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【2019】葵祭前儀、御蔭祭のみどころ、コース、日程を特別に教えるよ!

京都の5月といえば、葵祭が有名ですが、これに先立ち、御蔭祭(みかげまつり)下鴨神社で行われます。この御蔭祭とは葵祭に先立つ5月12日に行われる神事で、葵祭の前提をなす重要な神事です。時間などの詳細は下鴨神社叡電のホームページで必ず、今一度ご確認下さい。

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御蔭祭とは?

御霊祭は、葵祭が行われる5月15日(旧暦4月酉の日)に先立つ、12日(旧暦牛の日)に行われます。新たに生まれた下鴨神社の御祭神の荒御魂(あらみたま)を比叡山山麓の御蔭神社から下鴨神社へお連れする神事です。この新たに生まれた荒魂と和魂(にぎみたま)と一つになり、御祭神は新たに生まれ変わり、葵祭の日を迎えます。

その歴史は古く、社史によれば紀元前581年頃、第二代綏靖天皇(すいぜいてんのう。綏、靖、ともに難しい漢字ですが、安らかという意味です。父は神武天皇。)の御代にさかのぼり、これが発展して葵祭になったと言われています。行粧(行列のこと)は、我が国最古の神幸列と言われます。

葵祭は以前申し上げました通り、朝廷の祭(勅祭)という側面が強いお祭ですが、御蔭祭は、賀茂氏のお祭という側面が強いお祭です。
行粧(ぎょうそう。神職や氏子の方々からなる我が国最古の神幸行列)は下賀茂神社を出発し、御蔭神社で生まれ変わった荒御魂をお迎えし、賀茂波爾(赤の宮)神社、宝ヶ池を経由し、下鴨神社に一日かけて戻ってきます。

久世駒形稚児/Kuzekomagatachigo久世駒形稚児

この荒魂と和魂が融合するという考えは、祇園祭にも存在します。祇園祭には久世駒形稚児(くぜこまがたちご)というお稚児さんが登場します。この久世駒形稚児というお稚児さんは南区の綾戸國中神社から同神社の御神体を体に括り付けた状態で八坂神社にやってきます。胸に結わえ付けられているの幣束に包まれた馬の頭部が御神体です。この御神体を身に着けていることにより、久世駒形稚児は素戔嗚尊の荒魂そのものとみなされます。故に、八坂神社の境内に乗馬したまま入場し、地面に足をつけることはありません。

この「新たに生まれ変わる」という考えは我が国の文化の根幹の一つといっても良いかもしれません。しおりの回でご紹介したアンドレマルローが確かLe Miroir des Limbes の中で(この辺は記憶が定かではありません)伊勢神宮が式年遷宮によって変容することによって永続性を獲得する、というような内容を言うてはったんですが、御蔭祭、祇園祭では、私はこの考え方を思い出します。日本人の死生観に深くかかわることだと思いますので、是非この機会に皆様もご一考なされてはと思います。

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御蔭祭のみどころ

三日後の葵祭に向けて、再生された荒御魂を迎える重要な神事です。御蔭神社では、荒御魂が生まれ変わる瞬間に立ち会えます。葵祭に備え、是非参加なさってください。また、あまり知られていないので、混雑していません。日本最古の神幸行列を間近で見ることができます。

以下、みどころを解説しながら、下鴨神社→御蔭神社→賀茂波爾神社(赤の宮神社)→下鴨神社に至るコースを一日で回る方法をご紹介します。尚、本コースでは時間の制約上、お昼ご飯を食べる時間はありません。おにぎりを持参するなどしてください。参考までに、撮影隊は朝ごはんをたべてから下鴨神社での神事終了まで、アイス最中を一つ食べた以外、なにも口にしていません。

尚、近年、5月に入ると紫外線が強くなりますので、日焼け対策は必ずなさってください。また、市内ではすでに蚊がいます。特に御陰神社付近ではうようよしていますので、虫よけ対策も忘れないようにしてください。

いちきしま ひめ
いちきしま ひめ

日焼け止めと虫よけを忘れないでくださいね~

ヒヒヒ
ヒヒヒ

ここから先は2019年の注意事項だよ。

2019年は12日は日曜日になっておりますところ、混雑が予想されます。上記のコースで攻めることも可能ですが、その場合、後述申し上げます、下鴨神社で行われる切芝神事を間近で見ることは恐らく不可能です。祭の趣旨からは、御蔭神社の神事が重要ですが、観光の観点からは、切芝神事から御神櫃が本殿に入るまではみどころかと思います。

御影神社での神事のあと、下鴨神社での切芝神事以降をご覧になりたい場合、賀茂波爾神社(赤の宮神社)には行かないという選択も視野に入れて下さい。おそらく、切芝神事は混むと思われます。今年も昨年同様、この判断が明暗を分けることかと思います。環城楽を見られないのは少し残念かもしれませんが、他の機会でも見ることが出来ますので、無理はなさらないほうがよいかと思います。

やぎももさん
やぎももさん

 来年のお楽しみにとっておけばええどすえ。

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御蔭祭2019 下鴨神社 勧盃の儀

午前9時00分 下鴨神社

9時になりますと、御手洗川で樹下神事という祓いの儀式が行われます。その後、勧盃の儀という儀式が行われます。簡単に申しますと、神職の方が盃をいただき、参列者全員をお清めして、御蔭神社に向けて出発する行事です。

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mikage (4)_GF御蔭祭

この後、我々一般人も遠方からですがお清めしていただけます。これが済むと、いよいよ出発です。行粧は順次、糺の森(ただすのもり。下鴨神社の南方に広がる鎮守の森)に向かいます。

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トラックに積んである天蓋のようなものに、御神櫃を収めます。なぜトラックかというと、行粧はこの後、糺の森からマイクロバスで御蔭神社まで移動するからです。

御蔭祭御蔭祭御蔭祭

この時点で、時刻は午前9時45分くらいです。一路、出町柳駅を目指します。電車の時間は10時07分。下鴨神社から駅までは徒歩で約10分です。

10時07分 叡電 出町柳駅

出町柳駅からは、叡山本線と鞍馬線の二本がでています。叡山本線に乗り、終点の八瀬比叡山口をめざします。料金は、おとな260円、こども130円。所要時間は14分。10時07分発10時21着です(2019年5月現在)。

これを逃すと次の電車は10時22分発10時36分着です。これでも御蔭山の儀にぎりぎり間に合いますが、余裕をみて07分発がよいでしょう。

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御蔭祭2019 御蔭山の儀 御生神事(みあれしんじ)

10時21分 八瀬比叡山口 到着

ここから御蔭神社までは歩いて約20分くらいです。緑色の線から山道になります。山道ですが、平坦で気持ちよく歩けます。瑠璃光院に行かれたことがある方は瑠璃光院に行くと時と同じ方向にすすんでください。

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 赤い吹き出しのところにある看板。

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 青い吹き出しのところにある標識。これはかなり小さいので見逃さないようにお気を付け下さい。恐らく他の人の御蔭神社を目指して歩いているとは思いますが、見落とさないようにしてください。

11時00分 御蔭山の儀

幕の中へ入れるのは神職の方のみ。一般人は中に入るのはおろか、垣間見すら許されません。我々は祝詞を外で聞きながら低頭します。これが終わると、我々も、幕の向こう側の二つの本殿にお参りできます。写真撮影は禁止されています。お社が二つあり、下鴨神社の大炊殿でみたような神饌が捧げられていました。お参りが終わると、お神酒をいただけます。このお神酒はふつうの日本酒とは違って、フルーティーな味がします(なんという種類なのかはわかりません。伏見稲荷で大山祭で頂いたものと同じ味がしました。)。

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神職の方が出てきました。

12時00分 御生神事(みあれしんじ)

いよいよ最初のクライマックス、御生神事です。お生まれになった荒御魂を御生木(みあれぎ)に導き、御神櫃(ごしんぴつ)に移します。「あれ」とは現れるという意味です。

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雅楽が奉納されます。荒御魂誕生の瞬間です。ここでも青もみじと一緒にご堪能ください。

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中央の方がもっていらっしゃる白い箱が御神櫃です。

御蔭祭 御生神事

この後、本殿から外に向かって風が吹いてきました。

この後、行粧は下山し、赤の宮神社を目指します。

12時29分 八瀬比叡山口駅

12時29分発の出町柳行に乗ります。これを逃すと、路次祭に間に合いません。料金は、おとな260円、こども130円。所要時間は7分。

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御蔭祭2019 路次祭 賀茂波爾(赤の宮)神社

12時36分 一乗寺駅着

ホームを降りたら、電車が進んでいった方向を向いて、右に進みます。ここから赤の宮神社までは徒歩約10分です。

13時00分 路次祭

赤の宮神社(正式名称は賀茂波爾[かもはに]神社といいますが、検索などは赤の宮神社でした方がよいでしょう)に向かいます。御神櫃を収めた天蓋のようなものを積んだトラックとともに行粧が到着します。

mikage (21)_GFmikage (22)_GF御蔭祭 路次祭

神事が行われたのち、舞楽、「環城楽(げんじょうらく)」が奉納されます。他のお祭りでもよく奉納されますね。昔の中国西域の人が蛇を持って帰る様子を描いた雅楽の舞曲です。私は蛇をみてびっくりするところと蛇をもって喜んでいるところがかわいい感じで好きです。

これが終わるのが14時ころです。行粧はこの後宝ヶ池に向かいますが、下鴨神社での撮影場所確保のため、下鴨神社に戻ります。この後、下鴨神社で神社の方が話されていた内容を総合しますと、行粧は下鴨本通りを南下して、糺の森に入ってくるようです。

14時21分 一乗寺駅

出町柳駅までは6分。運賃はおとな210円、こども110円です。

14時27分 出町柳駅

切芝神事は16時00分開始予定。この間に遅い昼ごはんをとります。時間に余裕を持つため、出町柳駅周辺で済ませるのがよいでしょう。

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御蔭祭2019 切芝神事 下鴨神社

16時00分 下鴨神社 切芝前

予定では行粧はこの時間につくはずですが、時間がかかるようです。神社の方によると馬は人間のように時間通りに進むわけではないから厳密に時間通りにならないとのことです。待っている間、この方のお話しを聞きます(マイクで御蔭祭や葵祭の歴史などを解説してくださいます)。式年遷宮とともに、行粧の範囲ひろがったことなどを伺います。行粧は宝ヶ池を出発します。随分遠くからくるな、と不思議に思っていたんですが、その昔、ご神体を松ヶ崎の方に避難させ、仮のお社を設けたことがあるそうで、その関係で松ヶ崎の方面ともご縁があるんだそうです。ヒヒーン

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先頭の馬車が入ってきました。総勢約250人が糺の森に続々と入ってきます。

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背中に荒魂のおわします御神櫃のせた神馬がやってきました。

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なぜ神馬が幕の中にいるのかは後ほど説明申し上げます。

16時45分頃 切芝神事

ついに本日最大のクライマックス、切芝神事の始まりです。

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神職の方が前に出ます。神馬も先ほどとはうって変わって神妙な面持ち。

御神櫃を背負った神馬の前で、東游(あずまあそび)という舞楽が奉納されます。これは、荒御魂を載せた神馬に舞楽を見せることで荒御魂にも見て頂いたこととするためです。ここからはビデオでご覧ください。

東遊の奉納が終わると、童子に杖が渡されます。その後、雅楽が奉納された後、再び隊列を組みなおし、下鴨神社本殿に向かいます。

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古の衣装に身を包んだ神幸行列が楼門まで続きます。圧巻の光景です。

 

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続々と本殿前に向かいます。

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神馬が荒御魂と共に本殿に入ります。いよいよ大詰めです。この後、門は閉じられます。

17時00分 本宮の儀

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御蔭祭2017

役目を終えた神馬が出てきました。先ほどまで背負っていた御神櫃がありません。この後、再び門が閉じられ、本宮の儀が執り行われます。こちらは完全非公開です。荒御魂は和御霊(にぎみたま)と一つとなり、葵祭を迎えます。本殿から幽かに聞こえる雅楽調べのなか、帰路につきます。

同日、上賀茂神社でも御阿礼神事(みあれしんじ)という葵祭の前儀が行われます。こちらも完全非公開です。尚、写真の神馬は上賀茂神社の神馬、神山号に似ていますが、別の馬です。鼻の模様が違うのでわかります。

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葵祭
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