京都の雪景色 詩仙堂
ここは江戸時代の文人、石山丈山の山荘跡の寺院です。春と秋は混雑しますが、平生は静かなところです。紅葉の名所としてご存じの方もおられるかと思います。狩野探幽筆による中国詩家36人の肖像画がある詩仙の間という部屋にちなみ、詩仙堂と呼ばれます。室内は撮影禁止で庭園のみ撮影が許可されています。
この日の参拝者は私を含めて数人程度。皆、しんしんと降る雪と庭を眺めていました。時折聞こえる鹿威しの音が静寂にしみます。
これは庭園へのアプローチ。石垣が綺麗です。
庭園の様子です。濡れた南天が日に照らされています。この日一番綺麗な南天でした。
詩仙堂の紅葉の様子はこちらをご覧ください。
京都の雪景色 圓光寺
ここも詩仙堂の近くにある紅葉で有名な寺院です。もともとは徳川家康が開いた学校です。ここも詩仙堂同様に秋は混雑しますが、普段は訪れる人も疎らです。
これは「十牛の庭」とよばれる庭園です。10個の牛に見立てた石が置かれています。
もう一つ有名なのがこのお地蔵さんです。
圓光寺の紅葉の様子はこちらをご覧ください。
京都の雪景色 曼殊院
最後にご紹介しますのは、光明院と並ぶ私のおすすめスポット、曼殊院です。ここも春(つつじ)と紅葉が綺麗なところですが、いつも空いています。所蔵品が一級品揃いで一見の価値があります。写真撮影は庭園のみ許可されています。建物内部をお見せできないのが本当に残念です。大黒様と弁天様のお札がいただけます。
ここは私のお気に入りの場所なので、2時間くらい滞在しました。途中晴れ間が覗いたり、激しく雪が降ったりと目まぐるしい変化を味わえました。ここは静かに過ごすにはうってつけの場所です。季節の如何を問わずおすすめです。
ビデオを撮影してきましたので、ご覧ください。とても静かで綺麗なところです。
曼殊院についてはこちらをご覧ください。(大分前に書いたものなので、いずれ書き直す予定ですので、参考までにご覧ください。)