概説
2024/令和六年も昨年に引き続き仁和寺で青もみじのライトアップがあります。通常の参拝とは異なる点やみどころなど、以下、解説申し上げます。合掌。
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- 夕暮れから夜に至る経緯を楽しむのがよい。
- 御室桜んぼがある。
- 参拝できる場所は仁王門から金堂に至る参道のみ。
- 金堂は現存する最古の紫宸殿で、祀られるのは阿弥陀三尊。
- ライトアップ限定の御朱印あり。
- 期間は2024年5月24日(金)~7月15日(月・祝)の金土日祝、時間は19:00~21:00(受付は18:30から20:30まで)
- 料金は大人2,800円 高校生以下は無料
金土日祝のみです。平日は開催されていませんので、ご注意下さい。
夕暮れから夜に至る経緯
以下、日付は昨年のものです。
冒頭でご紹介しましたように、仁和寺青文字ライトアップは18:00~21:00に開催されます。6月6日現在ですと、日没は19:10頃となっています。18:00に行くとまだ夕方です。
ここの後、ゆっくりと暗くなっていき、20:00くらいに暗くなります。
5月くらいから祇園祭の前祭くらいまでの間は夕方の空がこのような色になります。
ライトアップ期間は7月25日までありますので、両者を堪能することができます。
夕刻から夜に向け刻刻と変わっていく空とライトアップの様子を楽しむのがおすすめです。休憩所があり、腰掛けと自販機がありますので、ここでゆっくりされるとよいでしょう。
御室さくらんぼ
春の仁和寺と申しますと、御室桜がつとに有名ですが、現在は葉が茂っている状態で、さくらんぼがなっています。暗くなると見えませんので、さくらんぼのためにも早くいかれるとよろしいかと思います。御室桜につきましては、以下のリンクをご参照ください。原谷苑にも咲いています。
参拝は仁王門から金堂まで
日中と異なり、ライトアップ時に参拝できるのは、仁王門から中門を経た金堂(こんどう)の手前まです。五重塔や観音堂付近まではいけませんのでご注意下さい。
仁王門は道路に面している門です。閉門していますが、横の出入口から入ることができます。
拝観受付はいつもの場所にあります。
拝観料を納めると、このような案内をいただけます。
受付を済ませた後、中門を経て、右てに五重塔を望みながら、金堂手前まで行くことができます。
金堂の前では、係の人がおられ、一人ずつ撮影をすることになっているそうですが、当日は自由に撮影できました。
フラッシュは文化財保護の観点から使用禁止だ。
つかうなよ。
参道からは横に行く道がいくつか伸びていますが、ご覧のような柵などがあり、入れないようになっています。
金堂は1612年に建立された紫宸殿が下賜されたもので、現存する最古の紫宸殿です。紫宸殿とは、内裏の正殿たる建物で、即位礼や節会などが執り行れる場所です。現在の京都御所の紫宸殿は1885年に建立されたものです。
内部には御本尊たる阿弥陀如来像、並びに脇侍たる観世音菩薩像、勢至菩薩像などを祀ります。(いずれも平安期のもの)
青もみじライトアップ限定御朱印
拝観受付で授与されます。志納金は500円です。スペシャル用紙に書かれた書置きのものになります。(日付はその場で記入していただけます。)
仁和寺へのアクセス
JR京都駅から
京都駅前バス停D3乗り場から26系統に乗ると一本でいけます。平生は推奨していませんが、現在、バス、道ともに空いていますので、利用なさってください。
京都市営地下鉄烏丸線京都駅から国際会館方面行きに乗車。
市営地下鉄烏丸線今出川駅で下車し、3番出口から地上に出て、烏丸今出川バス停から市バス59系統に乗車。
御室仁和寺バス停で下車。
京阪祇園四条駅・阪急河原町駅から
祇園四条(京阪)、河原町(阪急)で下車し、四条河原町バス停から市バス59系統に乗車。
御室仁和寺バス停で下車。