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清水寺の改修工事と2019年7月現在の様子

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Overview

清水寺と申しますと、京都で最も有名な場所の一つです。清水寺は約15の建造物から成りますが、2017年より、所謂「平成の大改修」の一環として、いくつかの建物が修復されてきました。昨年、阿弥陀堂、釈迦堂などの修復が終わり、2019年現在は本堂の屋根の葺き替え工事が行われています。このため、本堂は巨大な足場とシートに覆われており、有名な清水の舞台を含めた、本堂全体を外から見ることはできません。ただし、本堂の拝観、並びに舞台に出ることは可能です。

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2019年現在、清水の舞台に上がることはできるのか

清水寺工事中

まずは、皆様が一番気になるところからご紹介します。2019年7月現在、清水の舞台にあがること、並びに、本堂の参拝は可能です。清水の舞台をしたから眺めたところです。真ん中の部分がへこんでいますが、このわずかな場所には足場が組まれていません、故に、ここまで行くことができます。

清水寺礼堂内部

本堂の中はこのようになっています。工事用の壁があり、少し暗くなっていますが、この点を除けば、工事前とあまり変わりません。

2017 雪の京都 清水寺工事前の清水寺・雪景色

工事前の清水の舞台はご覧のようになっていました。面積は約190平米ありますが、現在立ち入ることができる場所は約5分の1程度です。

清水寺紅葉

幸いにも、舞台からの景色は健在です。

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2019年7月の様子

清水寺工事2019年6月清水寺工事2019年6月

いまのところ本堂には変化はありません。立ち入りできる場所も同様です。年間を通じて午前6時から参拝可能ですので、なるべく早く行かれるとよいでしょう。休日ですと、おおむね7時半くらいから参拝客が増え始めます。東山はオーバーツアリズムの弊害が著しい場所であり、清水寺も昼間は喧しいところですが、早朝はとても静かで、まったく異なった印象を与えます。

七里ヶ浜親方
七里ヶ浜親方

真摯に参拝したいなら、朝一で行けよ。御鈴も並ばなくて済むぜ

ただし、朝一の場合、お守りなどの授与所、地主神社などはまだしまっていますので、ご留意ください。

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平成の大改修

木造の寺院などは一定の期間に於いて修復、改修が要求されます。これは気候や日光の影響によるものです。清水寺も例外ではなく、一定の間隔をあけて改修工事がおこなわれてきました。直近のものは50年前に行われました。先程申し上げましたように、現在、「平成の大改修」と呼ばれる工事が行われる最中です。2017年から続いており、先ほど言及いたしました阿弥陀堂、釈迦堂などは新たに塗りなおされ、鮮やかな極彩色がよみがえりました。2019年3月の時点では本堂の檜皮葺の屋根の葺き替えの真っ最中です。これが工事の最期にあたり、来年の3月に終了する予定です。すなわち、清水寺が足場に覆われた状態を目にすることができるのは後一年たらずということになります。次回もまた50年後くらいに行われるかと思います。状況によってはかような清水寺を目にすることができるのは来世になる方もおられるかと思います。しかるに、この一年の間に是非ご自身の目に写しておかれるとよいでしょう。

七里ヶ浜親方
七里ヶ浜親方

オレはもう何回もいってるからつまようじで清水寺を作れるぜ。

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本堂屋根の葺き替え工事

檜皮葺屋根

清水寺の桜2018清水寺工事

現在の清水寺はご覧のような状態になっています。巨大な檻のようなものに包まれていますが、これは素屋根と呼ばれます。本堂の屋根は檜皮葺という工法により葺かれています。檜皮葺とはヒノキの表皮を細長く切ったものを重なて屋根を作るという工法です。多くの寺社仏閣の屋根はこの工法によっているので、馴染み深いものかとおもいますが、どのような構造になっているかは以外にも知られていないかもしれません。そこで、檜皮葺とはどのようなものか、見てみましょう。

檜皮葺屋根の構造

清水寺の桧皮葺の屋根

写真は清水寺の馬駐というところにある本堂の屋根の模型です。清水坂を上っていくと、仁王門がみえますが、その手前にある、かつては馬を繋いでおいた場所です。ご覧のように、ヒノキの表皮を重なて何層にも重ねたものが屋根の上に固定されています。

何故ヒノキなのか

ヒノキは頑強なため、日本の建築資材としてよく用いられ、日本神話でも言及されています。奈良の法隆寺は7世紀に建てられた世界最古の木造建築物ですが、ヒノキで作られています。樹皮には油分が含まれ水に強く、屋根に用いるには適しています。さらに、屋根葺いた場合、他の素材に比べて格段に軽くすることができます。例えば、一平米あたり、檜皮葺屋根ですと、約50キロ程度ですが、同じ面積の瓦屋根では5倍程度の重量になります。ヒ

ヒノキの樹皮を剥ぐ

原皮師と呼ばれる職人さんがヒノキの樹皮を剥がします。樹皮を採取する木は樹齢70年以上のものが選ばれます。表面を剥がすので、木を痛めてしまうことはありません。へらのようなものを根本のあたりから差し込んでいって、上に向かって剥がしていきます。木に登る時には、縄のみを用いて登っていきます。いったん樹皮を剥がしたものは約7~8年ほどで黒皮と呼ばれる層を形成し、再び利用できるようになります。

屋根を葺く

注意:以下の写真は清水寺で撮影したものではありません。

檜皮葺の構造

檜皮がない屋根はこのような状態になっています。

檜皮

剥がされた檜皮は細長い台形に形成されます。その後、檜皮葺師と呼ばれる職人さんが水に濡らし、束ねて板状にします。

檜皮葺師

板状になった檜皮を口に含んだ竹の釘で屋根に打ち付けます。打ち付けるときは、檜皮を少しずつずらします。

檜皮葺檜皮葺

打ち付けられた檜皮はこのようになっています。

工事前の清水寺・ライトアップ

この写真は平成の大改修開始前の本堂の様子です。屋根の上に緑色の部分がありますが、これは苔です。檜皮葺屋根は苔や草が生えることにより、さらに頑強になります。

 

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他の改修工事

極彩色

ぞうさん極彩色

仏教寺院はご覧のような極彩色で彩られていることが多いものですが、外にあっては日光、内にあっては蝋燭のすすなどで色あせて、若しくはすすんでみえるところが多くなっておりますが、大半の場所では、種々の事情により、現状のままになっています。清水寺では阿弥陀堂、釈迦堂、西門などが鮮やかに塗りなおされています。

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清水寺の歴史

清水寺とは北法相宗(きたほっそうしゅう)の総本山です(元来は法相宗)。ご本尊は十一千手面観音像を祀っています。

清水寺の発祥は8世紀にまで遡ります。778年、興福寺の賢心という僧侶が、夢のお告げで音羽山に行くように言われました。丁度、現在の清水寺の地に至ったとき、黄金の水流を発見し、それをたどっていったところ、音羽の滝で行叡居士という僧侶に会いました。この僧侶は観音の化身であり、「後を頼む」旨言い残して去っていきました。この時、行叡居士が残していった霊木に観音像を刻み、行叡居士の旧庵に祀ったのがはじまりと言われます。その後、坂上田村麻呂が妻の病気を治すため、鹿に生き血を求めて、東山に入ったところ、殺生を延鎮という僧に咎められ、自宅、若しくは長岡京の紫宸殿を本殿として寄進し、十一面千手観世音菩薩を祀り、現在の清水寺の基礎を作ります。その後、嵯峨天皇の勅許により公認寺院となります。

その後、興福寺と延暦寺の抗争や応仁の乱により、度々焼失します。現在の本堂は17世紀に火災で焼失した後、3代将軍、徳川家光が寄進したものです。

20世紀になると、それまでは興福寺の末寺で南都六宗の法相宗に属していましたが、独立して、北法相宗の寺院となります。1995年には古都京都の文化財の一つとして、世界遺産に登録されました。

清水寺の詳細は以下のリンクをご参照ください。

清水寺総合ガイド:歴史、紅葉、桜などのみどころ
檜皮葺屋根葺き替え工事中の清水寺の現在の様子、舞台の構造、桜や紅葉のライトアップ、七不思議などの見どころ、地主神社の様子などを余すところなく、世界一詳細かつ簡潔に御紹介いたします。
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清水寺の基本情報

  • 名称 音羽山清水寺
  • 住所 京都市東山区清水1町目294
  • 電話 075-551-1234
  • FAX 075-551-1287
  • ウェブサイト 清水寺公式ホームページ
  • 拝観時間 6:00開門~閉門時間は季節により異なる。清水寺公式ホームページを参照のこと。
  • 拝観料 大人 400円 中学生以下 200円
  • 所要時間 1時間~
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清水寺へのアクセス

五条坂バス停から

徒歩約10分程度

四条河原町バス停から

徒歩約30分

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