この記事の構成
- このページ 祇園祭の歴史と意味、2024年最新情報、日程など
- 2ページ目 おすすめ日程・行事、山鉾鑑賞スポット、歴史
- 3ページ目 コロナ禍のようす
- 4ページ目 日程1:夏越の祓、神用水清祓式など
- 5ページ目 日程2:鉾建て、神輿洗いなど
- 6ページ目 日程3:前祭宵山
- 7ページ目 日程4:前祭巡行など
- 8ページ目 日程5:後祭宵山
- 9ページ目 お稚児さん解説、有料観覧席
- 10ページ目 神輿解説
- 11ページ目 前祭山鉾解説1
- 12ページ目 前祭山鉾解説2
- 13ページ目 後祭山鉾解説1
- 14ページ目 鉾・山などの区別、祇園祭関連施設
- 15ページ目 参考文献
このページのもくじはこの下にあります。
お稚児さん
久世駒形稚児
南区にある綾戸國中神社からやってきます。同神社の御神体(胸につけている木製の馬の頭)を身に着けているので、素戔嗚尊の荒魂そのものとみなされます。神様なので、馬にのったまま八坂神社の境内に入ってきます。地面に足をつけることはなく、馬から担がれて八坂神社の拝殿に入ります。又旅社での神事の際には、手袋も自分で外さず、担ぐ男性が外していました。
2019年は暑さのせいか、タクシーでの移動となりました。本年も踏襲の可能性がありますのでご留意ください。
長刀鉾 生稚児
かつては、鉾にはお稚児さんが乗っていて、毎年御所に参向していました。現在は長刀鉾にのみ生稚児(いきちご)と呼ばれるお稚児さんが乗っています。船鉾(厳密には鉾ではなく、屋台ですが)を除くすべての鉾には稚児人形が乗っています。神様の使いとされるので、地面に足をつけることはなく、強力(ごうきり)とよばれる男性に担がれます。
お稚児さんには補佐役の禿(かむろ)が2人つきます。例年お稚児さんのお友達が選ばれるようです。
祇園祭の有料観覧席
後述いたします、17日の前祭山鉾巡行と24日の後祭山鉾巡行の有料観覧席の発売が6月6日から発売されます。昨年はこれに加えて「辻回し観覧プレミアム席」という観覧席がありました。2022年はありません。詳細は京都市観光協会のページをご覧ください。
宵山へのアクセス
宵山当日などは混雑しますので、鉄道の利用を推奨します。市バスはルート変更などがおこなわれますので、宵山当日の利用は推奨しません。上の地図のあずき色の枠が前祭の山鉾町、紫色で塗りつぶしてある部分が後祭の山鉾町です。
利用できる鉄道は、阪急烏丸駅、京都市営地下鉄四条駅、京阪四条河原町駅です。
尚、祇園祭期間中(特に宵山)には例年、必ず交通規制が敷かれ、バスのルート変更が行われます。鉄道での移動をおすすめします。