この記事の構成
- 1ページ目 概説、#1 永観堂、#2 東福寺
- 2ページ目 #3 北野天満宮、#4 金閣寺、#5 銀閣寺
- 3ページ目 #6 龍安寺、#7 東寺
- 4ページ目 #8 清水寺、#9 仁和寺、#10 二尊院
このページのもくじはこの下にあります。
2023年 京都の紅葉 名所ランキング
Overview
本投稿では、2024/令和6年の京都の紅葉対策として、延べ57か所の紅葉スポットの中から、所謂名所を選び、10位までをランキング形式でご紹介します。総合ランキングは最後にビデオと共にご紹介したいますので、そちらをご参照下さい。
外出されるか否かは十分な情報を収集の上、ご自身で判断なさってください。本投稿、並びに本サイトは読者の皆様の外出を喚起・推奨するものではありません。見頃の時期はあくまで目安であり、例年変動します。また、本投稿内の記載事項は変更されることがありますので、ご注意ください。上記、並びに本サイトから起因する一切の不利益に対し、本サイトはいかなる責任も負いません。かならずご自身でご決断・確認ください。
2023/令和五年の見頃情報です。随時更新中です。今年も完全予約制のところが多々ありますので、御参照頂ければ幸いです。
混雑対策
混雑対策として、人が少ない穴場ランキングを作成しました。本投稿では人出の多寡はほとんど考慮していませんが、以下のリンクではこれを考慮した上で作成しています。
各地の混雑状況などはこちらをご覧ください。
1位 永観堂(禅林寺)
Overview
おそらく京都一の紅葉の名所です。平安時代には和歌にも詠まれました。境内には約3,000本の紅葉が植えられ、「紅葉の永観堂」と呼ばれます。振り向いた姿の「みかえり阿弥陀」像が有名です。詳細な紅葉対策は以下のリンクをご参照ください。
庭園
永観堂の紅葉のみどころ、特徴は、色彩の只中に放り込まれるような感覚です。赤、朱色、緑、黄色など様々な色が楽しめます。
特筆すべきはグラデーションです。赤、黄、緑、桃色など、一気に押し寄せてきます。永観堂は「もみじの永観堂」とよばれますが、その意味がよくわかります。京都市内では最高峰です。おそらく国内でもここまでの場所はないかと思います。とにかく、永観堂の紅葉の美しさは常軌を逸していますので、写真を多めにご紹介します。
一番の見どころはここです。赤い宇宙人マークのところです。ここはイチョウともみじを同時に見ることができますが、イチョウが散るのともみじがの色づきのタイミングが年により異なります。昨年はご覧のように紅葉が色づく前にイチョウがちってしまいました。
上の四枚は一昨年の様子ですが、もみじがいちばん綺麗な時に、ちょうどイチョウが散り切りました。この状態ですと、イチョウがまだ水分を十分に含んでいて、発色が鮮やかです。このタイミングで見ることができるのがベストですが、うまく行くかはその年次第です。しかもちょうどこの時期に訪れることが出来るかは運次第です。ヤギ撮影隊は連日のパトロールの上、ベストのタイミングで突入しています。
次のおすすめは紫の宇宙人マークの所です。ここは赤が中心になります。
今ひとつのおすすめがオレンジの宇宙人マークのところです。この辺りはとても淡い色合です。
去年と同じように、右のテントで検温してから左のテントで拝観券を購入する運びになるとおもうよ。
ライトアップ
ライトアップ時は入場時に列ができます。なるべく早めに行かれることを強くおすすめします。
永観堂ではライトアップも実施されます。夜間も昼間とはまた違った色合いが楽しめます。おすすめはお地蔵さんの前です。
一番のおすすめは方生池周辺です。水鏡に赤が際立ちます。
2023年秋の特別寺宝展
- 日程 11月3日(金) ~ 12月3日(日)
- 拝観時間 9:00分~17:00(16:00受付終了)
- 拝観料 1,000円
2022年秋の夜間特別拝観(ライトアップ)
- 日程 11月3日(金) ~ 12月3日(日)
- 拝観時間 17:30分~21:00(20:30受付終了)
- 拝観料 600円
永観堂基本情報
永観堂へのアクセス
市バス5系統 南禅寺・永観堂道バス停より徒歩5分。
市バス32、93、100、102、203、204系統 東天王町バス停より徒歩10分。
注意 5、100、102系統は混雑するので避けた方が無難です。
この調子でいくと2023年も鬼のようにこむことが予想されます。アクセスにつきましては、以下をご参照の上、混雑を回避なさってください。
2位 東福寺
Overview
奈良の東大寺と興福寺から一字ずつとって命名された、臨済宗東福寺派の大本山です。三門は現存する最古のもので国宝になっています。室町時代に境内の桜をすべて伐採し、楓を植えたと伝えられます。
東福寺の紅葉 みどころ1 通天橋付近
東福寺の紅葉は永観堂と同様、色彩が視界に飛び込んでくるような印象を強く受けます。永観堂との違いは、東福寺の方が繊細さが前面にでているところです。東福寺と申しますと、臥龍橋からみた景色が有名です。(昨年は撮影禁止でした。今年もおそらく禁止かと思います。)雑誌などでみると、東福寺の紅葉は色彩が有無を言わさず迫ってくるような印象を受けますが、実際は繊細さが際立っています。
これは数年前に撮影したものですが、一枚目が臥龍橋、二枚目が通天橋から撮影したものです。一面が紅葉になっています。
橋からの紅葉でしたら、東福寺の塔頭の龍吟庵というお寺に行く途中の偃月橋(えんげつきょう)という橋がありますので、そこに行かれても良いでしょう。
東福寺の紅葉 みどころ2 本坊庭園
本坊庭園は北側がおすすめです。グラデーションが楽しめます。苔の上に散った紅葉もみどころのひとつです。
八相の庭からも少しだけ紅葉を望めます。
多くの人が通天閣付近の紅葉で満足されてしまいますが、おすすめは本坊から見る紅葉です。写真に写っているのが通天橋です。この橋の上からの撮影は禁止されていました。この橋のさらに西側に臥雲橋という橋があります(東福寺の境内ではなく、外にかかっている橋)。この臥雲橋から通天橋をみるとちょうど上の写真のような感じに見えます。通天橋下の谷を洗玉澗(せんぎょくかん)といいます。ここからの紅葉の眺めが有名です。写真撮影は禁止になるとおもいますので、ご自身の目でご確認ください。
秋期間 2023年11月11日〜12月3日拝観料
- 東福寺本坊庭園(方丈)大人500円 小人300円
- 通天橋・開山堂 大人1,000円 小人300円
- 共通拝観券 なし
通常期間の拝観料
- 通天橋・開山堂 大人600円 小人 300円
- 本坊庭園 大人500円 小人 300円
- 共通拝観券(通天橋・開山堂・本坊庭園)大人1,000円 小人500円
通常期と拝観料が異なるから刮目してくれ
ライトアップ
2021年もライトアップがあります。
- 日程 11月18日(土)~12月3日(日)
- 拝観時間 17:00~19:30(19:00受付終了)
- 拝観料 2,800円
- 詳細はそうだ京都いこうの該当ページから
昨年同様、完全予約制です。詳細は東福寺の該当ページをご覧下さい。
ビデオや投稿はまだ準備できていませんので、青もみじライトアップの様子をご覧下さい。
東福寺基本情報
東福寺へのアクセス
JR/京阪東福寺駅から徒歩約10分。