この記事の構成
- このページ 概説、見頃予想、シャトルバスの乗り方、桜の種類
- 2ページ目 原谷苑の春の植物、おべんとう
- 3ページ目 アクセス:市バス、シャトルバス、自家用車(駐車場がないため厳禁)
このページのもくじはこの下にあります。
原谷苑の桜まつり 概観
- 苑内には約450本のさくらがある。
- メインは枝垂れ桜。空一面を桜が覆っている。
- 見頃は4月10日前後~
- 御室桜も咲いている。仁和寺よりも少し遅くさくので、見逃してもここで見ることができる。
- 他にもシャクナゲやボケ、など春の植物を堪能できる。雪柳の美しさは格別。
- 山の中にあるので、傾斜がある。靴に注意。
- おいしいお弁当が売られている。
- アクセスにはシャトルバスが一番便利。2019年は3月30日より運行。市バスは修羅場。
- 2019年は3月23日より開苑。入苑時間は9:00~17:00(最終受付16:00)。
- 駐車場はない。

尚、本投稿の開花、見頃の時期は厳密なものではありません。あくまでも目安としてお考え下さい。また、本投稿内の公開時間、拝観料などは変更されることがありますので、ご注意ください。右、並びに本サイトから起因する一切の不利益に対し、本サイトはいかなる責任も負いません。かならずご自身でご確認ください。
2020年桜まつり 概要
2020年の開苑は3月28日(土)から4月下旬まで。
時間は9:00~17:00(受付は16:30まで)
入苑料は大人1,200円、小人500円ですが、開花状況により、変動します。
本年に限り、コロナウイルス拡散防止の観点から、シャトルバスの運行は中止されました。同様に、おべんとう類の販売もありません。(予約したものは除く)
詳細は原谷苑公式ホームページをご覧ください。
原谷苑の桜の見ごろ予想
概観
地理的に見ますと、原谷苑は市内北部、山の上に位置していますので、市内でも遅めに見ごろを迎えます。目やすはおおむね4月10前後くらいからでしょうか。見ごろは年によって異なりますので、はっきりとは申し上げられませんが、市内中心部の桜が見頃をすぎた辺りから見頃に見ごろに入ると考えていただければよいかと思います。仁和寺の御室桜と北野天満宮の北野桜の中間くらいです。ただし、苑内には多数の種類の桜が咲いていますので、明確に見頃を予想するのは困難です。以下、昨年の経緯をご紹介しますので参考になさってください。
2020年は、河津桜の開花が若干早めに進んでおります所、昨年に比べ早まるかもしれません。
2019年の経緯
4月6日
当初、花まつり(4月8日)頃が見頃と予測していましたが、まだ見頃に入っていないと推認されます。本日現在、御室桜がつぼみ膨らむ、北野桜に至ってはつぼみがほころび始めたところです。おそらく見頃は少なくとも今週末以降かと思います。
4月14日
本日、突入を予定していましたが、仁和寺に赴きましたところ、御室桜がまだ一部(日当たりがよい場所にあるもの)で満開になっているにすぎないこと、ソメイヨシノがまだのこっていること、並びに、北野天満宮の北野桜がやっと開花したことに鑑み、延期しました。来週半ばから末くらいが一番の見頃になるのではないかと予想しており、その頃に闖入して参ります。仁和寺、北野天満宮をまわるコースがおすすめです。
4月22日
撮影隊はついに突入してまいりましたが、満開です。木瓜、ミツバツツジのごく一部が散っています。ソメイヨシノは終わっていますが、メインの枝垂れ桜はほぼ満開、源平咲き分けも同様です。同日、仁和寺では御室桜がほぼ終了していましたが、原谷苑ではまだ満開の状態でした。楊貴妃が一本満開で残っています。御衣黄、黄桜などもほぼ満開です。まだ見頃が続きます。ここ数日に行かれるのがベストでしょう。
シャトルバスの乗り方

2020年はシャトルバスの運行はありません。
原谷苑さん自前のシャトルバスです。例年わら天神の鳥居の前から出発します。今年はまだホームページ等で発表されていませんが、判明し次第、追記します。時間は概ね19:00~16:00の間、30分間隔くらいです。満席になると出発します。後述いたします、市バスのような修羅場にはなりません。乗っている時間は約15分程度です。運賃は無料です。詳細は原谷苑ホームページをご覧ください。
ご覧のように、マイクロバスにシールが貼ってあります。詳細は3ページ目で改めてご紹介します。

もうこっちのもんだぜ
原谷苑の桜まつりの桜
概観

まずは全体像をビデオで確認してね
枝垂桜
原谷苑でもっとも有名なもの桜は枝垂れ桜です。実際数が一番多く、ご覧のように圧倒されるくらい、いたるところに咲いています。枝垂れ桜のトンネルの中をくぐっているような感じです。枝垂桜にも梅と同様に源平咲き分けがありますが、原谷苑でも目にすることができます。巷では「死ぬまでに見ておけ」などと言われているそうです。

オレは命ある限り行くぜ。
いかように表現すべきか、言葉に困りますが、とにかく圧倒されます。歩くところの周囲に桜があるのではなく、桜の中に道があるような感じです。
他に見ることができる主な桜は、大島桜、黄桜、山桜、御室桜などです。御室桜は仁和寺よりも標高が高いせいか、若干遅く咲くようです。昨年、仁和寺経由で原谷苑に行きましたが、仁和寺ではほぼ花は散っていましたが、原谷苑ではまだ残っていました。他にも普賢象、楊貴妃、御衣黄、関山など、おおよそ20種類ほどが約450本、そのうち、約250本が枝垂れ桜ということですが、1,000本くらいあるような印象を受けます。
その他の桜
御室桜
仁和寺にちなみ、御室桜と呼ばれます。土壌が肥沃ではないためにご覧のように灌木のように低い木に桜が咲きます。原谷苑からみるとちょうど南側に仁和寺があります。標高が高いからなのか、仁和寺より若干遅く咲きます。一般には京都で一番最後に咲くといわれますが、実際は北野天満宮の北野桜が最後に咲きます。また、最楊貴妃や御衣黄も4月の半ば過ぎまで咲いています。
大島桜
大島桜はソメイヨシノと並びよく目にする桜です。この大島桜とエドヒガンを交配させてできたのが、ソメイヨシノです。
普賢象
普賢象という桜は少し聞きなれないかもしれません。普賢とは普賢菩薩のことで、像は普賢菩薩が乗っている像を意味します。花が下に向いてさいているので、像の鼻に見立ててこう呼ばれます。
楊貴妃
昔、玄宗という名の僧がいました。この人が大変桜が好きな人だったので、この僧にちなみなずけられました。