京都の雪景色 1月16日
お待たせいたしました。前回からのつづき、今回は嵐山~天龍寺~野宮神社~詩仙堂~圓光寺~曼殊院の雪景色をご紹介いたします。
嵐山の竹林
この日は朝9時くらいまでは吹雪のようでしたが、嵐山に着くころには止んで、日が差してきました。雪が解けて雨のように上から降っていました。
雪の重みで竹や垣が下がっているのがお分かりかと思います。
一番すごいところだとこんな感じに倒れそうになっています。
京都の雪景色 野宮神社
竹林を進んでいくと野宮神社(ののみやじんじゃ)に到着します。普段は早朝でも参拝する人がいますが、今日は雪のせいか人影もまばら。人が写らない野宮神社の写真を撮れました。 普段は観光客の方でいっぱいですが、この野宮神社、本来は静謐としたところです。元来、ここは天皇が代替わりしたとき、伊勢神宮に奉仕した斎王が一年間潔斎(けっさい。心身を清めること)をした場所です。『源氏物語』の樫木の舞台になっています。御祭神は天照大御神です。
鳥居をご覧ください。この鳥居は「黒木鳥居」といいます。クヌギの木をそのまま使っています。鳥居の中でも初期の様式です。
本殿と縁結びで有名な野宮大黒天の様子です。日光に雪が映えますね。
これはお亀石と呼ばれる石です。撫でながらお祈りすると、一年以内に願いが叶うといわれています。
これは井戸なのですが、龍神様が祀られています。京都は地下に伏流水がたまっていて、水が豊富なところです。龍神様の話はよく登場します。
これは手水舎ですが、凍っています。神社さんに行って何らかの理由で手水が使えないときは、心の中で清めたことにするんだそうです。まあ、使えないのだからしかたありませんよね。
この後、大河内山荘に向かったのですが、雪のため入れませんでした。すべりやすいからだそうです。確かに手すりもなにもないので、安全のためにはしかたありませんね。とても綺麗だったはずですが、残念です。
仕方なく、天龍寺に向かいます。
京都の雪景色 天龍寺
嵐山を借景にしていますが、もし嵐山がなかったら魅力が半減します。
普段は季節の植物が綺麗なところですが、この日は辛うじて南天がみえるだけでした。
真ん中に見えるのが日本最古の石橋です。
京都の雪景色 渡月橋
申し訳ございません。昨日ご紹介し忘れました。渡月橋の様子です。空気が澄んでいて清々しい気分でした。雪も山肌が見える程度に積もっていていい塩梅です。
あ~おいし~
この後、撮影隊は詩仙堂を目指します。大河内山荘に行けず、予定が変更になりましたので、今回はお昼タイムがあります。通常は一日に何か所も回るので、昼ごはんはありません。
次は詩仙堂だよ