概説
永観堂と申しますと、京都で一番人気がある紅葉スポットです。その人気故、例年、紅葉シーズンは人が大挙します。大半の方が南禅寺・永観堂道バス停を利用なさるため、アクセスは困難と混雑を極めます。
そこで、本投稿ではできるだけ快適かつ安全に永観堂に行って頂く方法をご紹介いたします。具体的には、市営地下鉄蹴上駅、東天王町バス停、自家用車の利用につき考察します。その他市バスの利用につきましては、以下のリンクをご参照ください。


外出されるか否かは十分な情報を収集の上、ご自身で判断なさってください。本投稿、並びに本サイトは読者の皆様の外出を喚起・推奨するものではなく、三密回避やソーシャルディスタンスなどの確保を保証するものではありません。また、本投稿内の記載事項は変更されることがありますので、ご注意ください。上記、並びに本サイトから起因する一切の不利益に対し、本サイトはいかなる責任も負いません。かならずご自身でご決断・確認ください。


永観堂の紅葉につきましてはこちらをご覧ください。
2022年最新情報
2023年秋の特別寺宝展
- 日程 11月3日(金) ~ 12月3日(日)
- 拝観時間 9:00~17:00(16:00受付終了)
- 拝観料 1,000円
2023年秋の夜間特別拝観(ライトアップ)
- 日程 11月3日(金) ~ 12月3日(日)
- 拝観時間 17:30~21:00(20:30受付終了)
- 拝観料 600円
昨年は拝観時にはマスク着用、手指の消毒、三密回避が義務付けられていました。
近年のようす
- 観光系統の100番が運休しているため、途中までほぼ同じルートを走る5系統は混雑気味です。
- 11月中の土日祝日の概ね15:00~19:00頃まで5系統は南禅寺・永観堂道バス停には停車しません。
- 紅葉シーズンは駐車場は閉鎖されます。近隣にコインパーキングがありますが、空いている保証はありません。公共交通機関の利用が肝要です。
紅葉シーズンにかかる南禅寺・永観堂道バス停(南行き)の移動
2023年11/3(祝)~11/26(日)、 11/27(日)間の土日祝日の10日間、南行き5系統(京都駅方面)は迂回ルートを運行します。15時~19時台は南禅寺・永観堂道バス停には停車せず、東天王町バス停に停車しますので、ご注意ください。

京都駅から永観堂に向かう5系統のバス停は移動しませんが、利用は避けてください。

青いバスマークのところが同時間帯に京都駅方面に向かう5系統が停車する東天王町バス停だよ。

京都駅方面に向かう5系統だけだからな。銀閣寺方面に行く南禅寺・永観堂道バス停は上記の時間帯でも利用可能だ。
最寄りバス停は南禅寺・永観堂道バス停
まずは永観堂の場所、並びに最寄りバス停につき考察します。上の地図をご参照ください。付近には南禅寺や私が住んでいる京都市動物園、平安神宮などがご覧になれるかと思います。嵐山の真逆、京都の東側に位置します。
次に最寄りバス停につき見てみましょう。地図上赤い宇宙人マーク、南禅寺・永観堂道バス停が最寄りバス停です。ここが永観堂の最寄りバス停で、ガイドブックなどでもここから徒歩何分、などと記載されているかと思います。
南禅寺・永観堂道バス停の利用は厳禁
永観堂は京都で一番人気の紅葉スポットです。大半の方はこのバス停を利用なさるかと思います。このバス停に停車するバスは5系統しかありません。5系統は時間によっては約7分に一本の割合で走っています。京都駅から四条河原町、三条京阪、平安神宮などを経由して岩倉まで運行し、生活路線としても利便性が著しく高い路線です。故に平生から混雑気味です。これに加え、紅葉シーズンでは多数の観光客の方が利用されますので、大変混雑します。殊にライトアップを楽しんで帰ろうとすると、10メートルぐらいバスを待つ列ができている場面をよく見かけます。

たとえばよー、午後5時辺りに東京駅発の東海道線に乗ったとすんべ?そん時の品川より先と同程度の混雑だ。しかもスカ線も京急、もねー。

わかりやすく言うと、立錐の余地はないってことだよ。

有体に申しますと、満員ってことです。
このような状況を回避すべく、次章以下で、5系統を利用しない方法につき、考えてみましょう。
京都市営地下鉄蹴上駅
概説
これは本サイトが平生がら推奨している方法ですが、地下鉄の蹴上(けあげ)駅を利用しします。水色の電車マークが蹴上駅です。ここから徒歩で永観堂に向かいます。途中、南禅寺や天授庵を経由していくことも可能です。徒歩約15分程度です。
地下鉄ですと、バスほどは混雑しませんし、何より時間が正確で、且つ、早く移動できるので、時間を節約できます。他の主要な観光地から向かう時でもどこで地下鉄に乗り換えて頂くのが肝要です。

まー、市バスの一日券なんか持ってるとどうしてもバスで行きたくなるけどよー、電車の方が早いし空いてるぜ。京都の地下鉄は日本で一番高いけど、片道300円くらいで収まんべ?

地下鉄のみで蹴上までの最大の料金は290円です。
以下、主要な鉄道、場所からのアクセスを記載します。
JR京都駅から
市営地下鉄烏丸線に乗り烏丸御池で東西線に乗り換え。
阪急から
烏丸駅で下車し、四条駅から市営地下鉄烏丸線に乗り烏丸御池で東西線に乗り換え。
京阪から
三条駅で下車し、三条京阪駅から市営地下鉄東西線に乗り換え。
その他のバス停
紅葉の時期のバスでの移動は推奨しませんが、参考までに近隣のバス停をご紹介します。
南禅寺・永観堂道バス停(赤い宇宙人マーク) 市バス5系統 利用しないこと
東天王町バス停(赤、青、緑、オレンジのバスマーク):市バス5、32、93、100、203、204系統 東天王町バス停より徒歩10分。ただし、32、100系統利用の場合は宮ノ前バス停(水色のバスマーク)を利用してください。

先ほどまで宮ノ下バス停と記載されていましたが、宮ノ前バス停の誤りです。ご迷惑をお掛けしましたことお詫び申し上げます。

注意事項で~す。
東天王町バス停、並びに宮ノ前バス停は永観堂に向かうときだけ利用してください。帰りは蹴上駅の利用を推奨します。ただし、土地勘がある場合を除きます。

東天王町っつーバス停は上にあるように全部で4つあるんだ。このページにある1.2.1 「バスからバス」のところにある要件を満たす人だけ帰るときに利用するといいぜ。
自家用車でのアクセス
秋の紅葉期間中、永観堂の駐車場は貸し切りタクシー専用の駐車所になるため、一般の車両は入れません。どうしても自家用車でおこしの方は、近隣の岡崎公園駐車場やコインパーキングなどに止めてください。高齢の方を伴うなど特段の事情なき限り、自家用車の利用は推奨しません。これは例年、駐車場を見つけるのが大変なことが多いためです。ただし、今年は例年ほどの混雑にはならないと予想されますので、熟慮の上、御決断頂ければと思います。