この記事の構成
- 1ページ目 2024年最新情報
- 2ページ目 夏越の祓、くじ取り式など
- 3ページ目 長刀鉾稚児舞披露、神用水清祓式、鉾立など
- 4ページ目 お迎え提灯、神輿洗、お稚児さん社参など
- 5ページ目 前祭宵山
- 6ページ目 弓矢町武具飾、石見神楽など
- 7ページ目 前祭巡行、神幸祭、神輿渡御など
- 8ページ目 後祭宵山1
- 9ページ目 後祭宵山2
- 10ページ目 あばれ観音、還幸祭、疫神社夏越祭など
- 11ページ目 コロナ禍の様子(2022年、2021年、2020年)
このページのもくじはこの下にあります。
弓矢町武具飾 7月15~17日
1974年までは、宮本組に続き、弓矢町の人が鎧を着て神輿の露払いをしていました。現在では虫干しを兼ねて、同町内で残った鎧14体が展示されています。
2024年7月10日現在、恒例の一部フライング
7月14日 神泉苑・祇園社御神水交換
神泉苑で、神泉苑の閼伽水と八坂神社の御神水を交換します。
斎竹建て 7月15日 16:30~ 於 四条麩屋町
先ほど御紹介しました、斎竹が四条通を挟んで、四条麩屋町に張られます。
御手洗井戸開 7月15日 7:00~ 於 烏丸錦上ル
烏丸通から錦小路上ったところに井戸があります。普段は閉じられていますが、この日、開かれます。ここはかつて祇園社の社務の屋敷があったところで、牛頭天王にこの井戸の水を捧げていたことにちなみます。
生間流式包丁奉納 7月15日 10:00~ 於 八坂神社
「いかまりゅう」と読みます。手を使わずに魚をさばきます。
写真は平安神宮例祭の様子です。流派は異なりますが、こんな感じです。
祇園大茶会 7月15、16日
八坂神社参道でコロナ前に開催されていたビアガーデンの代替として、本年より開催されます。八坂さんの御本殿の下より湧き出る水で点てたお茶をいただけます。一人2,000円。
祇園甲部、祇園東の芸舞妓のおねえさんが運んでくれるよ。
宵宮祭 7月15日 20:00~ 於 八坂神社
八坂神社の舞殿に存置された三基の神輿に、素戔嗚尊、櫛稲田姫命、八柱御子神の御霊をお遷しします。境内の照明はすべて落とされます。和琴が奏でられる中、行灯の微かなあかりを頼りに神職の方が「おーう」と言いながら、本殿から舞殿に進んでいきます。この「おーう」という声は警蹕(けいひつ)といい、周囲の人に対し(ここでは御霊が宿っている依り代を運んでいるので)不敬をはたらかないようにと戒める意味があります。真っ暗なので本当に何も見えません。
日和神楽 7月16日 22:00くらい~ 於 御旅所
各山鉾町の囃子方が八坂神社御旅所(神輿を存置する場所)まで、小さな屋台のようなものを引きながらお囃子を演奏しながら進んでいきます。御旅所では翌日の山鉾巡行の晴天を祈願します。行きと帰りでは違うお囃子が演奏されます。
なお、長刀鉾だけは八坂神社に赴き、お囃子を奉納します。深夜に及ぶにも拘わらず、人気の行事です。
献茶祭 7月16日 9:00~ 於 八坂神社
八坂神社本殿では神前に境内の井戸の水で点てたお茶が奉納されます。能舞台では祇園囃子が奉納されます。
豊園泉正寺真榊建 7月16日 9:00~ 於 洛央小学校
「ほうえんせんしょうじまさかきたて」と読みます。神幸祭で中御座を先導する、御真榊台の真榊を建てます。もともとは、東御座を先導していましたが、この真榊台が唯一残ったため、現在では中御座を先導します。
宵宮神賑奉納行事 7月16日
歩行者天国になった四条通りの大和大路から石段前の間で、祇園太鼓などが披露されます。
石見神楽 7月16日 18:30~ 於 八坂神社
島根県の神楽社中により、能舞台で石見神楽が奉納されます。
祇園祭の時は混んでるから、じっくり見たい人は粟田祭でみるといいよ。