概説
永観堂と申しますと、京都で一番人気がある紅葉スポットです。その人気故、例年、紅葉シーズンは人が大挙します。大半の方が南禅寺・永観堂道バス停を利用なさるため、アクセスは困難と混雑を極めます。
そこで、本投稿ではできるだけ快適かつ安全に永観堂に行って頂く方法をご紹介いたします。具体的には、市営地下鉄蹴上駅、宮ノ東天王町バス停、自家用車の利用につき考察します。その他市バスの利用につきましては、以下のリンクをご参照ください。
永観堂の紅葉につきましてはこちらをご覧ください。
2024年永観堂秋の寺宝展とライトアップ日程
2024年秋の特別寺宝展
- 日程 11月11日(月) ~ 12月8日(日)
- 拝観時間 9:00~17:00(16:00受付終了)
- 拝観料 1,000円
2024年秋の夜間特別拝観(ライトアップ)
- 日程 11月1日(月) ~ 12月1日(日)
- 拝観時間 17:30~21:00(20:30受付終了)
- 拝観料 700円
紅葉シーズンにかかる南禅寺・永観堂道バス停(南行き)の移動
2024年11/2(土)~12/1(日)間の土日祝日の11日間、南行き5系統(京都駅方面)は迂回ルートを運行します。15時~19時台は南禅寺・永観堂道バス停には停車せず、東天王町バス停に停車しますので、ご注意ください。詳細は京都市交通局の該当ページをご参照下さい。
京都駅から永観堂に向かう5系統のバス停は移動しませんが、利用は避けてください。
最寄りバス停は南禅寺・永観堂道バス停
まずは永観堂の場所、並びに最寄りバス停につき考察します。上の地図をご参照ください。付近には南禅寺や私が住んでいる京都市動物園、平安神宮などがご覧になれるかと思います。嵐山の真逆、京都の東側に位置します。
次に最寄りバス停につき見てみましょう。地図上赤い宇宙人マーク、南禅寺・永観堂道バス停が最寄りバス停です。ここが永観堂の最寄りバス停で、ガイドブックなどでもここから徒歩何分、などと記載されているかと思います。
南禅寺・永観堂道バス停の利用は厳禁
永観堂は京都で一番人気の紅葉スポットです。大半の方はこのバス停を利用なさるかと思います。このバス停に停車するバスは5系統しかありません。5系統は時間によっては約7分に一本の割合で走っています。京都駅から四条河原町、三条京阪、平安神宮などを経由して岩倉まで運行し、生活路線としても利便性が著しく高い路線です。故に平生から混雑気味です。これに加え、紅葉シーズンでは多数の観光客の方が利用されますので、大変混雑します。殊にライトアップを楽しんで帰ろうとすると、10メートルぐらいバスを待つ列ができている場面をよく見かけます。
たとえばよー、午後5時辺りに東京駅発の東海道線に乗ったとすんべ?そん時の品川より先と同程度の混雑だ。しかもスカ線も京急もねー
このような状況を回避すべく、次章以下で、5系統を利用しない方法につき、考えてみましょう。
京都市営地下鉄蹴上駅経由
概説
本稿では永観堂へのアクセスは市営地下鉄蹴上駅経由を推奨します。水色の電車マークが蹴上駅です。ここから徒歩で永観堂に向かいます。途中、南禅寺や天授庵を経由していくことも可能です。徒歩約15分程度です。
地下鉄ですと、バスほどは混雑しませんし、何より時間が正確で、且つ、早く移動できるので、時間を節約できます。他の主要な観光地から向かう時でもどこかで地下鉄に乗り換えて頂くのが肝要です。
- JR京都駅から・・・市営地下鉄烏丸線に乗り烏丸御池で東西線に乗り換え。
- 阪急から・・・烏丸駅で下車し、四条駅から市営地下鉄烏丸線に乗り烏丸御池で東西線に乗り換え。
- 京阪から・・・三条駅で下車し、三条京阪駅から市営地下鉄東西線に乗り換え。
蹴上駅~永観堂までの道のり
所要時間は15分くれえだ。
出入口1を出たら、坂道を下ります。
小さいトンネル(ねじりまんぽ)がありますので、右折します。
そのまま道なりに進みます。
左は金地院です。そのまま直進すると、門があります。
門をくぐって右折します。
正面に南禅寺の門がありますので、直進します。
門の先を左折します。円の所は天授庵の入口です。
右側には南禅寺の三門が見えます。直進します。
その先を右折します。
直進します。
右側の側溝にはカニさんがいます。
門をくぐります。
右側は東山中学高等学校です。
その先に南禅寺の入口があります。
尚、蹴上駅からねじりまんぽを経由せずにまっすぐ坂を下っていくと、この交差点に着きますので右折すると、南禅寺の門の前に着きます。
ライトアップ乱入時は暗くて道がわからねえから、このルートで行ってくれ。
東天王町バス停
概説
紅葉の時期のバスでのアクセスは推奨しませんが、参考までに近隣のバス停をご紹介します。
たとえば金閣寺からだと、204で一本で東天王町までくることができるなど、一定の必要性がありますので、解説します。
ただし、金閣寺からでしたら、迂遠に感じられるかもしれませんが、北大路バスターミナルまで行って地下鉄を利用することを推奨します。
この場合は204の混み具合を考慮の上、判断してくれ。乗車時間は約40分くれえよ。この間、超満のバスに耐えられるなら、乗ったほうが早え。
東天王町バス停:市バス5、32、93、105、203、204系統が停車します。
東天王町バス停~永観堂までの道のり
所要時間は5分くらいだよ。
赤い円が東天王町バス停です。白川通りをまっすぐ南下します。
赤い円が南禅寺・永観堂道バス停(南行き)です。この先の信号があるT字路を左折します。
しばらくすると、永観堂の入口が見えてきます。
宮ノ前バス停
所要時間は5分くらいです。
32、105系統利用の場合は宮ノ前バス停(水色のバスマーク)を利用してください。バス停は一つしかありません。乗っていたバスの進行方向と逆に向かって進んでください。
緩やかな坂になってるから、坂を下ってくれ。
しばらくすると、永観堂の入口に着きます。
自家用車でのアクセス
秋の紅葉期間中、永観堂の駐車場は貸し切りタクシー専用の駐車所になるため、一般の車両は入れません。どうしても自家用車でおこしの方は、近隣の岡崎公園駐車場やコインパーキングなどに止めてください。高齢の方を伴うなど特段の事情なき限り、自家用車の利用は推奨しません。これは例年、駐車場を見つけるのが大変なことが多いためです。