京都の桜2019 穴場・おすすめ編
神泉苑
Overview
神泉苑は平安京時代は天皇専用の庭園であり、ここでお花見発祥しました。東寺同様、平安時代からずっとこの場所にあります。また大覚寺の大沢池と並び、池泉船遊式庭園の名残として知られます。ご覧のように池には竜頭船が停泊しています。これは飾りではなく、実際に航行することができます。平安時代には鷁首船(げきすせん/げきしゅせん)とともに貴族を楽しませました。観光地としてはあまり有名ではありませんが、歴史的観点からは魅力がいっぱいの場所です。
あそびにきてね
まってるよ
桜はソメイヨシノと枝垂れが見事です。
見頃: 3月下旬から4月上旬
桜の種類:ソメイヨシノ、枝垂桜
ライトアップっつーか、毎年灯りが点いてるぜ。
神泉苑へのアクセス
市バス: 神泉苑前バス停
地下鉄:二条城前駅
About Sinsenen Temple
北野天満宮
Overview
北野天満宮は菅原道真公をご祭神として祀る受験生に人気の神社ですが、御霊信仰の代表例としても有名です。御霊信仰とは、政治的に失脚したりして、不慮の最後を遂げた人を祀ることにより、その力で守ってもらうことです。祇園祭もこの御霊信仰に基づいています。
北野天満宮ではソメイヨシノのもみることができますが、一番の見どころは北野桜です。
見頃: 3月下旬から4月上旬
北野桜は4月半ば
桜の種類:ソメイヨシノ、北野桜
北野桜
2016年に新種であることが発覚した桜です。社務所の前に咲いています。世界で一本しかありません。花ははじめは白で後から桃色に代わります。市内で最も遅く咲く桜です。(ただし、場所によっては楊貴妃や御衣黄などは北野桜が終わった後でも咲いていることがあります。)できれば何回かに分けてご覧になるとよいでしょう。
北野天満宮へのアクセス
市バス:北野天満宮前バス停
嵐電:北野白梅町駅
北野天満宮基本情報
将軍塚青龍殿
Overview
青龍殿は青蓮院の域外塔頭で、将軍塚の隣にあります。将軍塚とは、桓武天皇が平安京遷都に際し、王城鎮護のために将軍の人形を埋めた場所です。アクセスがあまりよくありませんが、隠れた名所の一つです。特に日没からライトアップ時がおすすめです。
見頃: 3月下旬から4月上旬
桜の種類:ソメイヨシノ、枝垂桜
ライトアップは中止だ。
ライトアップ
春の夕暮れはこのような青が協調された色になりますが、将軍塚では展望デッキがあり、視界が開けていますので、ご覧のような景色になります。桜が見えるのが東側、西側には市内全域を望みます。東側は回遊式庭園になっており、枯山水庭園もあります。
現世を忘れぬ久遠の理想
かがやくわれらが行手を見よや
将軍塚青龍殿へのアクセス
バスもでてますが、不便なので、タクシーを利用してください。
将軍塚青龍殿基本情報
光明院
Overview
光明院は知る人ぞ知る桜の穴場です。光明院自体もあまり知られていないところかもしれません。庭園は重森三玲の作です。ここは静かに過ごすところです。騒ぎたい人や大声で話したりしたい人は他の場所に行ってください、VOUS COMPRENEZ?
見頃: 3月下旬から4月上旬
桜の種類:ソメイヨシノ、枝垂桜
他の人の迷惑を鑑みることができる人だけ来てね
光明院へのアクセス
JR/京阪東福寺駅
光明院基本情報
水火天満宮(すいかてんまんぐう)
Overview
ここも穴場です。醍醐天皇の勅願により、菅原道真公をご祭神として創建されました。水難火除けのご利益や安産祈願の石や眼病に聞く金龍水という井戸水があります。さりげない枝垂桜の名所です。
見頃: 3月下旬から4月上旬
桜の種類:枝垂桜
水火天満宮へのアクセス
市バス:天神公園前バス停