毘沙門堂
毘沙門堂とはご本尊の毘沙門天に由来しますが、正式な名称は護法山出雲寺と言います。桜と紅葉の名所としてしられる門跡寺院です。山科の駅から徒歩約20分くらいの山の上にあります。
11月後半頃が見頃で~す。
毘沙門堂ともうしますと、ここが一番有名ですが、なかなかいいタイミングではいけません。
境内へのアプローチ、内部もご覧のように見事な紅葉です。
醍醐寺基本情報
毘沙門堂へのアクセス
JR/京阪山科駅より徒歩約30分。
随心院
概説
随心院は仁海という、神泉苑での雨ごいの祈祷で有名な僧侶が開いたお寺ですが、現在では小野小町ゆかりのお寺として知られています。奥の書院には賢聖障子絵という、御所の紫宸殿(普段高御座が置いてあるところ)の襖絵と同じ襖絵があります。
このように見所は多々ありますが、洛中から離れているせいか、訪れれる人もまばらです。
11月後半頃が見頃で~す。
紅葉は能の間から本堂にかけての庭園で愛でることができます。空いている上に、ご覧のように発色が見事です。
ライトアップ
あまり知られていないかもしれませんが、ライトアップもあります。昼間同様、空いていますのでおすすめです。
令和元年/2019年は11月15日(金)から12月1日(日)まで。拝観料は700円です。時間は18:00~20:30まで。
隋心院基本情報
隋心院へのアクセス
京都市営地下鉄小野駅より徒歩約10分。
勧修寺(かじゅうじ)
さて、最後になりましたが、ここも穴場中の穴場です。勧修寺と書いて「かじゅうじ」とよみます。創建は平安時代の900年。14世紀に後伏見天皇の皇子が入寺して以来、明治維新に至るまで、親王が住持した門跡寺院です。このように格式が高い寺院ですが、一見すると簡素な印象を受けます。
11月後半頃が見頃で~す。
ここでは、鮮明な赤い紅葉を目にすることができます。赤い紅葉は雑誌やらウェブサイトでご覧になられているかと思いますが、大半は加工してあり、真っ赤な紅葉は上賀茂神社、永観堂、勧修寺など、わずかな所で目にすることができるにすぎません。(もちろん、数本赤い葉をつける楓があるところは多々あります。)
オレの頭についてるロウソクの炎みたいな赤い色が見たいなら、迷わず上記三者に乱入してくれ。
すこし先の話になりますが、ここは桜も穴場中の穴場ですので、是非、春と秋、できればその他の季節にもお越しになられることをおすすめします。
勧修寺基本情報
勧修寺へのアクセス
京都市営地下鉄小野駅より徒歩約10分。