概説
嵐山月灯路とは嵐山の竹林の小径周辺で10月中に開催されるライトアップイベントです。同地では嵐山花灯路が2021年に終了して以来、四年ぶりのライトアップとなります。本稿では有料エリアなどのみどころ、アクセスなどにつき解説します。
本ライトアップは単なるライトアップにとどまらず、”嵐山竹林の魅力発信”、ならびに”地域の慣行課題の解決”(プレスリリースより引用)を目的としています。右の達成のため、観光マナー向上のための啓発、収益は竹林の保全や地域への還元などがなさます。また、夜間ライトアップに伴い日中の観光客の集中の回避が図られます。

月灯路っつー名称は浪漫的心情にガッてくるな、なんかよー。海外の方もご覧いただいていると思うんだけど、公式ヘビ文字タイトルはArashiyama Bamboo Pathなところ、実際はなんつーか、Arashiyama (Bamboo forest in) Moonlit Lanternsみてえな意味よ。Ode on a Grecian Urn からの引用だべ、しらんけど。
ライトアップは竹林全体に亘るものではなく、一部の区域にとどまるものの、一騎当千と目すべきものです。会場は有料エリアと無料エリアに分かれます。詳細は次章にゆずります。写真は公式フライヤーですが、ヘビ文字でしか書いてありません。赤い線のところが竹林ライトアップエリア、青い線のところが行燈がおいてあるところです。尚、Light-upと書いてありますが、ヘビ文字としての通用性はなく、night illuminationなどと言わないと通じません(日本語を知っている人を除く)ので、修学旅行生の方などはご留意ください。
- 期間・・・10月1日(水)~10月31日(金)
- 時間・・・18:00~21:00 最終入場20:30
- 料金・・・1,500円 小学生以下無料 (チケットはオンライン販売と現地販売)

現地のチケット売り場は野々宮神社の鳥居の向かい側にあり、現金の他、クレジットカードや電子マネーの一部が利用可能です。

この鳥居は日本にある唯一の黒木鳥居だよ。

何がdans un champ d’etoile l’amour nous conduit だこの野郎。一人で行ったらエクストリームスポーツになったじゃねーか
有料エリア
先述の地図の青い線のところにも竹林はありますが、メインは有料エリアになります。代金は1,500円。
チケット購入の後、直進して、踏切を渡ってください。
入口には提灯があります。普段は人力車しか入れないエリアです。入口でチケットを提示します。
中はこんな塩梅になってます。詳細は先ほどのビデオでご確認ください。
ここでは係の人に写真を撮ってもらえます。入口を入ってしばらく行くと待機列がありますので、並んでください。
ここも待機列ができています。ここでは係の人はおられませんが、後ろの人に撮ってもらったりしていました。
尚、この光景は有料エリア内でしか堪能できません。
無料エリア
今回のライトアップは、ここらへんは含まれませんが、
竹林ライトアップ自体は体験できます。(スヌーピーショコラから野々宮神社への経路など)
行燈エリアではなつかしのコレがあります。
嵐山花灯路・東山花灯路の様子


アクセス
一番わかりやすいJR嵯峨嵐山駅からのルートを解説します。(地図上緑色の線)
改札(一つしかありません)を出たら左に向かい、階段をおりるとここにでますので、右に向かって進んでください。
しばらく行くとここにでます。
そのまま進むとどんつきにレストランがありますので、左折してください。
スヌーピーショコラ(地図上青いわんこ)の所を右に曲がって道なりに進んでいくと、野々宮神社に至ります。
鳥居の向かい側がチケット売り場です。
尚、嵐電・阪急嵐山駅からのアクセスも可能です。バスは本数が少ないのでお勧めしません。