この記事の構成
- 1ページ 2026年最新情報、概説、三日間のうちいつ行くべきか、みどころ総論、専門用語解説(蘇民将来子孫也、急急如律令)アクセス
- 2ページ 楽しみ方とみどころ概説(御旅所参拝、会所飾り、授与品、御朱印)鯉山、八幡山
- 3ページ 黒主山、役行者山
- 4ページ 鷹山、浄妙山、橋弁慶山、鈴鹿山
- 5ページ 北観音山、南観音山、四条大船鉾
- 6ページ 鉾搭乗、祇園囃子、屏風祭
- 7ページ あばれ観音、お買い物セールなど
- 8ページ 2025年の様子
- 9ページ 2024年の様子
- 10ページ 2023年突撃の様子
- 11ページ 2022、21年の様子
このページのもくじはこの下にあります。
北観音山
北観音山も応仁の乱以前から存在する山です。「祇園社記」には「くわんおんふたらく(観音補陀落)」と記載され、1500年の籤定次第には「やうゆう山」と記載されています。

補陀落っつーのは観音様がいる浄土のことな。清水寺の舞台の下はこの補陀落浄土が擬制されてんのよ。
1353年から真松が納められていた記録があり、応仁・文明の乱以前から存在していましたが、場所は現在と異なりますが、1500年の再興後は現在と同じ場所に建てられています。この時点では南観音山と一年ごとに交代で巡行に参加していましたが、1879年から両者とも同日に巡行しています。
ご神体は日光山より賜った観音像のうちの一体です。(もう一体は南観音山が賜りました。)楊柳観音坐像です。天明の大火でお顔の部分を除き焼損しました。その後、修復され、胎内から発見された願文から宝永、天明、並びに元治の大火を逃れたことが判明しています。巡行時に柳をさしているのはこの観音様の名に由来します。後述します南観音山も観音像をご神体としますが、北観音山の観音様は男性、南観音山の観音様は女性と考えられています。また、韋駄天像もご神体として祀られます。

神仏習合が事実としては残ってる証左だべ。まー祇園祭自体がそうだけどよー。
真松は毎年鳴滝から届けられ、くじ引きで南観音山で按分します。枝に止まっているのは尾長鳥です。
天水引き(上のビデオで人の頭の上にある部分)は金地観音唐草文様(ビデオに写っているもの)と猩々緋地に雲龍霊龍文様を併用しています。

その年によって違う
南観音山
南観音山も応仁の乱以前から存在する山です。「祇園社記」には「ふたらく山」と記載され、1500年の籤定次第には、先述の通り北観音山と隔年巡行になりましたところ、北観音山が巡行したため記載されていません。ご神体は北観音山と共に賜った楊柳観音像で、先述の通り、女性と解されています。天明の大火では頭部と胴部のみ持ち出すことができました。
北観音山と同様、楊柳観音を祀ります。楊柳観音は薬王観音ともよばれ、南観音山にはこれを表すくす玉が四方についています。

兎に角元気が出るから、見に行った方がいいよ。
御神体も北観音山と同様に二体あり、楊柳観音のほかに善財童子がのっています。善財童子は普賢菩薩の下で悟りを開くまでに、53人の指導者につき修行した子供です(東海道の53の宿場はこれに基づく)。高山寺の写真でお馴染みかと思います。

よるいくとこわい
四条大船鉾
大船鉾も応仁の乱以前から存在する鉾です。(厳密には屋台)「祇園社記」には「しんくくわうくう舟」と記載され、応仁の乱後の項では「大船」と記載されています。三韓征伐の凱旋の鉾とされ、ご神体には神功皇后、安曇磯良(あずみいそら)神、並びに住吉大神です。神功皇后の人形のお面は宮中での御産に際し、腹帯と共に貸し出されています。(直近は明治天皇の出生時)ただし、巡行の際にご神体がかぶられるお面は複製品で実物は役員の方が携行します。前祭の船鉾は神功皇后の出陣の時の様子ですが、こちらは凱旋の様子です。船鉾ではご神体の神功皇后は鎧をまとわれていますが、大船鉾の神功皇后の御神体は狩衣姿です。
1788年の天明の大火の時に罹災し、1804年には巡行に復帰しますが、元治の大火で焼損します。その後、2012年に142年ぶりに唐櫃で巡行に復帰、2014年に150年ぶりに再興され巡行に復帰しました。
船首には御幣と龍頭が隔年で乗せられます。前祭の船鉾と合わせると、龍頭鷁首(りゅうとうげきす/りゅうとうげきす)になっています。
御朱印は手書きのものとスタンプがあります。手書きのものはその場で書いていただけます。ただし、書置きのものもあります。
前祭の船鉾はこれから戦いに行く所を表しますが、後祭の四条大船鉾は三韓征伐からの凱旋の様子をあらわすので、神功皇后は鎧を身に着けていません。会所では御神体を拝見することができます。
鉾観覧すると、会所内に入れますところ、新調するまえの懸装品などをみることができます。
船首には龍か大御幣が隔年で飾られます。尚、2021年以降、龍は金色に塗られています。2026はドラゴン巡行

御幣

ドラゴン

















