2020 二条城桜まつり 混雑予想・対処方法
例年、見頃に入ると、平日にも関わらず混雑しています。ライトアップ時、混んでいるときは、平日でも最後尾が黒い宇宙人マークのところまで来ることもあります。ただし、入場するのにはそれほど時間がかからず、約10分待ち程度だった記憶があります。週末に行かれる場合、もっと待つことが予想されます。。21時で受付終了ですので、早めに行かれることをおすすめします。
唐門前のプロジェクションマッピングが混雑しており、最前列で見るにはしばらく待たなければなりません。(例年10分程度)
これは時期にあまり関係ありません。2、3回やり過ごして待っていれば、いいところで見ることができますどすえ。
香雲亭のプロジェクションマッピングを立ち止まって見るためには、そのための行列に並ばなけらばいけませんでした。そのための行列の最後尾が黄色の宇宙人マークのところから始まっていました。私がそこに着いたのが20時半頃でしたが、その時点で、行列は締切となり、並ぶことはできませんでした。(閉門時間との関係だそうです)もちろん、その行列に並ばなくてもプロジェクションマッピングをみることはできますが、立ち止まることはできず、素通りしなければなりません。じっくり見るためには行列に並ぶ必要があります。
今年は香雲亭でプロジェクションマッピングがあるかわからないけど、早めに行っておいたほうが無難だね。
最終日付近は、更なる混雑が予想されます。ライトアップは18時開場ですが、17時到着くらいを目指していかれたほうが良いかと思います。(私ならそうします)
早めの行動が肝要です。
二条城のみどころ
東大手門
まずは入口のから。この大手門は現在は2階建てですが、後水尾天皇行幸時には天皇を2階から見下ろさないように、一階建てにたてかえられました。国の重要文化財に指定されています。
唐門
大手門を抜けて最初に目にするのが、唐門です。2013年に修復が終わりました。国の重要文化財に指定されています。
長寿を意味する、松竹梅に鶴が配されています。これらはすべて一枚板を彫って作られています。
左右には聖域を守る唐獅子が彫られています。左の首を掻く唐獅子は珍しいものです。
二の丸御殿
ここが二条城で最も有名な二の丸御殿です。6棟の建物から構成されます。部屋の数は33室、面積は約800畳で、各部屋は虎・豹(いずれも将軍の威厳を示す。)や季節の花々の障壁画で彩られます。また、廊下の天井も見事です。大政奉還もこの建物内の大広間(一の間と二の間)でおこなわれました。国宝に指定されています。
二の丸庭園
二の丸御殿の後に拝観するのが、二の丸庭園です。築城の頃から存在した庭園ですが、後述します、後水尾天皇行幸の際、小堀遠州により手を加えられました。神仙蓬莱の世界(古代の中国で仙人が住むと言われた場所)を表した庭園です。別名、八陣の庭とも呼ばれています。
ただし、この庭園は時代とともに廃れて行き、現在の姿は明治時代の離宮とされた際に改修したものが基になっています。庭園に面する三棟の建物から眺めることができるように設計されています。特別名勝に指定されています。
右側の傘が沢山重なっているようなものは、ソテツを寒さから守るためのものです。
4月現在ではソテツが姿を現わしています。
本丸御殿
明治26年に桂離宮から移築されたものです。国の重要文化財に指定されています。
梅林
現在が見頃です。伝わりにくいかもしれませんが、他の場所の梅と比べて剪定の仕方が繊細です。北野天満宮の梅苑のように沢山咲いているわけではありませんが、一見の価値があります。2019年は梅の開花が早いので桜祭りの頃には間に合わないかもしれません。
桜の園
清流園
昭和40年に角倉家から庭石などを譲り受けて作成された和洋折衷庭園です。
この一角にあるのが「醍醐の桜」です。この醍醐の桜は秀吉が正室・側室や家来など約1000人を従えて花見をした醍醐寺にある「太閤しだれ桜」のクローンです。
赤い宇宙人マークのところに寒緋桜が咲いています。この桜は寒くなると咲く桜で中国南部や台湾、沖縄などでよく目にする桜です。
売店
緑の宇宙人マークのところに売店があります。ここでは各種おみやげが売っています。カフェが併設されていて、抹茶スイーツが充実しています。
また、停留所にあるバスの接近を表示するモニターが売店内にあります。これはすごく便利です。