この記事の構成
- このページ 2024年ダイヤ改正、9月最新情報、運休情報、各地へのアクセス
- 2ページ目 乗降の仕方、なぜ乗りこなすことが難しいのか?
- 3ページ目 混雑するところ、路線
- 4ページ目 混雑するバス停、道路、自家用車の使用、混雑回避策
- 5ページ目 ダイヤ改正の履歴
- 6ページ目 主な観光地へのアクセスを個別に詳細解説
このページのもくじはこの下にあります。
2022年3月19日ダイヤ改正について
概説
ここ一年ほどでの主要な変更点は一日券が700円に値上がりしたこと、金閣寺から龍安寺に行く際の59系統のバス停が移動したこと、100観光系統が運休中であることなどである。
尚、しばらくこちらに来られていない方のために2020、2021年の改正についても存置する。本稿5ページ目を参照されたい。
減便
今回の改正ではほとんどの系統で減便がなされる。ただし、概ね1時間に一本程度なので、観光での利用への影響は少ないと解される。
深夜系統の廃止
MNで始まる深夜系統(MN17、MN204、MN205、MN特西3)が廃止される。最終、若しくはそれに近い新幹線などで京都入りされる方には影響が考えられる。これに対し、終バスの時刻は維持されるとのことである。
急行系統(観光系統)の運休
100、101、102、105、106、111、岡崎ループは引き続き運休となる。こちらは廃止ではない。
市営地下鉄の減便
平日、土曜、休日の如何を問わず、21時以降の運行に於いて、1時間あたり5,6本から4,5本に減便される。こちらも市バスと同様、最終便は維持される。
各種割引乗車券の適正化(値上げ)とJRバスでの利用開始
各種割引乗車券の適正化
現行 | 10/1~ | |
バス一日券 | 600円 | 700円 |
地下鉄・バス一日券 | 900円 | 1,100円 |
地下鉄・バス二日券 | 1,700円 | 廃止 |
地下鉄一日券 | 600円 | 800円 |
京都修学旅行1dayチケット | 700円 | 800円 |
京都修学旅行1dayチケット 京阪電車拡大版 |
1,000円 | 1,100円 |
令和三年/2021年10月1日より上記の通り改正される。いずれも改定前のものは令和4年3月31日まで使用可能。
バスの一日券が600円から700円に値上げだ。
つーことはよー、230円X3=690円だから4回以上乗るなら、買った方が得ってことだべ。
JRバスでの利用開始
JRバスの均一料金区間でも使用可能となり、利便性が著しく拡大した。ただし、その日最初にJRバスに乗って一日乗車券をつかった場合、ペンで日付を記入する必要があるので留意されたい。
京都駅から栂尾(高雄)までのエリアだよ。これからは仁和寺や龍安寺の前と通るJRバスにも乗れるよ。
2021年3月20日ダイヤ改正について
概説
今回の改正では、新型コロナウイルス感染症の影響で市バスの利用者数が減少したことに起因し、観光系統、循環系統のなどの本数が若干減少するなどしたが、これらについては、利用される方が少ない故、利便性に対する影響は大きくはないと解される。
清水道バス停(北行)の分散
本投稿をご覧頂いている皆様に影響があるものとしては、清水道のバス停が分散があげられる。今回の改正では北行の清水道バス停のみ分散された。
写真をご参照頂ければ明白であるが、バス停は京都銀行前と、東山区役所前の二か所に分かれる。
- 京都銀行前のバス停では86系統(平安神宮方面)、100系統(平安神宮、銀閣寺方面)202系統(京都御所方面)、206系統(北大路バスターミナル方面)など、いずれも八坂神社の南楼門前をそのまま北上していく系統で利用する。
- 東山区役所前のバス停では58系統(京都駅方面)、80系統、106系統(京都駅方面)、207系統(四条大宮方面)など、いずれも八坂神社南楼門前で左折し、四条通に入る系統である。
北行っつーのは、京都駅から清水寺に行くときに使うバスと同じ方向にすすむバスに乗るときに使うバス停だ。つまり、オレたちがバスで清水寺に行くときは、北行のバスに乗って清水道バス停で降りてるんだ。
ただし、本サイトでは市バスで清水寺に行くことは推奨しません。後程推奨ルートを説明申し上げます。
高雄方面の利便性の向上
また、高雄方面がJRバスと調整をおこない、バス停の名称が統一され、市バスが栂ノ尾まで延長された。これに伴い市バス一日券で栂ノ尾まで行けるようになった。
2020年3月20日ダイヤ改正について
概説
以下、昨年のダイヤ改正の要旨ですが、しばらくこちらにお越しになられていない方々がおられると思うので、存置します。
今回のダイヤ改正では、市バスのルートに若干の変更がある。以下、市内観光に関する主なものを列挙する。尚、先ほど申し上げた通り、市内は3月現在、混雑とは無縁であり、しばらくはこの状態が続くと推認される。したがって、以下の変更点が、混雑を考慮した上で実行性を伴うものかどうか、検証ができない。故に、右の実行性についての判断は大分先になることをご留意いただきたい。
とりあえず、現時点ではなんだか効き目がありそうだぜ。
102系統
「叡電/京阪出町柳駅、並びに嵐電北野白梅町駅との結節強化」と題し、それぞれの駅へのアクセスが改善される。102需要な観光路線として位置付けられている。
まず出町柳駅につき述べる。現行では出町柳駅というバス停がすでにあるが、102系統は今出川通に面したバス停(西/東行き)にのみ停車していたが、新たに、出町柳駅バス停(北/南行き)にも停車する。これが利便性に適うのかは不明である。
次に北野白梅町駅につき述べる。現行では、102系統は、今出川通りにある北野白梅町バス停が北野白梅町駅の最寄りバス停であったが、新たに、嵐電北野白梅町に接続するバス停が設置された。写真左側が嵐電のホーム、右側が102系統用のバス停である。バスを降りてすぐにホームに行けるようになっている。
102系統から、嵐電経由で妙心寺、龍安寺、仁和寺に行くことを想定しているようです。
また、時計回りの102系統は等持院東町という、北野白梅町駅の西にあるバス停に停車する。同駅からは、妙心寺、龍安寺、等持院、仁和寺、嵐山方面にアクセスできるため、観光系統たる102系統との連携を図ったものと推認される。
金閣寺から59系統で龍安寺・仁和寺に行こうとしたら、バスが混んでた場合、嵐電を経由だと密を避けることができる可能性があるぜ。
その気になれば金閣寺から北野白梅町駅まで歩いていくことができるよ。15~20分くらいかかるけどね。
最後に、102の乗り換え方法の転換について述べる。現行では他のバス同様、後方のドアから乗り、前方のドアから降車しているが、3月20日以降、100系統と同様、前乗り方式に変更される。乗車時には小銭の有無やICカードのチャージの残高などの再度確認されたい。
59系統
現行では金閣寺前バス停に停車していたが、改正後は金閣寺道バス停を利用し、わら天神前、桜木町経由で龍安寺方面に向かう。これは金閣寺前バス停があまりに混雑するためであると解される。同様に12系統も金閣寺道バス停に停車することになる。金閣寺から祇園・清水寺方面に向かう際には留意されたい。
2018年3月17日 京都市バスダイヤ改正に関するおもな変更点
一日乗車券等の変更
市バス・京都バス一日乗車カード
バス一日乗車券と名称変更 価格は700円。均一エリアの運賃は230円のまま。
京都観光一日/二日乗車券
地下鉄・バス一日/二日券と名称変更 価格は1,100円。二日券は廃止
市営地下鉄 1 day フリーチケット
800円
増便
JR京都駅から清水寺や祇園方面に向かう206系統の混雑緩和のため、100系統が増便される。まだ実施されたばかりなので、未検証。車内の混雑は幾分緩和されると考えられるが、増便により、東大路(特に智積院〜五条通間)は混雑が予想される。JR京都駅から清水寺・祇園までの混雑が改善されると評価するに足りるかは現時点では明言できない。6月の時点では以前にくらべ緩和されていると評価できる。
西大路を通過する205系統が増便される。金閣寺や北野天満宮方面へのアクセスが改善されると解される。ただし、本サイトでは205の利用は推奨しない。