が予想される100系統と本数の少ない32系統しか停車しないためです。参考までに場所を示しておきます。(青い宇宙人マーク)
真如堂前バス停からだと確実に迷うからやめとけ
東天王町というバス停は計4か所ありますが、いずれの場合も、下車したら、東(山の方)に坂を上って行ってください。どんつきに信号がありますので左折してください。左折したらそのまままっすぐ進み、最初の信号(消防署と小学校の交差点のところ)を右折してください。そのまま坂を登れば、霊鑑寺の入り口につきます。