この記事の構成
- 1ページ 2024年最新情報、シャトルバスの乗り方、その他のアクセス方法、見頃予想と見頃の様子
- 2ページ 2023~2019年の見頃の様子
- 3ページ ア原谷苑の桜、春の植物、おべんとう、アクセス:市バス、シャトルバス、自家用車(駐車場がないため厳禁)
このページのもくじはこの下にあります。
2023年原谷苑最新開花情報
4月8日 ヤギ撮影隊性懲りもなく乱入済
石楠花、枝垂、青もみじがてんこ盛りよ。
前半が松月、後半が御室桜だよ。御室桜を見たい人は急げばまだ間に合うよ。
全体的にはこんな塩梅です。一番の見頃は過ぎましたが、引き続き見頃と評して差し支えないものと解されます。
取り急ぎ本日の様子をお伝えします。仁和寺ではほぼ散ってしまった御室桜が満開の状態で残っています。石楠花、桃、花海棠は見頃、黄桜、普賢象、関山は開花、紅葉の花も開花しています。雪柳、レンギョウはほぼ終わっています。菊桜は開花したばかりです。枝垂は6割程度残っています。写真ビデオは後程アップロードします。
4月1日 ヤギ撮影隊緊急闖入済
取り急ぎ本日の様子を報告申し上げます。
- 入苑料は1,500円
- 一番の見頃でソメイヨシノが満開
- 石楠花、ミツバツツジ、レンギョウ、木瓜、ヤマブキなども見頃
- 御室桜、花海棠は開花直前
- 黄桜、普賢象など遅咲きの桜ままだ蕾
- バス(3台)は15~20分間隔で定員(28名)になり次第出発。乗り場は例年通りわら天神の鳥居前から。
- 市バスは恒例の修羅場
- 予約なしのおべんとうが復活。2,400円、1,500円のものがある。お赤飯700円
- お菓子は350円~
現在、全体が見頃に入りました。市内中心部ではソメイヨシノが散り始めていますが、原谷苑ではソメイヨシノ、山桜、大島桜ともに満開の状態で残っています。各種枝垂桜はほぼ満開、風がいい塩梅に散らしています。
一番の見頃に入っています。可能な限り早めに行かれることをお勧めします。
他の場所ではソメイヨシノや山桜は散り始めてるから、満開の状態で見たい人は明日(4/2)に行けば間に合うよ。
東側の入り口、↓のところが券売所です。その上の辺りにソメイヨシノがあります。
シャトルバスだと西側の入り口に着くよ。
枝垂桜はほぼ満開です。今年も雪柳とレンギョウが綺麗です。
石楠花も今年は綺麗に咲いています。
もー毎年ほんとに帰りたくねーのよ。
数本ある御室桜はいずれもまだ開花していませんでした。満開は来週末以降です。
仁和寺では既に開花しています。
青もみじも花が咲いています。
おべんとうを予約した人用の席です。当日購入した人は苑内のベンチでいただきます。
今年はバスの時刻表はありませんでした。満員になり次第順次出発するとのことです。今週末がピークなのではと仰っていました。
↓のところがわら天神の鳥居前の乗り場です。市バスのわら天神前バス停は写真の左側にあります。
2022年原谷苑開花情報
4月16日 ヤギ撮影隊緊急入魂乱入済
現在、枝垂桜は概ね6割程度のこっています。散り始めていますが、依然見頃です。
原谷苑を甘く見ねーでくれ。6割でも見頃なんだ。
尚、黄桜(写真1枚目)、普賢象(写真2枚目)、石楠花、御衣黄、関山、利休梅などが見頃です。
他方、雪柳は見納め、レンギョウ、ミツマタなどはほぼ終わっています。
4月9日 ヤギ撮影本日も懲りずに乱入済
一週間前には5分程度にだった枝垂れはほぼ満開です。午前10時現在ソメイヨシノがほぼ満開のまま残っています。東門(シャトルバスが止まるのは西門付近)から入ったところの坂を上りきったあと、右側にまがったところにあります。入苑料は1,500円でした。
写真の→を上ると咲いてるよ。
他にも数本あります。山桜も満開のまま残っています。
苑内にある御室桜は数輪が開花していました。
他方、3時間後の仁和寺では満開になっていました。
ソメイヨシノを見たい人は急いでくれ。また間に合うぜ。
4月2日 ヤギ撮影本日闖入済
ヤギ撮影隊、不肖乍、取り急ぎ仔細お伝えいたします。
- 本日の入苑料は1,200円
- 枝垂の開花は全体で5割程度
- ソメイヨシノは7分程度
- 雪柳、木瓜、連翹、三又、桃などが綺麗に咲いている
- 御室桜、石楠花はまだ
5割程度でも既にして見頃と目して差し支えねーべ。今日ほど原谷苑の恐ろしさを思い知らされた日はねーぜ。
今年もお赤飯、いちご大福、ジュースやビールなどが購入可能です。お弁当は予約した人のみです。
シャトルバスはわら天神の鳥居前から9:00以降、順次約20分程度で運行。原谷苑までは約20分。
帰りは満員になると出発します。具体的な時刻表はありませんでした。帰りは9: 50より20分おきに出発します。最終は16:00です。(4/10確認済み)
わら天神の鳥居前に警備員さんが上の写真のバスに貼り付けてある茶色のステッカーと同じものを持って立ってはるから、分からないことはその人に聞いてね。
バス乗り場は市バスのわら天神前バス停じゃねーから気を付けてくれ。
枝垂は5割でもスゲー綺麗だ。原谷苑の恐ろしさを思い知らされたぜ。
今年もお赤飯、いちご大福、ジュースやビールなどが購入可能です。お弁当は予約した人のみです。
3月27日
今日現在、ソメイヨシノの見頃は4月1日前後と予見されます。昨年比で約一種間遅れです。昨年と同様に進捗すれば、原谷苑では10日以降に見頃に入るものと推定されます。ただし、ソメイヨシノはもう少し早めに見頃に入ります。
本稿での「原谷苑の見頃」っていうのは、さっき見てもらったビデオのように枝垂桜が満開で御室桜も咲いてて他の植物も満開の状態のことだよ。ソメイヨシノの見頃はこれより先にくるから気を付けてね。
やっぱ原谷苑は枝垂れだからな。あと、見頃の時期はあくまでヤギの予想だからな。保証はできねえぜ。
2021年の様子
4月10日
本日、闖入してまいりました。ソメイヨシノと一部の桜が散り始めていますが、見頃です。あと数日は見頃が続くものと思われます。本日の入苑料は1,200円でした。
ソーシャルディスタンシングの維持は十分可能でした。
仁和寺では散ってしまった御室桜もまだ残っています。見逃された方は原谷苑に行かれるとよいでしょう。シャクナゲや、三つ葉つつじ、源平しだれももなども見頃です。市内の桜も原谷苑と北野桜などをのこすのみとなりました。取り急ぎご報告まで。
青もみじも楽しめるよ。
弁当は売ってなかったけど、赤飯とかいちご大福とかさくらもちとかお茶とかビールは弁当じゃねーからな。
4月4日
調査の結果、現在、ほぼ見頃に入っているようです。時に、仁和寺で御室桜が満開です。例年、御室桜が満開になって少し経つと原谷苑でも御室桜が満開になり、経験上、このあたりが一番の見頃、若しくは見頃を少し過ぎた状態になります。今年行かれる方はもう、乱入されてもよいでしょう。来週末の4月10日頃を目安にされても大丈夫かと思います。
ただ、今年の桜は開花、そして開花してから満開になるまでが早いから、保証はできねーけどな。
来週末ですと、北野桜も見頃に入っているかと思われますので、両方楽しまれるとよいでしょう。
例年、北野桜が咲いていますので、北野天満宮で北野桜を楽しんでから、タクシーで原谷苑に向かうのがよろしいでしょう。
北野天満宮の鳥居の前にはいつもタクシーがいるよ。
2019年の経緯
4月6日
当初、花まつり(4月8日)頃が見頃と予測していましたが、まだ見頃に入っていないと推認されます。本日現在、御室桜がつぼみ膨らむ、北野桜に至ってはつぼみがほころび始めたところです。おそらく見頃は少なくとも今週末以降かと思います。
4月14日
本日、突入を予定していましたが、仁和寺に赴きましたところ、御室桜がまだ一部(日当たりがよい場所にあるもの)で満開になっているにすぎないこと、ソメイヨシノがまだのこっていること、並びに、北野天満宮の北野桜がやっと開花したことに鑑み、延期しました。来週半ばから末くらいが一番の見頃になるのではないかと予想しており、その頃に闖入して参ります。仁和寺、北野天満宮をまわるコースがおすすめです。
4月22日
撮影隊はついに突入してまいりましたが、満開です。木瓜、ミツバツツジのごく一部が散っています。ソメイヨシノは終わっていますが、メインの枝垂れ桜はほぼ満開、源平咲き分けも同様です。同日、仁和寺では御室桜がほぼ終了していましたが、原谷苑ではまだ満開の状態でした。楊貴妃が一本満開で残っています。御衣黄、黄桜などもほぼ満開です。まだ見頃が続きます。ここ数日に行かれるのがベストでしょう。
原谷苑の桜まつりの桜
枝垂桜
原谷苑でもっとも有名なもの桜は枝垂れ桜です。実際数が一番多く、ご覧のように圧倒されるくらい、いたるところに咲いています。枝垂れ桜のトンネルの中をくぐっているような感じです。枝垂桜にも梅と同様に源平咲き分けがありますが、原谷苑でも目にすることができます。巷では「死ぬまでに見ておけ」などと言われているそうです。
オレは命ある限り行くぜ。
いかように表現すべきか、言葉に困りますが、とにかく圧倒されます。歩くところの周囲に桜があるのではなく、桜の中に道があるような感じです。
他に見ることができる主な桜は、大島桜、黄桜、山桜、御室桜などです。御室桜は仁和寺よりも標高が高いせいか、若干遅く咲くようです。昨年、仁和寺経由で原谷苑に行きましたが、仁和寺ではほぼ花は散っていましたが、原谷苑ではまだ残っていました。他にも普賢象、楊貴妃、御衣黄、関山など、おおよそ20種類ほどが約450本、そのうち、約250本が枝垂れ桜ということですが、1,000本くらいあるような印象を受けます。
その他の桜
御室桜
仁和寺にちなみ、御室桜と呼ばれます。土壌が肥沃ではないためにご覧のように灌木のように低い木に桜が咲きます。原谷苑からみるとちょうど南側に仁和寺があります。標高が高いからなのか、仁和寺より若干遅く咲きます。一般には京都で一番最後に咲くといわれますが、実際は北野天満宮の北野桜が最後に咲きます。また、最楊貴妃や御衣黄も4月の半ば過ぎまで咲いています。
大島桜
大島桜はソメイヨシノと並びよく目にする桜です。この大島桜とエドヒガンを交配させてできたのが、ソメイヨシノです。
普賢象
普賢象という桜は少し聞きなれないかもしれません。普賢とは普賢菩薩のことで、像は普賢菩薩が乗っている像を意味します。花が下に向いてさいているので、像の鼻に見立ててこう呼ばれます。
楊貴妃
昔、玄宗という名の僧がいました。この人が大変桜が好きな人だったので、この僧にちなみなずけられました。
その他の春の植物
概観
桜にとどまらず、苑内にはたくさんの植物が咲いています。特筆すべきは雪柳の素晴らしさです。真っ白な雪柳に薄桃色の桜が映えます。ほかにも石楠花(写真一枚目)、花海棠(写真二枚目)、木瓜などがきれいです。昨年はヤマブキが各所で狂い咲きしていましたが、原谷苑でも目にすることができました。今年はどうなるかはわかりませんが、桃色、白、緑、黄の対比が心を奪います。
石楠花
苑内には多数の石楠花が咲いています。春にはよく目にします。外国の人に人気です。
木瓜
木瓜は様々な色合いのものがありますが、原谷苑ではこのような紅白のものが咲いています。
桃の花
他では桜が見頃になるころには桃の花は散っていることが多いと思いますが、原谷苑では見事に咲いています。
紅葉(かえで)
ほかにも紅葉も咲いていたりして、桜のみならず、とにかくいろいろな花を楽しむことができます。
また、この中でお弁当をいただくことができます。さくらもちやお赤飯もあります。
事前に予約すれば大丈夫だよ。あくまで上の写真みたいにして売ってないってだけだよ。
オレは毎年二つ食べるのが楽しみだったんだ。
このように、今日では桜の名所となっていますが、ホームページによると、もともとは「がらくたゴミ捨て場」で、農作物が育たないので、桜を植えたところ根ついて今日のようになったそうです。
もともと庭園として造られたわけではないので、山の斜面、若しくは丘の上にあるようなところです。故に急な坂がありますし、舗装もされていません。歩きやすい靴を履いていかないと大変なことになります。苑内の様子はご覧のようになっています。広くて迷いそうになるくらいですが、ところどころ、ご覧のような地図が掲示されています。
個人の所有に属する農園で、桜と紅葉の時期に公開されています。桜の時期の公開は4月上旬から下旬くらいまで、桜の咲き具合により決せられるようです。入苑料も咲き具合によいり決せられる、いわゆる時価となります。昨年、撮影隊が闖入したときは、2,000円でした。
所要時間はおおむね1時間~程度です。敷地は山の斜面のようなところにあります。かなり広いところですが、道は狭いので早く歩けるわけではありません。お弁当を食べたりしてゆっくりと過ごすのがよろしいでしょう。実際には2~3時間程度見ておいた方がよいでしょう。後程ご紹介しますが、バスに乗っている時間は片道約15分程度みておけばよろしいでしょう。待ち時間などを含めますと、半日使うくらいの心構えが必要かと思います。急いで見るのはもったいないので時間には十分に余裕を持ってください。
おすすめコース
原谷苑の桜は市内でも遅く見頃に入るのが通例です。たとえば、帰りに清水寺によってみたら桜は終わっていた、という事態を招来する場合があります。(その年の状況により異なるので、断言はできません。)
原谷苑が見頃に入る時期にほぼ確実に楽しめるのが、北野天満宮の北野桜です。この桜は市内で最も遅く咲く桜で、北野天満宮の境内に一本しかありません。時期が合えば御土居の青紅葉を一緒に楽しむこともできます。
北野天満宮には常にタクシーが待機している上、原谷苑からはそれほど遠い距離でもありません。北野天満宮で北野桜(可能ならば青紅葉も)楽しんでから、原谷苑行かれるとアクセスの便宜にも適う上、春から新緑にかけての京都を静かに満喫できるでしょう。
まーよー、北野桜と原谷苑が同時に見頃になる保証はできねーけどな。