東山花燈路 おすすめデートコース1
以下は昨年の日程に基づき作成されています。今年変更があった場合は追記します。
今回は綺麗な夕暮れと狐の嫁入り巡行を見ながら、効率よく回れるように、おすすめコースを設定してみます。
午後4時30~午後5時30分 清水寺
上の地図をご覧いただきますと、花灯路は南北に亘って開催されます。南下するか、北上するかが一般的なルートです。
まず、今一度、花灯路の開催時間を確認してみましょう。開催時間は午後6時から午後9時30分までです。
本おすすめルートは清水寺から北上し青蓮院を目指します。
工事前の様子はこちらからどうぞ。雪景色、桜、紅葉、ライトアップなど、四季の様子を撮影してあります。
工事の様子は以下のリンクを参照してくれ。
そこで、まずは夕暮れの清水寺を拝観して頂きます。時間を計算してみましょう。花灯路開催時の日没時間は午後6時頃です。日没少し前、午後5時40分あたりから日没まで二寧坂から八坂の塔を眺めると綺麗ですので、これを目標に逆算します。清水寺三門から二寧坂までは約10~15分程度です。とすれば、清水寺を出発するのは午後5時30分頃です。清水寺は入ってから出るまでの所要時間は約1時間ですので、遅くとも、午後4時30分には入場しておきましょう。
午後5時30分~午後5時45分頃 清水寺から二寧坂へ
混雑を考慮して、所要時間は15分見ておきます。時間帯の如何に関わらず、この界隈は清水寺方面から坂を降りていく方が断然きれいです。ここまでは地図上の青い線に沿って進んでください。
午後5時45分~午後6時 二寧坂付近
日没間近の八坂の塔を鑑賞します。カメラを持った人がいっぱいいることと思います。ヤギ撮影隊はこの付近をよく徘徊していますが、日没頃が一番綺麗です。
午後6時~午後7時 自由行動 高台寺へ
この後、いったん自由行動とします。午後7時に円山公園音楽堂付近に集合してください。狐の嫁入り巡行を迎え撃ちます。二寧坂~円山公園音楽堂付近の名所の所要時間を示します。混雑具合を考慮してください。午後7時の狐の嫁入り巡行を逃すと、次の巡行は1時間後になります。(注 狐の嫁入り巡行時間は昨年のものを参考にしています。)
圓徳院 1時間程度
高台寺 1時間程度
石塀小路 約30分程度
午後7時 円山公園音楽堂付近もしくは知恩院山門前 集合
狐の嫁入り巡行は午後7時に知恩院三門前を出発します。円山公園音楽堂付近は街灯が少なく、幻想的な雰囲気のなか、巡行を見ることが出来ます。
本おすすめルートはここまで。狐の嫁入り巡行を見た後はご自由に行動なさって下さい。八坂神社でお参りして恋愛運をアップさせてから、知恩院の三門を見て、青蓮院に行くのがおすすめです。
この後、巡行は7時40分頃に高台寺に到着します。ご覧になりたい方は、このまま後をついていき、先回りして高台寺で待っていると良いでしょう。巡行の少し先を進みながら、地図上ピンクの線を通って高台寺の境内で待ち受けるとよいでしょう。
東山花燈路 おすすめデートコース2
東山花灯路は夕方からですので、ここでは、昼間行くのにおすすめな場所をご紹介します。現在、京都市内は梅の季節を迎えていますので、おすすめの場所を何か所かご紹介します。尚、詳細な時間設定はいたしません。
北野天満宮の梅苑
梅といえば真っ先に思い浮かぶのが天神さんの梅かと思います。2022年2月19日現在、境内、梅苑は約3分咲き程度です。花灯路の頃は見頃になっていると予想されます。花灯路が終わる18日頃には御土居の梅が満開になっていることと思います。うまく行けば、三枚目の写真の梅が見られるかもしれません。北野天満宮の梅についてはこちらからどうぞ。
花灯路に行くには、北野天満宮前バス停から203系統に乗り、祇園バス停で下車するとよいでしょう。
東寺の河津桜
市内で一番早く咲く桜です。
今年は開花が遅れ気味で、2022年2月19日現在、まだ開花していません。例年、東寺のものとほぼ一緒に咲きますので、花灯路期間中にみることが出来るかと思います。花灯路に行くには、JR京都駅からいくのと同じルートを利用してください。
一条戻橋・晴明神社
先ほど申し上げました、一条戻橋は清明神社の近くですので、参拝しつつ、河津桜を楽しみながら、花灯路に合流するのもよいでしょう。
一条戻橋の河津桜はご覧のようにとてもきれいですが、普通の橋の袂に咲いているので、周囲には何もありません。花灯路へ行くには、12系統に乗り祇園バス停で下車してください。
東山の街並
東山(ここでは清水寺や高台寺の周辺の意味)は昔の街並みが残っているところです。そこで、今回は東山の街並について考えてみたいと思います。
東山に限らず、京都というところはご存じの通り、町家などから成る古い町並が沢山残っています。
殊に東山には、昔からある民家、寺社などの建造物が残っています。また、お気付きの方も多いと思いますが、この周辺は電柱もなく、いつもの見慣れた景色とは違った感覚を覚えます。
この界隈を歩いていると、どこからともなく、お出汁の香りが漂ってきます。最近ではそんなお店や家も少なくなったのからかもしれません、長い間忘れていた場所に戻ったような感触を覚えます。そこはかとなく、「なつかしい」感じがするんですね。
花灯路が開催されるのは3月初旬。時間は日没前、まだ冬の寒さが残りますが、夕雲は微かに暖かみを帯び、過行く季節の記憶と新たな季節の期待が交錯します。いままでとは違う何かが始まる、そんな予感を覚えます。同時に、過去に想像した未来と現在は同じなのか、そんな考えが頭の中をよぎります。同じかもしれないし、違うかもしれません。
花灯路の開催前に普段の東山を訪れた上で花灯路にお越しいただければ、また違った楽しみが待っているかもしれません
まってるぜ
東山花灯路 アクセス方法
Overview
混雑を回避すべく、以下にご紹介する方法で、八坂神社、若しくは青蓮院方面から入ってください。おすすめコースの一つとして、清水寺をスタートするものを後ほどご紹介しますが、この場合でも清水道などのバス停は利用せずに、四条河原町方面から向かうのが無難です。詳細は以下のリンクをご参照ください。
バス
JR京都駅からは市バス100、110、206系統で、五条坂・清水道・祇園バス停のいずれかで下車するのが王道ですが、これらの系統は混雑します。花灯路の時期は相対的に空いているので、このルートをご紹介していましたが、本年より、以下のルートを推奨します。
京都駅前バスターミナルA2乗り場から市バス4もしくは17系統に乗車。
四条河原町バス停(緑のバスマークの上に17、下に4系統が止まります)で下車。徒歩で四条通を八坂神社に向かって直進。八坂神社まで約10分。
尚、例年、東山花灯路号がD2のりばから出発しますが本年はないようです。
地下鉄
市営地下鉄東西線東山駅下車し、徒歩約15分で知恩院へ。
阪急
河原町駅から徒歩で八坂神社まで約10分。
京阪
祇園四条駅から徒歩で八坂神社まで約10分。
自動車
高台寺に駐車場がありますが、混雑します。
その他、付近には清水坂観光駐車場、円山公園駐車場がありますが、ここも混みます。
すこし離れた場所に岡崎公園駐車場があります。徒歩で青蓮院まで15分くらいです。岡崎ループという系統で平安神宮から青蓮院前まで行けますが、18:12発が最終です。歩いても構わないのであればここが良いでしょう。
おすすめは京都市御池地下駐車場です。京都市役所前駅から地下鉄東西線に乗り、東山駅で降りるとよいでしょう。