この記事の構成
- 1ページ 概説、2025年の混雑状況、各種混雑回避策
- 2ページ 混雑ランキング #1 永観堂、#2 瑠璃光院
- 3ページ #3 東寺ライトアップ、#4 金閣寺、#5 清水寺
- 4ページ #6 東福寺、#7 龍安寺、#8 嵐山
- 5ページ #9 高台寺ライトアップ、#10 天授庵ライトアップ
- 6ページ 各地の混雑状況
このページのもくじはこの下にあります。

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概説
本稿では、京都の紅葉スポットで混雑する場所をランキング形式でご紹介します。混雑する場所はすなわち人気がある場所ですので、多くの人が訪れます。故に、ランキングそのものは凡庸のそしりを逃れないかもしれませんが、本稿では皆様のご鑑賞に寄与すべく、混雑を可能な限り回避する方策を講じてまいります。合掌
2025年秋の混雑状況
概説
秋は年間を通じ、最も混雑する時期です。2023年以降、観光客数の著しく増加しています。これにより、混雑が生じていますが、本稿では混雑する場所、混雑する交通機関(市バス、鉄道)にわけ、個別に回避策を講じます。尚、一年程前から、バーガーワールドでネコのおもちゃだけ持ち帰ったり、路上で立ったまま弁当喰らったりする不遜な皆様の訪日は著しく減少しておりましたところ(全体の1割程度)、今秋はさらなる減少が望め力いっぱい認められ、約10年ぶりに静かに紅葉を楽しめることがほぼがっつり確定しています。

この時期に渡航制限かましていただき、恐悦至極に存じます。尚、パイナポーがおいしい主権国家の人は品性の有無で峻別できるから、安心してホタテやらブリやらすきなもん食いに来てくれ。もちろん礼節を知る人は内外国人の如何を問わず大歓迎だ。ガハハハハハハハハ
これまでは海外からの観光客の増加が顕著で、平生の内外国人の比率は約1:9~2:8程度、桜と紅葉シーズンは3:7~4:6程度となっていました。

つまりよー、海外からの客人が圧倒的に多かったっつーことよ
しかし乍ら、先ほど申し上げましたように、今年は大声でわめいている皆様がお越しになられないことが確定しているからか、内外国人比率は清水寺など有名なところで6:4程度、著名でないところでは10:1程度になっているところもあります。

2025年の混雑状況、紅葉進捗状況は、以下をご参照ください。

混雑ランキング

まずは以下のランキングを参照してくれ。昨今の状況に鑑み、込み具合はコロナ前を基準に判断しといたからよー。
| 順位 | 場所 |
| 1 | 永観堂 |
| 2 | 瑠璃光院 |
| 3 | 東寺ライトアップ |
| 4 | 金閣寺 |
| 5 | 清水寺 |
| 6 | 東福寺 |
| 7 | 龍安寺 |
| 8 | 嵐山各地 |
| 9 | 高台寺ライトアップ |
| 10 | 天授庵ライトアップ |

年間の混雑状況は以下のリンクを御参照ください。


ベスト10かましといたぜ。


一般的な混雑回避方法
作戦の要旨
季節の如何を問わず、混雑を回避するには概ね以下の方法があります。
- 乱入障壁が高いところに闖入(貸し切り拝観)
- 著名でないところに乱入
- 朝一で乱入
- 拝観終了間際に乱入
- お昼時に乱入
- 雨の日に乱入
- 平日に乱入
実効性は番号順です。ただし、紅葉シーズンでは実行性が担保されないこともありますので、ご留意ください。7の平日に乱入ですが、海外の方が飛躍的に増加しておりますので、実効性を欠くきらいがあります。

乱入障壁が低い場所での最大の回避策は朝一で行くことだ。これが大原則だ。少なくとも拝観開始時間直前には、三門前や券売り場にいるっつー意味な。ただ、どっかに朝一で行ったら次の場所は朝二だからな。一日の計画を立てるときは、必ず時間が押していけねえ可能性を考慮した優先順位をつけといてくれ。
2025年紅葉貸し切り拝観
近年、混雑回避のための拝観予約制、早朝貸し切り拝観などが開催されています。2025年は、以下の場所で開催されます。詳細はそうだ、京都行こうのサイトの該当ページをご参照ください
他、金戒光明寺でも特別日中拝観、夜間拝観があります。詳細は金戒光明寺のサイトをご覧下さい。
空いているところ
市内中心部でも著名でないところは空いています。また、大原、貴船、高尾、などは相対的に空いています。穴場につきましてはランキングを作成しましたので、ご参照下さい。

1日三か所まで
一日のうち、日中三か所、ライトアップ一か所にとどめておいてください。これは混雑により、移動に時間がかかることを考慮しているためです。但し、後ほどご紹介する各種コースではこの原則を逸脱しているものもありますが、哲学の道近辺を歩いて移動することや、朝早く拝観することに起因します。
- 東山エリア・・・八坂神社、清水寺、高台寺、知恩院、青蓮院など
- 岡崎エリア・・・平安神宮、南禅寺、永観堂、岡崎神社、金戒光明寺、真如堂など
- 銀閣寺・哲学の道エリア・・・銀閣寺、下賀茂神社、法然院、大豊神社、吉田神社、哲学の道など
- 御所エリア・・・京都御苑(京都御所)、二条城、相国寺、護王神社など
- 金閣寺エリア・・・金閣寺、竜安寺、仁和寺、大徳寺、北野天満宮、妙心寺など
- 嵐山エリア・・・天龍寺、大覚寺、野宮(ののみや)神社、車折(くるまざき)神社、広隆寺、東映太秦映画村、祐斎亭など
- 洛中エリア・・・六角堂、錦市場(青い線)
- 伏見稲荷エリア・・・伏見稲荷大社、東福寺、三十三間堂、西本願寺、東本願寺、東寺
- 北部その他・・・上賀茂神社
- 西部その他・・・西芳寺、鈴虫寺
また、市内は概ね以上のエリアに大別できます。一日のうちで別のエリアの移動は極力避けてください。

ヤギなんか資料収集のため、一日で16か所攻めたことがあんだけど、滞在時間10分とかだからな。その年の紅葉シーズンの記憶は霊鑑寺でわんこと遊んだことだけだったらしいぜ。
各種コース
本稿では以下の紅葉コースがあります。これを基本にアレンジしていただければよいかと思います。
詳細は以下のリンクをご参照下さい。

市バスなど公共交通機関での混雑回避策
概説
- 混雑しているのは5系統、200番台の循環系統、観光系統。
- 清水寺へは京阪清水五条駅、若しくは阪急京都河原町駅から徒歩で向かわれたい。いずれの場合も、五条坂から茶碗坂経由すること。但し、産寧坂や八坂の塔などを経由したい場合はこの限りでない。
- 嵐山へはJR、若しくは阪急を利用されたい。市バスを利用しなけらばならない特段の事情がある場合はこちらを参照頂きたい。
- 哲学の道、南禅寺方面に向かう時は、迂遠と感じても、地下鉄蹴上駅を利用のこと。また、右に際し、5系統は利用しないこと。
- 北野天満宮を出発するとき、北野天満宮前バス停が混雑、若しくは到着したバスが混雑している場合、西に向かい西大路にでて、空いている系統を利用すると混雑を回避できる場合がある。(ヤギ撮影隊調べ。ただし、時間や曜日によってはこの限りではない。)また、北野天満宮から、嵐山に向かう場合、同様に西に向かい、嵐電北野白梅町駅から嵐電を利用されたい。ただし、嵐電は帷子ノ辻駅以降が混雑している可能性がある。
- 北野天満宮から京都駅や四条河原町に向かう系統は混雑していることが多い。一日の計画を立てるに際し、北野天満宮から嵐山や金閣寺に向かうルートが推奨される。
- 5系統は観光路線、ならびに生活路線としての利便性が著しく高いため、現在、混雑しており、他の路線の利用を検討されたい。
- JR京都駅から二条城に向かう時は地下鉄を利用のこと。
- JR京都駅から金閣寺に向う時は、地下鉄で北大路バスターミナルへ行き、青のりばから205系統などを利用のこと。
- 金閣寺から龍安寺・仁和寺方面に行かれる場合、バス停の場所が変わっているので、コロナ以降こちらに来られていない方はこちらを参照頂きたい。
- 平安神宮へのアクセス困難が惹起されている。京都駅からは
地下鉄で四条まで行き、四条烏丸から46系統を利用を検討されたい。また、東山二条・岡崎公園口からのアクセスも可能である。地下鉄東西線東山駅の利用を推奨する。尚、2025年11月現在、平安神宮は工事中である(参拝は可能)。
バスは原則後ろのドアからのり、前のドアからおります。降りるときに精算してください。ただし観光特急は前のドアから乗り、乗るときに精算、後ろのドアからおります。

バスがすし詰めで前のドアまで行けない場合は、「ぎゃああああ後ろからおりますぅぅぅぅぅぅ」と叫んで、後ろのドアから降りて前のドアから中に入って清算できます。この場合、運転手さんの許諾を得てください。
詳細は以下のリンクをご参照下さい。



観光特急バス(100・101系統)による土休日の混雑回避策
観光特急(100・101系統)は土休日のみ運行される京都駅前~五条坂(清水寺)~祇園、美術館・平安神宮前~銀閣寺前を往復する系統です。
- 運転は土休日のみ(日中最大1時間に4本)
- 前のドアから乗車し、運賃は先払い(他の系統は後ろのドアから乗車、運賃後払い)
- 運賃は大人500円、小人250円(現金、ICカードなどは利用可 回数券は使用不可)
- ただし、地下鉄バス一日券の利用は可能
- 京都駅前バス停D1乗り場から乗車
- バスの前面(赤い丸)には”観光特急”と赤字で記載、系統番号(青い丸)はEX100/ EX101と記載される。混雑回避策としての鉄道の利用について
現在、国内外のからの観光客数が増加しており、バス・鉄道の混雑が飛躍的に増加ています。現在、市バス内の啓発ポスターなどで、鉄道の有効活用が促されています。ただし、闇雲に鉄道を使えばよいわけというわけではありませんので、以下、鉄道利用の実効性がある場所、並びに最寄り駅を列挙します。
- 清水寺:京阪清水五条駅、阪急京都河原町駅
- 嵐山:JR嵯峨嵐山駅、阪急嵐山駅、嵐電嵐山駅
- 二条城:市営地下鉄東西線二条城前駅
- 金閣寺:市営地下鉄烏丸線北大路駅から北大路バスターミナルで204/ 205系統に乗り換え
- 南禅寺、永観堂、哲学の道など:市営地下鉄東西線蹴上駅
- 平安神宮:市営地下鉄東西線東山駅(徒歩15~20分程度。)
- 銀閣寺:市営地下鉄烏丸線北大路駅から北大路バスターミナルで204系統に乗り換え(但し7系統が使える場合を除く)2025年4月現在、辛うじて7系統の利用が可能
ただし、出発する場所によってはバスの方が利便性を有することもあります。





