この記事の構成
- 1ページ目 概説、2023年最新情報など
- 2ページ目 楽しみ方とみどころ概説(御旅所参拝、会所飾り、授与品、御朱印)鯉山、八幡山
- 3ページ目 黒主山、役行者山
- 4ページ目 鷹山、浄妙山、橋弁慶山、鈴鹿山
- 5ページ目 北観音山、南観音山、四条大船鉾
- 6ページ目 鉾搭乗、祇園囃子、屏風祭
- 7ページ目 あばれ観音、お買い物セールなど
- 8ページ目 コロナ禍の様子
このページのもくじはこの下にあります。
黒主山
歌人の大友黒主が御神体です。大友黒主は六歌仙の一人で、小野小町と宮中の歌合せで競ったことで有名です。(2022年は上の赤い御朱印のみ存置され、下に示す新しい御朱印が入手可能でした。)
黒主山は前縣(上の龍)などの縣装品がとても鮮やかです。
これは黒主山の粽ですが、この桜の造花は前年に山を飾ったものを利用しています。
黒主山では会所で解説が行われます。このお話が面白いので、是非行かれることをお勧めします。また、黒を基調とした各種授与品もおすすめです。Tシャツがかっこいいです。他にも食べる粽も授与されていますのも特徴です。
これが食べる粽です。写真は端午の節句のときのものです。
役行者山
2022年会所が改装されていました。茅の輪は今年もくぐれるはずです。
ご覧のように、縣装品がきれいに展示されています。一枚目、赤い布のところにあるのは見送りで、隔年で変わります。
応仁の乱以前の山鉾の分布の詳細が展示されています。応仁の乱以前では、氏子地区外からも山鉾が出ています。これらは座が出していたものです。乱後には幕府も戻そうとしましたが、結局、もどってはこなかったようです。
御神体はこの写真の上にあります。左から、一言主神、役行者、葛城神です。役行者山は役行者が大峰山と葛城山に橋を架けるため、一言主神にお願いした故事にちなみます。
触ると体の凝りに効くといわれる、腰掛石があります。

肩こりに効くよ。
また、先ほど申し上げましたように、23日には会所前で護摩焚供養があります。
さらに、入口には茅の輪がありますので、6月の夏越の祓でくぐれなかった方もここでくぐれます。ただし、直進するだけです。

もしくぐれなくても、31日の疫神社夏越祭でくぐることができます。