嵐山バス停の平日と土休日の利用法の違いと鉄道の利用法

概説

嵐山の市バス、並びに京都バスのバス停は平日と土休日ではバス停の位置が異なる。本稿ではこれにつき解説する。本サイトでは嵐山へのアクセスはJR、阪急、嵐電の利用を推奨するが、バスの利用が便宜に適うこともあるので、以下、考察する。

尚、バスでのアクセスはあくまで最終手段としてお考えいただきたい。なぜなら鉄道を利用した方が早いからである。市バス一日券などがあると、鉄道の利用は憚られるかもしれないが、数百円で時間が買えると考えれば有益な手段と解される。最後に鉄道の利用について簡潔に述べるのでご参照頂ければ幸いである。

嵐山周辺のバス停　平日と土休日の問題点

地図上、赤と青のネコは嵐山天龍寺前バス停、赤と青のタコは嵐山バス停、並びに赤の宇宙人は角倉バス停を示している。

嵐山（ここでは嵐電の嵐山駅周辺）の市バス・京都バスは平日と土休日では行先が同じでも、乗るバス停が異なるものがある。これは土休日に長辻通（嵐電嵐山駅の前の道路。地図上赤い線で示す。）が一方通行になることに起因する。

これにより、土休日には以下の事態を招来する。

1. 地図上赤いネコのバス停は、土休日はすべてのバスが停車しない。
2. 市バス11系統（三条京阪行き）は長辻通を通らず、一本東の通りを通る。故に、嵐山天龍寺前バス停、並びに嵐山バス停には一切停車せず、代わりに角倉バス停（地図上赤い宇宙人）というすこし離れたバス停に停車する。山越行きは平日と変わらない。
3. 市バス28系統（京都駅行き）は長辻通を通らず、一本東の通りを通るが、嵐山バス停（地図上青いタコ）に停車する。大覚寺行きは平日と変わらない
4. 市バス93系統は平日は長辻通を南下するが、土休日は北上する。このため平日停車するバス停（地図上1/3）は土休日はそれぞれ道路を挟んで反対側の嵐山天龍寺前（地図上青いネコ）、嵐山バス停（地図上青いタコ）に移動する。

これに則り、次章では行き先別に乗るバス停を平日と土休日に分けて示す。

京都駅方面

平日

市バス28系統、京都バス72、77系統・・・嵐山天龍寺前バス停　地図上赤いネコ

京都バス72、73、76、77系統・・・嵐山バス停　地図上赤いタコ

土休日

市バス28系統・・・嵐山バス停　地図上青いタコ

京都バス72、73、76、77系統・・・嵐山バス停地図上赤いタコ

四条河原町・三条京阪方面

平日

市バス11系統・・・嵐山天龍寺前バス停赤いネコまたは嵐山バス停赤いタコ

京都バス62、63、66系統・・・嵐山バス停地図上赤いタコ

土休日

市バス11系統

角倉バス停（赤い宇宙人）からしか乗れない。嵐山天龍寺前、並びに嵐山バス停からは乗車できないので注意されたい。

京都バス62、63、66系統・・・嵐山バス停地図上赤いタコ

混乱した人用

錦林車庫方面（京都御所、平安神宮、永観堂、岡崎神社、金戒光明寺など）

平日

嵐山天龍寺前バス停　地図上赤いネコ　並びに嵐山バス停　地図上赤いタコ

土休日

嵐山天龍寺前バス停　地図上青いネコ　並びに嵐山バス停　地図上青いタコ

苔寺・鈴虫寺

平日、土休日

京都バス63、73、83系統・・・嵐山バス停　地図上青いタコ

ただし、土休日は83系統は停車しない。

JR、嵐電、阪急の各鉄道の利用について

概要

嵐山には合計三つの駅がある。地図上青い電車がJR嵯峨嵐山駅、赤い電車が嵐電嵐山駅、並びに緑の電車が阪急嵐山駅である。行先に応じて使い分けるのが時間節約の観点から便宜に適う。例えば、嵐山からバスで京都駅に向かうと最低でも40分以上かかるが、JRを利用すると約20分である。以下、行先別に利用すべき駅を列挙する。

JR嵯峨嵐山駅

JR京都駅周辺（東寺、西本願寺、東本願寺など）乗り換えて伏見稲荷大社、東福寺など

嵐電嵐山駅

仁和寺、龍安寺、北野天満宮（嵐電北野線）、二条城（嵐電天神川駅で市営地下鉄太秦天神川駅に乗り換え）。その他、四条大宮から市バス各系統に乗り換え。

阪急嵐山駅

八坂神社、清水寺、高台寺、四条河原町など。