この記事の構成
- 1ページ目 概説、#1 永観堂、#2 東福寺
- 2ページ目 #3 北野天満宮、#4 金閣寺、#5 銀閣寺
- 3ページ目 #6 龍安寺、#7 東寺
- 4ページ目 #8 清水寺、#9 仁和寺、#10 二尊院
このページのもくじはこの下にあります。
3位 北野天満宮
Overview
学問の神様、菅原道真公を祀る神社です。あまり知られていませんが、境内と御土居の紅葉は市内でも有数の美しさです。にもかかわらず、いつも空いていて、名所中の穴場といった趣です。
北野天満宮の紅葉
ご覧の通り、赤と橙色が鮮明です。他の神社でも紅葉を見ることが出来ますが、特筆すべきは、社殿を高いところから見ることができるところです。北野天満宮の境内には御土居の後があり、ここから社殿を一望することが出来ます。御土居とは、豊臣秀吉が上洛した後、恐らくは京都の中心とその他の地域を区別するために設けた土手のようなものです。
御土居の脇には紙屋川が流れていて、ここに散った紅葉がおすすめです。
2023年御土居の紅葉苑公開・ライトアップ
- 日程 10月28日(土)~12月3日(日)
- 開苑時間 9:00~20:00閉苑 19:30(最終受付)
- ライトアップは日没~20:00
- 入苑料 大人1,200円 こども 600円
- お茶菓子つき
北野天満宮のライトアップ
ライトアップ時の様子です。北野天満宮のライトアップは近年始まりましたが、東山などの観光地からは少し離れているためか、かなり空いています。ライトアップも暖かい感じです。天神さんのライトアップは趣向を凝らしていて、今年の梅の時期のライトアップはろうそくが使われていました。秋はどうなるかわかりませんが、期待して頂けるのではないでしょうか。
北野天満宮基本情報
その他季節により変動があるので、詳細は北野天満宮公式ホームページまで。
北野天満宮へのアクセス
市バス 50、101、102、203系統などで北野天満宮前バス停下車
最寄り駅 嵐電北野白梅町駅
JR京都駅、阪急線、京阪線、その他の観光地からの具体的なアクセス方法はこちらをご覧ください。
駐車場は無料です。収容台数は300台です。
4位 金閣寺
Overview
室町時代に足利義満が造営した、北山殿という山荘に起源を持ちます。金閣(舎利殿)は仏舎利(仏陀の遺骨を納める建物)で、一層目は寝殿造、二層目は武家造、三層目は禅宗仏殿造となっており、武家文化と公家文化が融合した北山文化の代表する建造物です。
金閣寺の紅葉 みどころ1 舎利殿(金閣)
金閣寺と申しますと、やはり、鏡湖池越しに望む舎利殿が定番です。しかしながら、この位置からですと、実はあまり紅葉が視界に入ってきません。無理やりフレームに押し込みましたが、今一つです。
この位置から撮影しています。人が沢山いますが、待っていればすぐ最前列で撮影できます。
むしろ、背後からの方が紅葉がよく映えます。
「見返り金閣」と紅葉を楽しむのがおすすめです。
金閣寺の紅葉 みどころ2 アプローチ部分
ここは入ってすぐの場所です。ここを進んでいくと、舎利殿にたどり着きます。ここはオレンジ色と桃色が殊更に映えます。ここも舎利殿と並ぶみどころです。帰りもまたここに戻ってきますので、行きか帰りの両方でご覧いただけます。
ここは帰りしなに見えるところですが、ここも綺麗です。金閣寺の紅葉は舎利殿以外の場所にあります。
金閣寺基本情報
金閣寺へのアクセス
市バス12、59、101、204、205系統で金閣寺道バス停で下車。紅葉期間中はバス停の位置が移動することがあります。詳細は京都市交通局ホームページでご確認下さい。
5位 銀閣寺
Overview
銀閣寺と言えば、世界遺産、東山文化の代表建築として有名です。観音殿(いわゆる銀閣寺)は二層構造で、金閣寺とはことなり、銀箔が貼られた痕跡はありません。観音殿前の銀沙灘、向月台などが有名です。東求堂は東山殿(銀閣寺の前身)建立当時の建物です。
銀閣寺の紅葉のみどころ
紅葉となると少し地味な印象があるかもしれません。然しながら、銀閣寺の紅葉は緑や観音殿(いわゆる銀閣寺のこと)との調和が素晴らしいところです。
観音殿周辺
観音殿周辺には銀沙灘、向月台があります。緑が多い印象です。
正面からみると緑が多いのですが、
横からみると様々な色合いが楽しめるのがお分かりいただけるかと思います。紅葉の配置がよく考えられています。
全体的に緑の中に紅葉が映えるところです。
東求堂や観音殿の周囲のごく一部がこのような色合いになります。
月待山から
観音殿は銀閣寺境内のあらゆる場所から見えるように設計されています。一番気に入った場所から眺めていただくのがおすすめです。