京都の桜の名所のベスト5を厳選してご紹介します。今後、もう少し増やすかもしれません。
その他の場所は以下のリンクをご参照ください。
尚、本投稿の桜の開花、満開の時期は厳密なものではありません。あくまでも目安としてお考え下さい。また、本投稿内の寺社仏閣の公開時間、拝観料などは変更されることがありますので、ご注意ください。右、並びに本サイトから起因する一切の不利益に対し、本サイトはいかなる責任も負いません。かならずご自身でご確認ください。
#1 清水寺
みどころ
2017年の春から屋根の葺き替え工事が始まり、現在は終了しています(2017年の桜の時期にはすでに足場が組まれていましたので、昨年は約3年振りに以前のような姿を目にすることができました。
工事の経過をご覧になりたい方は、以下のリンクをご参照ください。
清水の舞台
一番のみどころは、やはり有名な清水の舞台です。一昨年まではご覧のようになっていました。
ご覧のように舞台の下の谷の部分にソメイヨシノが点在しています。この谷は錦雲渓(きんうんけい)とよばれ、御本尊たる十一面千手観音がおわします、補陀落山(ふだらくせん)という浄土を表しています。開花時期は3月末から4月初めくらいです。
西門(さいもん)
写真の三重塔の手前にある門は西門よばれ、かつてはここから境内に入って行くことができました。まずは、西門手前に枝垂れ桜が咲きます。ここは見晴らしがよく、市内を一望できます。この枝垂れ桜は錦雲渓のソメイヨシノよりも若干遅めに咲きます。(四月二週目くらい)
他方、西門の横にはソメイヨシノが咲きます。
地主神社
清水寺の背後に縁結びで有名な地主神社(じしゅじんじゃ)があります。ここでは地主桜と呼ばれる桜が咲きます。これは「御車返し(みくるまがえし)」という品種です。これは後水尾天皇がこの桜の前を通りかかったとき、一重と八重の花が咲いていたので確認のために車を引き返した逸話に由来します。ご覧のように、一つの枝に一重と八重の花が咲きます。こちらも先ほどの枝垂桜と同様に、若干おそめの開花となります。
ライトアップ
清水寺では例年桜の時期にライトアップが行われます。
2022年は3月26日(土)~ 4月3日(日)
21:30まで(21:00 受付終了)だ。
2022年3月26日現在、各地でソメイヨシノが開花したところです。清水寺でも4月3日のライトアップになんとか間に合いそうです。
昨年は素屋根(本堂を覆う足場のこと)がない状態での3年ぶりのライトアップでした。
ライトアップ時には西門から市内を見渡してみるのがおすすめです。
清水寺へのアクセス
京阪: 祇園四条、もしくは五条坂駅
阪急:河原町駅
市バス:四条河原町、もしくは祇園バス停
五条坂と清水道バス停は鬼のように混むからやめとけよ。
清水寺基本情報
#2 高台寺
みどころ
高台寺の桜には方丈庭園に枝垂桜が一本、境内にソメイヨシノが若干あるだけですが、枝垂桜が一騎当千です。この一本だけでも見に行かれる価値があります。例年ライトアップがあります。以前は大掛かりなプロジェクションマッピングが行われましたが、近年は縮小気味です。
方丈庭園の枝垂桜
高台寺は人気の場所ですので、ご存知の方も多いかと思いますが、ご覧のような枯山水庭園があります。ここに一本の枝垂れ桜が咲いています。
例年、桜の時期には花頭窓ごしに桜をみることができます。ただし、この場所に行けるのは4時くらいまでなので、ご留意ください。
高台寺と申しますと、喧しい印象をお持ちの方も多いかと存じますが、桜の時期でも平日でしたら、それほど混んでいません。とくに今年は錯綜する諸般の事情により、人出は抑えられるのではと予想しております。おすすめの時間は4時~夕暮れの少し前です。
静かな春の宵の始まりを満喫してくれ
ライトアップ
ライトアップの態様は毎年異なりますが、枝垂桜を楽しめるような演出になっています。
2022年は3月4日(金)~5月5日(木・祝)まで、
9時から21時30分受付終了で22時閉門だ。17:00点灯予定
湖月茶屋
高台寺の入り口の所にある茶店です。ここにはソメイヨシノが咲いていて、お茶をいただきながら愛でることができます。まだ夜は冷えますので、甘酒(アルコールが入っていないもの)で温まるのがおすすめです。
また、高台寺に行く途中にあるねねの道沿いにもソメイヨシノが植えられています。八坂の塔と一緒に楽しめます。ここも平日の夜がおすすめです。
高台寺へのアクセス
京阪: 祇園四条、もしくは五条坂駅
阪急:河原町駅
市バス:四条河原町、もしくは祇園バス停