2024年ライトアップ日程
- 日程 3月16日(土)~4月14日(日)
- 拝観時間 18:00~21:30(21:00受付終了)
- 拝観料 1,000円
公式サイトで発表されました。立体曼荼羅も参拝可能です。
2024年最新情報
4月6日
不二桜、染井吉野すべて見頃です。本年は青もみじの生育が早く、緑、白、桜色、夜空の対比が筆舌に尽くしがたい状況になっています。
ヤギ撮影隊史上最高の美しさだ。直ちに乱入してくれ。
3月16日
今年もなんとか河津桜が残っています。梅も見頃です。
概要
本稿では、東寺の桜に咲く河津桜、枝垂桜(不二桜)、ソメイヨシノとそれぞれのライトアップにつき、見頃の時期を追いながら解説申し上げます。合掌
立体曼荼羅、五重塔については、以下のリンクをご覧下さい。
2022年3月31日現在、ソメイヨシノ、不二桜ともに満開です。
尚、今年は河津桜がまだ辛うじて残っています。
河津桜
河津桜と申しますと、一条戻橋のものが有名かと思いますが、実は東寺でも開花します。場所は大日堂(回向所)脇、金堂と講堂の間のところ、東側の土塀の所、そして上記ビデオの五重塔の西側になります。
後程ご紹介しますが、東寺では毎春ライトアップが開催されます。例年ですと、河津桜が満開になる頃はまだ開催されていないのが常ですが、2022年は開花が遅れたため、ライトアップに間に合いました。
不二桜
この枝垂れ桜は「不二桜」という名前がついています。樹齢120年以上、高さ約13メートルの紅しだれ桜です。もともと東寺に植えられていたのではなく、岩手の旧家の庭に植えられていました。その後、秋田、三重県を経て、弘法大師帰朝1200年を記念して東寺に植樹されました。「不二」とは、弘法大師の不二の教え(事物は絶対的に一つである)に基づきます。
日中はもちろんですが、やはり夜がおすすめです。
ソメイヨシノ
境内に最も多く咲いているのがソメイヨシノです。ご覧のように御室桜のように低い位置に咲いているのが特色です。歩いていると字義通り、桜のトンネルを歩いているようです。
詳細は後で紹介するライトアップ時のビデオでヴァーチャル乱入の上、確認してくれ。
世界最高峰だからよー、とりあえずビデオで乱入してみてくれ
夏のライトアップは以下のリンクを参照してね。
五重塔 (国宝)
東寺を象徴するものの一つです。高さ54.8メートル、国内の木造の塔では最も高いものです。この高さは丁度、京都駅付近から北大路通付近の標高差とほぼ合致します。度々焼失しており、現在のものは江戸時代に3代将軍徳川家光の寄進により建てられてものです。心柱という中心を貫通している柱を大日如来とみなし、金剛界四仏像と八大菩薩像が安置されています。
今春の公開は4月29日~5月25日までです。(四方の扉が開かれ、外から参拝します。内部には入れません。)
不二桜
先程ご紹介しました通り、夜が綺麗です。入ってすぐのところにありますので、五重塔といっしょにご覧になるとよろしいでしょう。
東寺夜桜ライトアップのみどころと撮影スポット
地図
地図上の宇宙人マークとPマークがおすすめ鑑賞ポイントです。
通路1
夜間拝観入口の東門(赤いタコ)をくぐってすぐ、青い宇宙人のところです。気持ちが先走って急ぎがちですが、まずはここから五重塔を眺め、期待を膨らませるのがよろしいでしょう。
通路2
赤い宇宙人の所です。柳越しに五重塔と桜を楽しめます。素通りする人がほとんどの穴場です。
みのがすなよ
駐車場から
Pマークのところです。通路から離れているので、見逃しがちですが、一番のおすすめです。
入口付近
ここからは、通常拝観の有料エリアと同じです。灰色の宇宙人の所です。ここは定番ですが、いろいろな構図をとることができ、一筋縄ではいかないところです。
水鏡
黄色い宇宙人のところです。ここも定番スポットです。春風が吹いていて水面が落ち着かないことが多く、なかなか綺麗な水鏡をみることが出来ません。
風がない時はこれくらいはっきりと水面に映ります。
真下から
紫の宇宙人のところから見上げると桜の中に五重塔をみることが出来ます。桜はソメイヨシノと大島桜が咲いています。
金堂から
ここもさりげない穴場です。オレンジの宇宙人のところです。金堂の入口付近からですと、少し高いところから見ることが出来ておすすめです。ここ数年はここからの撮影は禁止されています。
その他
地図上の青い枠の中は自由に往来できます。上記のものは特におすすめな場所で、他にも綺麗な場所は多々あります。いろいろご自身で探されてみると良いでしょう。