五山の送り火 ひみつ穴場鑑賞スポット 大文字・鳥居形
こんにちは。現在の京都は、京の七夕が開催中ですが、8月に入るとそろそろ五山の送り火が気になってきます。今回は、本ブログをご覧皆様だけに、特別にひみつ鑑賞スポットをご紹介します。
ただし、木が伸びたりしてて見えないこともあるかもしれませんので、保証はしかねます。あくまで参考にとどめ置き下さい。
まー、保証はできねーけどな。
当日は千日詣りだよ。
渡月橋、およびその付近からだとこんな塩梅です。合掌
五山の送り火 ひみつ穴場鑑賞スポット それは清水寺
実は清水寺から大文字と鳥居形が見えます。こんな感じです。
確か、もう一つ、舟形が見えたような記憶があるのですが、証拠写真がございませんので、保証できません。少なくとも上記の二つが見えました。
点火時間は以下の通りです。燃えている時間は約2~30分程度でしょうか。
名称 | 点火時間 |
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大文字 | 午後8時 |
妙法 | 午後8時5分 |
船形 | 午後8時10分 |
左大文字 | 午後8時15分 |
鳥居形 | 午後8時20分 |
この地図のマーカーの位置がおおよその目安です。年によって木の繁り方が微妙に異なりますので、青い線の上にベストスポットが存在するとお考え下さい。また、事の性質上、必ず見られることを保証するものではないことをご理解下さい。
折角ですので、大文字の様子をビデオでご覧ください。風の音がうるさいので、音声は消してあります。送り火に関しては、後日、改めて解説させて頂きます。
清水寺 夜間特別拝観 千日詣り
なぜ夜に清水寺に入れるかと申しますと、この時期は清水寺の夜間特別拝観が行われているからなんですね。以下に概要を記載します。
期間 | 8月14(日)~8月16日(火) |
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時間 | 開門19:00~最終受付21:00 |
拝観料 | 大人400円 小中学生200円 |
詳細は清水寺公式ホームページでご確認下さい。また、本ブログでも清水寺についてご紹介しておりますので、合わせてご覧ください。
清水寺では春・夏・秋に夜間特別拝観を行っていますが、夏はこんな感じです。
夏は緑が強調されます。清水寺の夜間拝観が秋が一番の人気ですが、夏もとてもきれいです。しかも、秋に比べて空いています。
この写真を撮った場所には欄干があるので、その上にカメラを載せて撮ると、きれいに撮れます。
また、例年ですと、経堂の前で南部鉄器の風鈴が鳴っています。
この期間は千日詣りと呼ばれ、一回おまいりしただけで、千回おまいりしたのと同じご利益があるといわれます。他にも胎内巡りなどがあって、送り火を見つつ、清水寺も堪能できてしまいます。(詳細は後日レポートします)
清水寺までのおすすめコース
行き
清水寺の回で申し上げましたように、バスを利用すると、大変混雑します。そこで、今回が阪急河原町駅を利用したコースをご紹介します。京阪祇園四条駅、もしくは市バスの四条河原町バス停からでも可能です。まずは地図をご覧ください。
まずは、河原町駅1B出口から地上に出ましたら、木屋町通りを下がり、鴨川を渡って頂きます。
橋を渡ったら、踵(きびす)を返してみましょう。夕暮れ時なら空がきれいです。そのまま東に向かい、建仁寺の境内に入ります。(地図のハートの場所)
地図上の旗の場所に来たら、道路に出ずに、下の写真の方向に進みます。
この先(地図上のマーカーの場所)に霊源院があります。現在は毘沙門天立像の御開帳が行われいます。詳細は霊源院公式ホームページでご確認ください。
その後、道路に出ると、八坂の塔が見えてきますので、そのまま登って行って下さい。
空が綺麗です。大体7時過ぎくらいだと思います。夜間拝観は7時からですから、ちょうどこんな景色との邂逅が待っているかもしれません。
帰り
帰り道は、地図上の青い線の通りに進んでください。三年坂、二年坂を経由して石塀小路に入っていただきます。
この後、八坂さんにお詣りして、四条通りに出て頂きます。
四条通りに出ましたら、おはぎの丹波屋さん(ネコマーク)でちぎり餅(120円)を頂きましょう。甘口でとても美味しいですよ。
もしくは、福栄堂さん(ペンギンマークの場所)で祇園の月を頂いてもいいでしょう。写真が箱に入っていますが、一本から購入できます。その場で食べたい旨、伝えればその場でいただけます。おすすめは抹茶味です。京都で抹茶系スイーツはたくさんありますが、ここの祇園の月は最高峰に位置するものの一つです。一本160円です。
おすすめ
今回ご紹介した清水寺は送り火鑑賞スポットとしては、あまり有名ではありません。それゆえ、人もあまり多くありません。ただし、近くではないので、あまり大きくは見えません。そかし、清水寺の夜間拝観が堪能できます。清水寺からは夜の京都市内を一望できますところ、市内が送り火に合わせ、街がの明かりが落とされるところもまた綺麗です。
加えて、今回ご紹介したルートは京都らしさを感じられるように設定してあります。(実際にこのルートの一部は私もよく通ります。)デートコースとしてもおすすめです。
是非、ご一考の上、今年の送り火を楽しんでいただければ幸いです。