京都の桜の穴場のベスト10を厳選してご紹介します。
その他の場所は以下のリンクをご参照ください。
尚、本投稿の桜の開花、満開の時期は厳密なものではありません。あくまでも目安としてお考え下さい。また、本投稿内の寺社仏閣の公開時間、拝観料などは変更されることがありますので、ご注意ください。右、並びに本サイトから起因する一切の不利益に対し、本サイトはいかなる責任も負いません。かならずご自身でご確認ください。
#1 将軍塚青龍殿
みどころ
青龍殿は青蓮院の域外塔頭です。青不動明王が祀られています。平安神宮を背に鳥居をみると、山の上に建物が見えますが、この建物が青龍殿です。春を感じる場面は多々ございますが、最たるものが、夕暮れ時です。冬場におこしになられたことのある方ならご存知かと思いますが、空の色と空気が明確に冬のものとは異なります。青龍殿はその只中に身を置くことのできる場所故、穴場編の筆頭としました。青龍殿は将軍塚という場所に隣接しています。
将軍塚とは、桓武天皇が王城鎮護のため、平安京建設時に甲冑を纏った人形を埋めたと伝えられる塚です。この将軍塚には展望台があり、ここから東山(上の写真)方面の桜を愛でることができます。他方、踵を返せば、市内全域を望むことができます。日没時に行けば、ご覧のように、東には月、西には夕暮れを堪能することができます。青龍殿ではライトアップもありますので、このまま夜景をたのしむこともできます。見頃は3月下旬から4月上旬ころです。山の上にあるので、市内中心部よりも若干遅めです。他にも枯山水庭園などがあり、みどころの多い所です。
2023年のライトアップは中止だ。
将軍塚青龍殿基本情報
将軍塚青龍殿へのアクセス
バスもでてますが、不便なので、当サイトではタクシーの利用を推奨します。
#2 実相院門跡
みどころ
実相院門跡は岩倉にある門跡寺院です。門跡寺院とは、皇族や公家が住職を務めるお寺のことです。皇室との関係から御所ゆかりの建物を移築していることが多く、実相院でも女院御所を移築しています。池泉式回遊庭園と枯山水庭園がありますが、桜が咲いているのは枯山水庭園です。計二本の枝垂れさくらが咲いています。特筆すべきは、この枝垂れが織りなす陰影から垣間見える白砂の溝に落ちる桜の葉です。視線を上に移せば、借景たる比叡山と桜の対比を楽しむこともできます。満開の時期は遅く、4月半ばくらいが目安です。北野桜と同じような時期であるとお考えいただければよろしいでしょう。
実相院門跡基本情報
実相院門跡へのアクセス
京都バス21/23系統岩倉実相院ゆきに乗って下さい。京都バス岩倉実相院前バス停すぐ。
#3 宝泉院
みどころ
宝泉院は三千院の奥にあるお寺です。客殿に面した盤桓園(立ち去り難い庭の意)という庭園があり、ここで桜を愛でることができます。庭園は所謂額縁庭園となっています。桜が植えられているのは、西側です。ごらんのように、竹林の合間から夕陽を微かに臨むことができます。ここも青龍殿と同様、静かな春の宵をたのしむことができます。大原では唯一のライトアップもあり、お茶をいただくことができます。こちらも山間部故、見頃は遅く、4月半ばくらいが目安です。
また、入口の所にも桜が植えられています。ここは序章といった塩梅です。桜のほかにもシャクナゲが綺麗に咲いています。
2023年のライトアップにつき、公式サイトに記載はありません。
ライトアップはこのようになっています。庭園全体の中に桜を見出すような印象です。
詳しくは以下のリンクを参照してくれ。
宝泉院基本情報
宝泉院へのアクセス
京都バス大原バス停より徒歩約25分。
次のページでは最近一寸人気のあの場所を教えるよ。