概要
- 2020年の秋の特別公開は例年と異なり10/1から12/10まで開催されます。
- 瑠璃光院の紅葉の見頃は概ね11月の半ば以降。市内中心部より若干はやめ。
- 今年は秋には「ライトアップ」枠があるが瑠璃光院が開催するものではないとのこと。ただし、瑠璃光院のホームページから予約できる。
入場方法は他の寺社仏閣と著しく異なる。瑠璃光院から離れた場所で拝観券を購入し、時間が来たらみんなで並んで瑠璃光院に向かう。詳細は後ほど述べる。本年は予約制なので混乱はないと思われる。

尚、本投稿の紅葉の時期は厳密なものではありません。あくまでも目安としてお考え下さい。また、本投稿内の寺社仏閣の公開時間、拝観料などは変更されることがありますので、ご注意ください。右、並びに本サイトから起因する一切の不利益に対し、本サイトはいかなる責任も負いません。かならずご自身でご確認ください。
瑠璃光院の紅葉2020年
- 2020年の秋の特別公開は10/1(木)から12/10(木)まで開催されます。
- 拝観時間は10時~17時の間ですが、11月1日~12月6日は9時30分~18時が予定されています。
- 拝観料は1人2,000円(小学生以下無料、中学生以上の方は学生証提示で1,000円)
- 例年と異なり、15分刻みの予約制です。これは近年の旅行代理店が介在して行われるものではなく、直接瑠璃光院のホームページから予約します。
見頃予想
瑠璃光院は八瀬という所にあります。ここは山の中でかなり標高が高いところです。よって、永観堂などの市内中心部よりも若干早めに紅葉し始めます。例年概ね11月の20日かより少し前くらいから見頃になるといった感触です。ただし、永観堂などとほぼ同じといった年もありますので、注意が必要です。
上の写真をご覧ください。この写真は説明しやすいように加工してあります。有名な所謂瑠璃光院の”リフレクション”です。これはテーブルに景色が反射しています。ここが一番の撮影スポットになります。
ここからみることができる楓は概ね四か所に分けることができます。まずは、一枚目の白っぽいもの。次はその隣のオレンジ色の部分。そして桃色の部分です。
次いで、二枚目の桃色の部分。これは一枚目の桃色の部分と同じです。二枚目の緑の部分となります。
私の経験上、この四者が同時に見頃になることはおそらくありません。
最初に白い部分が紅葉し始めます。上の写真の赤い所が白い部分です。その先に見えるオレンジや桃色の部分はまだ緑色です。
実際は桃色の部分が色づいた頃を目安に行くのがよろしいかと思います。この写真は昨年の11月26日に撮影したものです。

ただし、今年も同じ時期にこういう状態になるとは限りませんよ~
我々がネットや雑誌で目にする瑠璃光院の紅葉の写真の大半は力一杯加工されていて、ビビッドな紅葉を目にすることができるような気がしますが、実際はご覧のような繊細な印象ですので、誤った予断はお持ちにならないで下さい。瑠璃光院の公式サイトの一番上の写真が一番綺麗な時のもので、かつ加工していないものだと思われます。「瑠璃光院 紅葉」で検索して出てきたものと比べてみてください。

有体にいうと、加工した写真はウソくせーんだ。これはヤギのビデオだけど、上の写真加工してある(ビビッドにしてあります。)。ウソくせーべ?ビデオの中では加工してるのとしてないのが混在してるから確認してみてくれ。行ってがっかりしてほしくねーからよー

兎に角、繊細な紅葉です。

Exquisite 紅葉どすえ
瑠璃光院の紅葉
瑠璃の庭 日中
先ほどのテーブルがある部屋は、書院の二階にあります。すると、おなじみのこの景色が見えてきます。お待たせしました。床紅葉とよばれますが、実際にはテーブルの上に反射しています。誰もいないように見えますが、実際はテーブルの周りは人だらけです。
昼間ご覧いただくのも良いのですが、おすすめは日没間際です。微かな灯りのなかの紅葉がみごとです。この時間帯は、瑠璃光院に限らず、京都市内はどこでも綺麗ですので、お越しの際は気に留めていただければと思います。

他の場所でもこの時間帯をねらっていくといいどすえ
瑠璃の庭のライトアップ
2019年のライトアップは11月2日(土)~4日(月・休),9日(土),10日(日)の各日と、16日(土)~12月1日(日)までの毎日、並びに12月7日(土)と8日(日)です。
そうだ京都いこうのサイトから事前に拝観券を購入してください。一日150名限定です。昨年行ってきましたが、人が少なく、おすすめです。
書院二階から見たところです。ご覧のように控えめなライトアップです。室内は真っ暗になります。ここでは、床もみじを楽しむというよりも、紅葉と闇の対比を楽しむのがおすすめです。建物の中がほぼ完全に真っ暗になる場所は瑠璃光の他に、天授庵があります。天授庵の場合、庭のライトアップの主張が強めです。他方、瑠璃光院の場合、あくまでも、静謐なライトアップです。一番のみどころです。

是非ご自身の目で確認してくださいね~
今度は一階に降りてみます。ここから見てもやはり控え目かつ繊細なライトアップです。二階の喧騒の後は一階でしばし安らぐのがよろしいでしょう。