2024年最新情報
4月10日
総論
本稿では世界遺産たる龍安寺と石庭と一緒に愛でることができる桜の見頃と種類や場所につきご紹介します。まずはビデオで石庭の枝垂桜をお楽しみ下さい。
尚、龍安寺は令和4年/2022年3月18日まで工事のため拝観が中止されていました。詳細は以下のリンクでご確認下さい。
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見頃の時期 4月前半~10頃
まずは、気になる見頃につき解説申し上げます。後述いたしますように、龍安寺の桜は石庭の枝垂桜、庫裏に入る直前の階段のところの枝垂桜、桜苑、回遊式庭園に咲くソメイヨシノと大別できますが、見頃の到来は僅差がありますが、例年、4月前半~10日頃となります。
ほんの少しだけ石庭の枝垂桜が遅い感じだよ。少しだけね。ただし、年によって区々だし、明確に予想することはできないからね。
2022年はよー、河津桜が3月に入ってやっと咲いてよー、天神さんの梅苑やら、他の花も遅くれてんのよ。だからよー、今年は後ろにずれ込むかもしれねえ。事柄の性質上断言はできねーけどな。
概ねこの辺りから見頃に入ります。これも後程紹介いたしますが、石庭には枝垂桜が二本、おそらくソメイヨシノ(近くまでいけないので断言はできません)が合計三本咲きますが、この三者が同時に見頃に入る時期は限られています。日程によっては一番良い時分にご覧になれないかもしれません。
しかし乍ら、これは龍安寺に限ったことではありませんが、桜は散り始めも良いものです。ビデオでご検証下さい。
オレは散り始めが好きだけどな。
今年は一週間から10日ほど遅れ気味だ。
最新の開花情報は以下でご確認ください。
龍安寺桜マップ
以下、上記の地図に従い解説いたします。赤い宇宙人が三門でここから赤い線に沿って藩時計周りに進んでいきます。尚、ご紹介する順番はこのルートの順ではありませんので、ご留意ください。
石庭の枝垂桜
龍安寺では石庭が最も高名な場所ですので、「龍安寺の桜」といえば想起されるのが上記の写真の桜かと思います。地図上、赤い花マークのところです。石庭から見える桜は三本あります。二本の紅枝垂桜、と(おそらくソメイヨシノ)があります。厳密には石庭の外にあります。これが石庭と相俟って、静かな春の訪れを知ることができます。
昔はよー、方丈側に桜の木があって有名だったのよ。今は切ったあとが残ってるらしいんだけどよく見えねー。写真右奥の方な。
これらの桜ですが、帰りしなに裏側からご覧になると、また違った印象を持たれるでしょう。
ビデオでも少し散ってるけど、散り始めの龍安寺は地面や青もみじの上に花びらが散っていたりしてとても綺麗だよ。石庭について知りたい人は下のリンクを参照してみてね。
庫裏前
先程の地図上、青い花マークのところです。順番が前後しますが、方丈に行く前に階段を登って庫裏から入りますが、この階段の手前にも見事な紅枝垂桜が咲いています。桜のトンネルをくぐって石庭に向かいます。
また、周辺には石楠花が沢山咲いていますので、是非ご覧になってください。
桜苑
先程の地図上、桜色で囲ってあるところです。見落としがちですが、龍安寺には桜苑があります。拝観ルートに則ると石庭を見た後に行くことになりますが、こちらには行かれずにそのまま池の方に向かわれる方が多く見られますが勿体ないので是非行かれるとよろしいでしょう。桜の中をかき分けて進んでいくかのような錯覚を覚えます。
回遊式庭園(池の畔)
先程の地図上、青色で囲ってあるところです先程の桜苑も回遊式庭園の一部ですが、ここでは入ってすぐのところにある鏡容池という池の畔について解説いたします。この池の畔にはソメイヨシノが沢山咲きますところ、これらに雪柳が花を添えます。さらに衣笠山を借景にしておりますので、春の只中にあることを実感できます。
なんつーかよー、石庭は繊細な感じだべ?こっちはよー、ガーッで来んのよ、ガーッて。
一か所木瓜がさいているところがあるから探してみてね。
龍安寺基本情報
龍安寺へのアクセス
市バス59系統に乗り、龍安寺前バス停 で下車、徒歩すぐ。