屋根の葺き替え工事は2020年2月に完成
後程詳しくご紹介しますが、2020年2月9日現在、シートがほぼはがされ、足場は正面を残すのみとなっています。(一枚目の写真は1月10日、二枚目は2月9日、三枚目は2月16日、四枚目は2月23日撮影。)
1月19日~、3年ぶりに屋根が見えるぜ
現在は舞台も以前の状態に戻っています。
4月4日現在、桜は満開です。
次に、檜皮葺の屋根の葺き替えにつき概観して、その後、実際の様子を時系列でみてくれ。
2020年2月完成
完成時の様子
まずは、皆様が一番気になるところからご紹介します。2020年2月現在、工事が終了し、素屋根も収去されましたので、清水の舞台にあがること、並びに本堂の参拝は可能です。
上の写真をご覧ください。清水の舞台を下から眺めたところです。真ん中の部分がへこんでいますが、このわずかな場所には足場が組まれていません、故に、ここまで行くことができました。
本堂の中はこのようになっています。工事用の壁があり、少し暗くなっていますが、この点を除けば、工事前とあまり変わりません。
12月現在、礼堂(靴を脱いで上がるところ。人が沢山いるところは廊下です。)の蔀戸より上の部分にも手が入れられていましたが、現在は元通りになっています。参拝は可能です。
工事前の清水の舞台はご覧のようになっていました。面積は約190平米ありますが、現在立ち入ることができる場所は約5分の1程度です。
幸いにも、舞台からの景色は健在です。舞台の下の谷は錦雲渓(きんうんけい)と呼ばれます。一枚目は紅葉最盛期(11月なかば以降)、二枚目は2019年11月2日現在の様子です。
2020年2月23日の様子
2020年2月23日、素屋根(足場のこと)は完全に収去されました。3年ぶり本堂全体を見ることができます。合掌。
2020年2月16日の様子
正面向かって右側の足場が収去されました。一枚目、右奥に地主神社の鳥居が見えます。
舞台上から東側の眺めは工事前に戻りました。
仏足石も約3年ぶりに姿を現しました。
2020年2月9日の様子
本日、雪が降っていましたので、闖入してまいりました。足場は正面以外は収去されています。工事前の清水寺の雪景色は以下のリンクをご参照ください。
2020年2月1日の様子
素屋根の左側面はほぼ解体されています。正面部分が解体されるのはもう少し先になりそうです。久しぶりに景色が開けた印象があります。舞台部分は以前として狭いままです。
もうすぐ以前の御姿を拝見できますよ。
2020年1月
2020年1月19日現在の様子
1月19日現在、素屋根の上の部分が撤去され、改修された屋根が見えます。現在は向かって左側の足場を撤去している最中です。足場が組まれ始めたのは、2017年の春です。丁度桜の時期が今と同じような状態でした。こうして三年の月日を経て、再び見ることができ、ヤギ撮影隊も感無量です。合掌。
今年の桜の時期には工事は完了している筈だよ。
2020年1月10日の様子
1月10日現在、足場の解体が始まっています。舞台の下に解体した足場を置くための仮設の舞台が設けられており、舞台の真下にいくことはできません。
屋根の後ろ側は足場の解体が進み、屋根が露出しています。地主神社からですと、よく見えます。
2020年1月1日の様子
令和2年元旦現在、シートはほぼ剥がし終えています。また、足場の一部も解体が始まっています。
屋根の葺き替えそのものは終わったようです。真新しい蟇股などを垣間見ることができます。おそらく、桜が咲くころまでには足場の解体が終了するものと思われます。
次のページは昨年までの工事のようすだよ。