この記事の構成
- 1ページ目 2023年の最新、社務所スケジュール、ご利益、混雑回避方法、屋台の有無など
- 2ページ目 おけら火/おけら詣り/おけら祭、参拝方法、各種ご利益
- このページ お守りなどの授与品、八坂神社と大連寺、大晦日の交通情報、2023年までの様子、アクセス、八坂神社基本情報
このページのもくじはこの下にあります。
八坂神社の初詣 お守りなどの授与品
授与所の空いている時間
八坂神社の授与所は一つしかありませんが、お正月は舞殿(八坂神社では「ぶでん」と読みます。提灯がたくさんあるところです。)の付近に仮設の授与所が何か所も設けられます。
また、授与所が開いている時間は平生から厳密なものではありません。(大体8時くらいから17時くらいまでです。夏場はもう少し遅くまで空いていることがあります)お正月中はおおむね以下の通りですが、参考までにとどめてください。
大晦日はおおむね8~9時くらいから元日22時くらいまで空いています。2、3日は7時頃から22時頃まで空いています。
お守り
お守りは1000円〜です。厄除け、縁結び、商売繁盛、交通安全など全方位から守っていただけます。ほかにも、干支の人形や御神矢などがおすすめです。
干支の土鈴が初穂料1,000円、一刀彫が2,000円です。
幸せの花が咲くようにとの願いが込められて咲良守(さくらまもり)は初穂料1,200円。
おみくじは各種200円~。
おけら祭の吉兆縄を模した火伏お守りが1,000円など、この時期限定のお守りもあります。
鯛のおみくじもあるぜ。写真はえべっさんのときのものだ。
にほひふくろ(かおりがするふくろ)
祇園懐中香が初穂料800円、祇園提灯(巾着袋型)初穂料1,000円。それぞれ八坂神社のご神紋たる木瓜をあしらった西陣織で作られています。写真は撮影できないので、御紹介できません。あしからず。
牛王栴檀守り
八坂神社は明治の神仏分離令以前は祇園感神院というお寺でした。この時祀られていたのが牛頭天王という神様(現在のご祭神たる素戔嗚尊と習合していました。)です。この牛頭天王に所縁のある牛頭栴檀(ごずせんだん)の木で作られた数珠のようなお守りです。初穂料はオール木製のものが2,000円、ガラスのようなものをあしらってあるものが、3,000円となります。いずれも勾玉がついています。健康守護のご利益があります。八坂神社の神仏習合の詳細はこちらからどうぞ。
御朱印
通常の御朱印
八坂神社(祇園社)、悪王子社、疫神社、蛭子社、大神宮社、美御前社、大国主社、玉光稲荷、刃物神社、又旅社(境外摂社)、冠者殿社(境外摂社)の御朱印があります。
恵方朱印
先述しましたように、櫛稲田姫命が歳徳神として信仰されていたことから、恵方朱印が12月13から2月3日までの期間特別に授与されます。あらかじめ記載・捺印されている貼り付けタイプで初穂料500円です。詳細は以下をご覧ください。
八坂神社と大蓮寺
神仏習合と神仏分離令
八坂神社は元来は祇園社(祇園感神院)というお寺でした。今でも西楼門を入ったところにある手水舎などにその名残を見ることができます。明治時代までは神仏習合の下、多くの寺社仏閣では神道と仏教が混在していましたが、1868年の神仏判然令の下、分離されました。これに伴い、廃仏毀釈が起こり、多くの寺院では仏像などが破壊されましたが、祇園社にあった薬師如来立像、十一面観音像、夜叉神明王像は難を逃れ、紆余曲折を経て、現在は大蓮寺に保存されています。非公開なので、拝見することは叶いませんが、お寺の参拝自体はできます。
併せて参拝すると、ご利益がありそうだぜ
八坂神社の歴史は牛頭栴檀守りのところでご紹介した、祇園祭のリンクをご覧ください。
大蓮寺基本情報
八坂神社大晦日~元旦参拝向け終夜運転情報 2023~2024
概説
変更のおそれなしとはできませんので、当日参拝なさるときは、念のため、今一度ご自身でご確認いただければと思います。
市バス・地下鉄
バスは2024年12月30日(月)から2025年1月3日(金)まで休日ダイヤ、市営地下鉄は土休日ダイヤとなります。終夜運転はありません。
京阪
12月31日大晦日ダイヤ、1月1日から1月4日まで正月ダイヤが実施されます。大津線をのぞき、終夜運転あり〼
阪急
バスは2024年12月28日(金)から2025年1月5日(日)まで土休日ダイヤが実施されます。終夜運転はありません。
2024年のようす
12月31日
をけら詣りが始まっていますが、昨年よりもさらに混んでいます。
ことしはあんまし寒くねー
12月30日
境内のトイレの工事が終了しており、利用可能です。
12月10日
初詣時の仮設の授与所ができています。
令和6年の干支は辰だべ?八坂神社の御本殿の下には龍穴があんのよ。行っといたほうがいいんじゃねーの?
龍穴っていうのは、陰陽道で気が集まる場所のことで、穴である必然性はないんだけど、八坂さんの下には穴が開いていて、水が湧いてるよ。今は漆喰で蓋がしてあるけどね。
行っとけよ
2023年の様子
元旦
謹んで新年をお慶び申し上げます。皆様のご健康とご多幸を祈念申し上げます。昨年中は皆様の御閲覧の栄に浴しましたこと、厚く御礼申し上げます。本年も宜しくお願い申し上げます。
本日5:00過ぎ、白朮祭が無事斎行されました。
昨年よりも空いています。
社務所(一枚目)は開いていましたが、特設の授与所は閉まっていました。
おけら灯籠は十社前、一か所のみ点灯していました。
12月31日
本日19:00現在、おけら詣りが始まっています。
境内は3年ぶりの大混雑です。このまま深夜に向けてさらに増すものと解されます。
日付が変わる辺りに参拝する人のためにもう一度言うぜ。2023年23:00以降もほぼ同様になるはずだ。
- 23:00~から規制開始。全ての入口が閉鎖。解除時間は未定。
- 規制解除までは境内の屋台は閉店。
2023年~2024年は境内のトイレが利用できない。IDEST、23:00以降入口が閉鎖されると、トイレに行けない。行きたければ、境内から出る必要があるが、入口の閉鎖が解除されるのは少なくとも0:00以降。- 境内にトイレは一か所しかない。場所は上の写真のゲートみたいなところをくぐった先を右に曲がったところ。心配な人はゲートの先かえべっさん付近にいるとよい。念のため紙は各自用意のこと。
もれる。助けてくれ。
トイレの問題は切実だから、紙も含めて忘れないでね。
今年の絵馬はこんな塩梅です。
後程ご紹介しますが、授与所は元旦未明まで開いています。
西楼門くぐって右側、チーズドッグの先に紅葉を臨むことができます。
次いで西楼門くぐって左側にはストーブがあります。
中でたべられるよ。
12月30日
12月30日現在、西楼門入って左側にまだ紅葉が残っています。(写真は反対側から見た様子)年が明けても残っている筈です。
12月28日
12月28日現在、舞殿(ぶでん)に来年の絵馬があります。令和5年の祇園暦も頒布中です。
他所と違ってかわいいのが八坂さんの特徴です。
お守りなんかは社務所に陳列してあんだけど、祇園暦は陳列してねーのよ。社務所で「祇園暦ください」っていえばだしてきてくれるぜ。初穂料は200円だ。
屋台も初詣に向けて増えてきています。
12月21日現在、大神宮前におけら灯籠が設置され、おけら詣りの準備がすすんでいます。また、境内にはお正月限定のおまもりなどの授与所が設営されています。屋台は西楼門からえべっさんの辺りまで、数軒設営されています。
2022年の様子
2021年12月31日午後9時現在、雪が降っていました。寒さ対策は十分になさってください。
次のページはおけら火とおけら詣りや八坂さんのその他のご利益につき説明するよ。
八坂神社 初詣時のアクセス
鉄道・バス
先述のように、三が日の参拝者数は約100万人です。当然交通機関は大混雑します。京都市内の観光の際には市バスを利用するのが一般的ですが、三が日は鉄道の利用を推奨します。(当サイトでは平生から鉄道の利用を推奨しております。)
最寄り駅は京阪祇園四条駅、阪急河原町駅です。JR京都駅からおこしになる場合は市営地下鉄烏丸線の四条駅で阪急に乗り換えるか、もしくはそのまま徒歩で八坂神社にむかっ得てください。
祇園四条駅・河原町駅から八坂神社までは徒歩約5分、四条駅からは約30くらいです。
自家用車と駐車場
以前は八坂神社参拝用の駐車場が常盤新殿の前にありましたが、現在では普段から利用できません。当然初詣時にも利用できません。近くに円山公園駐車場がありますが、東大路(八坂神社西楼門の前ととおっている大きな道路)が混雑する(大晦日などはそもそも通行できません)のでおすすめしません。公共交通機関かタクシーの利用をお勧めします。
つーか時間帯によっては東大路は通行止めになってるぜ。