この記事の構成
- 1ページ目 概説、#1 興臨院、#2 天授庵、#3 真如堂
- 2ページ目 #4 金戒光明寺、#5 光明院、#6 詩仙堂
- 3ページ目 #7 蓮華寺、#8 瑠璃光院、#9 圓光寺、#10 寂光院
- 4ページ目 #11 勧修寺、#12 直指庵、#13 大河内山荘、#14 祇王寺、#15 赤山禅院
このページのもくじはこの下にあります。
4位 金戒光明寺
Overview
浄土宗の念仏道場でしたが、幕末には京都守護職会津藩の本陣がおかれ、新撰組発祥の地としても有名です。金戒光明寺の参道の茶店で振る舞われていたのが、昨今とかく喧しい八つ橋です。こちらも真如堂同様、平生は静かなところです。
感染症予防のため、マスクの着用、靴袋が必須です。
2023年秋の特別拝観
- 日程:11月15日(水)~12月5日(日)
- 拝観時間:10:00~16:30(16:00最終受付)
- 拝観料:御影堂・大方丈・庭園:1,000円 三門:1,000円 セット券(1,600円)
2023年秋の特別夜間拝観(ライトアップ)
- 日程:11月15日(金)~12月3日(日)
- 拝観時間:17:30~20:30(20:00最終受付)
- 拝観料:御影堂・方丈・庭園:1,000円 プレミアム拝観(予約制):1,500円
プレミアム拝観では、期間中金・土・日に開催され、30分早く入場できます。夜間拝観自体は予約は必要ありませんが、プレミアム拝観プランは予約が必要です。詳細は金戒光明寺の該当ページをご覧下さい。
今年は昼も夜も庭園が公開されるぜ。
金戒光明寺の紅葉のみどころ
三門
三門の手前(お寺側)にある紅葉が毎年綺麗です。
おすすめ夕暮れ時です。夕焼け空の中に市内を俯瞰できます。
庭園
特筆すべきは水鏡です。昼間の水鏡でしたら、ここが一番綺麗です。池の周囲は陰影が楽しめます。
アフロさん(五劫思唯阿弥陀仏)
金戒光明寺には所謂「アフロ大仏」さんがおいでです。場所等、詳細はこちらからご覧ください。
秋にはアフロ桜(不断桜)がさいてますよ。
アフロアヒルは現在行方不明だ
ライトアップ
金戒光明寺のライトアップ一番のおすすめは水鏡です。水鏡は東寺のものと並び、京都の紅葉では随一です。
期間中は毎日邦楽の演奏があるぜ
金戒光明寺基本情報
金戒光明寺へのアクセス
市バス32、93、203、204系統で岡崎神社前バス停下車。徒歩10分。
5位 光明院
Overview
光明院は東福寺の境外塔頭で、東福寺のすぐ近くにあります。2000年の「そうだ、京都行こう」はここでした。昭和の雪丹と呼ばれた重森三玲作庭の波心庭(はしんてい)という枯山水庭園があります。この庭園は京都市内でも随一の庭園で、季節の如何を問わず、魅力的な所です。苔が美しいことから、虹の苔寺とも呼ばれています。尚、静謐の中で紅葉を愛でたい方のみ入山してください。私も僭越乍、皆様を信じております。
察してくれ
光明院の紅葉のみどころ
波心庭
光明院の紅葉は波心庭をあらゆる角度から堪能するということにつきます。この庭が何を表現しているかは、ここでは申し上げません。実際に行ってご自身でお確かめください。畢竟、禅とは言葉ではなく経験で体感するものだからです。
両行庵
写真矢印の建物です。普段は入れませんが、昨年は入れました。本年はどうなるかはわかりません。
ここからですと、庭園を俯瞰できます。
アプローチ付近
順番としてはこちらが先に目に入ってきます。アプローチ部分もさりげなく完璧です。紅葉、白砂、松、敷石、石の調和が見事です。
光明院基本情報
光明院へのアクセス
JR/ 京阪東福寺駅から徒歩約15分
6位 詩仙堂
Overview
徳川家康の側近、石川丈山が隠居所として建てた草庵です。丈山が36人の中国の詩人の肖像を狩野探幽に描かせ、詩仙の間に掲げたことから詩仙堂の名で呼ばれます。
詩仙堂の紅葉 みどころ 唐様庭園
まずはしょう月楼からの眺めです。庭園は枯山水庭園に似ていますが、唐様庭園とよばれるものです。ここからの眺めは緑との対比を楽しむにつきます。詩仙堂の紅葉は赤とオレンジの発色がとても鮮やかです。春に咲くサツキを想起させる紅葉です。
これらは庭からしょう月楼をみたところです。こちらからの眺めはオレンジ色の紅葉を楽しむことが出来ます。
普段はここへは行けませんが、昨年は蔵の前まで行けました。ここでは屋根や地面に散った紅葉をご覧いただけます。蔵の白壁を背景にしてご堪能下さい。
さらに庭園をすすんでいくと、今度は黄色が視界に飛び込んできます。詩仙堂はこのように様々な色が楽しめるのが特徴です。殊に緑を背景にした朱色と黄色が綺麗です。
詩仙堂基本情報
詩仙堂へのアクセス
叡電一条寺駅から徒歩約10分。市バス5、北8、18系統で一乗寺下り松町バス停下車。