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清水寺のみどころをわかりやすく解説:歴史・舞台・ご本尊とご利益など網羅的にご紹介

この記事の構成

このページのもくじはこの下にあります。

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虎の石燈篭

清水寺の七不思議清水寺の七不思議

お福さん
お福さん

清水寺七不思議 3

西門の少し下にある石燈篭には虎が彫られています。この虎は、どの角度から見ても、目が合います。夜な夜な近くにある池の水を飲みに行く、夜になると吠えると言われています。

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鐘楼(重要文化財)

清水寺鐘楼

お福さん
お福さん

清水寺七不思議 4

応仁の乱後、最初に清水寺で最初に復興したのが梵鐘と鐘楼です。以前は現在の鐘楼がこれに該当するものと解されていましたが、棟札が発見され、1607年に再建されたものであることがわかりました。梵鐘の重さ(2.3トン)に耐えるため、柱が六本(四本が多数)あり、清水寺七不思議の一つとされています。仁王門などと共に寛永の大火を逃れています。

七里ヶ浜親方
七里ヶ浜親方

応仁の乱が終わって、1478年に清水寺で最初に作り直されたのが梵鐘(重要文化財)なのよ。御所の辺りで鋳造してみんなで引っ張って持ってきたらしいぜ。現在はオレの部屋の押し入れに保管してあるけどな。

シカさん
シカさん

宝蔵殿だよ。

現在の梵鐘は2009年に清水寺門前会により寄進されたものです。

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隋求堂

 

清水寺隋求堂

衆生の願いをかなえて下さる、大隋求菩薩坐像、脇侍の毘沙門天立像と吉祥天立像がそれぞれ秘仏として奉祀されています。大隋求菩薩には数多のご利益がありますが、清水寺の随求堂では縁結び・夫婦和合のご利益がつとに有名です。ほかにも清水寺式の千手観音立像など安産、子授けのご利益が甚大な神仏が奉祀されています。かつて一日と五、十の日にお守り札が授与されていたところ、これを携帯することが流行し、これが今日のお守りの起源といわれます。

はら

また、随求堂では暗闇の中を縄をたどりながら進む、「胎内めぐり」を体験することが出来ます。

入口から、本堂の地下に入って行きますが、灯りは時折見える警報装置のパイロットライト以外は全くなく、真っ暗です。この真っ暗ななか、手すり替わりの数珠を頼りにすすんでいきます。道が湾曲していて、一筋縄ではいきません。周りは全く見えないので、前後の人にぶつかったりしながら進んでいきます。しばらくすると、一筋の灯りに照らされた石が見えます。この石には「はら(上の写真)」という梵字が彫られています。この梵字は大隋求菩薩を表わします。この石に合掌しつつ、お願いごとを一つだけし、外に向かって暗闇の中を歩いていきます。再び外に出た時には、生まれ変わったような感覚を覚えます。

清水寺・随求堂の胎内めぐり:縁結びと安産のご利益
本稿では、清水寺塔頭寺院たる慈心院随求堂の胎内めぐりにつき、縁結びや子宝のご利益、お守りの発祥などにつき、余すところなく紹介申し上げます。合掌
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景清爪形観音

清水寺の七不思議

先程ご紹介しました、隋求堂を背中にして左斜め前、三重塔の前に写真の燈篭が見えます。この燈篭の火袋(窓のようなものの中)には平家の武将、平景清(藤原景清)が爪で掘って奉納したと伝えられる、観音像があります(観音様の形にみえるくぼみ)。

刮目ってなに?

目を皿のようにしてみてみよう