この記事の構成
- このページ 概説、前祭 長刀鉾、函谷鉾、菊水鉾、月鉾、鶏鉾
- 2ページ目 放下鉾、岩戸山、船鉾、山伏山、孟宗山
- 3ページ目 太子山、郭巨山、保昌山、油天神山、四条傘鉾
- 4ページ目 蟷螂山、伯牙山、木賊山、霰天神山、白楽天山
- 5ページ目 芦刈山、占出山、綾傘鉾、布袋山
- 6ページ目 後祭 北観音山、南観音山、橋弁慶山、役行者山、鯉山
- 7ページ目 八幡山、鈴鹿山、黒主山、浄妙山、大船鉾、鷹山
このページのもくじはこの下にあります。
放下鉾
真木に祀られる放下僧という、市中で芸をしながら仏法を解く僧にちなみます。
鉾頭が州浜(入江のこと)に似ているので、別名「すはま鉾」とも呼ばれます。
放下鉾には三光丸という稚児人形が乗っています。この稚児人形は関節が動き、生稚児のように稚児舞を舞うことが出来ます。
岩戸山
天照大神が再び現れた時に開かれた、天岩戸が題材になっています。
船鉾
神功皇后が懐胎したまま出征し、凱旋した後、応神天皇を出産したとの説話に基づきます。御神体の神功皇后のお面は安産に霊験があるといわれ、歴代天皇の出産にさいし、宮中に運ばれたといわれます。直近では明治天皇御誕生の時です。
後祭の大船鉾と合わせると、龍頭鷁首(りゅうとうげきす/りゅうとうげきす)になっています。
山伏山
八坂の塔が傾いた際に法力により直した、浄蔵貴所(じょうぞうぎしょ)という山伏が御神体のためこの名で呼ばれます。
孟宗山
御神体の孟宗が母を養う孟宗がタケノコを掘り当てたすがたを現わしてることからこの名で呼ばれます。