三千院に向け出発
蓮華寺発11:50頃
先ほど降りた上橋バス停から再び京都バス19系統・大原ゆきに乗ります。
平日・土曜・休日 11:55上橋バス停発→12:12分大原バス停着
お昼タイム
三千院着13:15頃
13:00頃までにお昼ご飯を済ませます。お店は大原バス停付近、並びに三千院に至る参道に点在しています。ここから先は時間に関して神経質になる必要はありません。三千院にはおおむね13:15頃を目安に到着してください。
そばがおいしいぜ。
三千院
概要
混雑度・・・★★★☆☆
今回の滞在時間・・・45分
通常の滞在時間・・・1時間30分
拝観料(大人)・・・700円
三千院のみどころ
元来は円融坊と呼ばれる草庵でしたが、12世紀以降、門跡寺院となりました。梶井門跡と呼ばれる五箇室門跡のひとつで、妙法院、青蓮院と並び、天台三門跡の一つに数えられます。四季を通じ様々な植物をめでることができます。近年ではわらべ地蔵と呼ばれるかわいいお地蔵さんで有名かと思います。
14:00頃を目安に実光院に向かいます。徒歩約3分位です。
瑠璃光庭の紅葉
三千院はとても広いので、紅葉を愛でる場所は沢山ありますが、なかでもおすすめなのが、寝殿前には瑠璃光庭という庭園です。ここは苔が一面に生えていますが、この上に散った葉を楽しむのがおすすめです。ご覧のように一面が楓の葉で満たされます。この先に、往生極楽院と呼ばれる、阿弥陀三尊像が祀られる建物があります。
写真奥の建物が往生極楽院です。先ほどの写真では葉が散っていましたが、往生極楽院の先は苔の庭が広がります。写真一番下の真ん中ほどに石でできた何かが見えます。
この何かが、有名なわらべ地蔵です。他にも何人かいらっしゃいますので探してみてください。ここから先、すこし高い所に金色不動堂をいう建物があります。この建物の近くに寒桜が咲いていますのでご覧になられるとよいでしょう。(ただし、次の目的地たる実光院でも不断桜をみることができます。)おおむね14:00位に三千院を出発してください。
三千院基本情報
三千院へのアクセス
京都バス大原バス停より徒歩約20分。
実光院
概要
混雑度・・・☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
今回の滞在時間・・・30分
通常の滞在時間・・・1時間
拝観料(大人)・・・300円
実光院のみどころ
はすぐ近くにある勝林院というお寺の僧房です。ここも三千院同様、季節ごとに様々な花や植物を愛でることができます。大原は声明(しゅうみょう)と呼ばれる仏教音楽発祥の地であり、実光院には多くの楽器が展示されています。ついつい見逃しがちな小ぢんまりとしたお寺ですが、是非いかれてみるとよいでしょう。14:30頃に宝泉院に向け出発してください。
旧理覚院庭園
まずは紅葉からご紹介しますが、ご覧のように見事な発色をたのしめます。ご覧のように赤の発色が綺麗です。実光院は一面に楓が植えられているというわけではありません。静謐な庭園の中に点在している紅葉を楽しんでください。
実光院には不断桜という桜が咲いています。この桜は秋から春までたのしめます。ご覧のように、柿、楓、桜を一度に楽しめます。
実光基本情報
実光院へのアクセス
京都バス大原バス停より徒歩約20分。
宝泉院
概要
混雑度・・・★☆☆☆☆
今回の滞在時間・・・45分
通常の滞在時間・・・1時間
拝観料(大人)・・・800円 avec お茶とお菓子
宝泉院のみどころ
宝泉院もまた、声明が伝えられた寺院です。御葉の松という近江富士を模した樹齢700年の松や、徳川家康の家臣鳥居元忠らが、伏見城で自刃した時の床を天井にした血天井などが有名です。特に、数ある血天井の中でも、とりわけ生々しいかと思います。この天井の下でお茶をいただくことができます。この時いただけるお菓子、「ひととき」というお菓子が絶品です。一乗寺にある若狭屋末則さんというお店のものです。血天井のしたでお茶をいただくことで、供養になるとのことですので、是非いただいてみてください。合掌。
盤かん園の紅葉
盤かん園ともうしますのが、先程ご紹介しました御葉の松がある庭園ですが、御葉の松の周囲には楓は植えられていません。西側にご覧のように楓が植えられています。こちらも額縁庭園になっています。
鶴亀の庭
もう一つの庭園、鶴亀の庭は橙色の発色が例年見事です。宝泉院も相対的に参拝される方が少ない場所ですので、静かに紅葉を楽しんでいただけるかと思います。
宝泉院基本情報
宝泉院へのアクセス
京都バス大原バス停より徒歩約25分。