2020年の開花状況と見頃の予想
4月5日の開花状況
写真は知恩院の様子ですが、他にも、南禅寺、哲学の道、などで散り始めています。他方、御室桜は咲き始めと看板が出ていましたが、遠目では5分咲きくらいでした。来週末あたりが見頃でしょう。
北野天満宮の北野桜はやっとつぼみが膨らんだ程度です。来週末くらいに開花、再来週に見頃になるかと思います。
4月4日の開花状況
引き続き見頃です。今週半ばくらいまでは持つかと思われます。
西門前の枝垂れはこれからです。ただし、終わったものもあります。
地主神社の地主桜もそろそろ見頃に入っています。
4月2日の開花状況
清水寺の工事終了後、初めてのライトアップとなります。現在見頃です。
高台寺のライトアップは毎年異なりますが、今年は白砂に色とりどりの線が引かれていました。枝垂桜は満開で一番の見頃です。境内のソメイヨシノも見頃になっていました。今年は開花が早く、馬酔木がすでに終わっていました。
3月29日の開花状況
御所では、早咲きの山桜が散り始めています。ただし、山桜はまだこれからのものも沢山ありますので、まだ十分楽しめます。
北野天満宮の北野桜はまだつぼみが出始めたくらいです。10日くらいから本格的に開花するのではと考えています。
御室桜は、仁和寺に掲示してある看板によると「つぼみふくらむ」だそうです。御室桜は有明という種であるところ、外にある、有明とほぼ同じような咲き方をします。上の写真に写っているのが一番わかりやすい有明ですので、参考になさってください。
嵐山にある嵯峨釈迦堂では枝垂桜が満開です。
嵐山(橋の向こう側に写っている山)は8分程度です。宝厳院では枝垂桜が見頃になっていました。太秦広隆寺では、山桜がすでに終わっていて、ソメイヨシノが見頃です。
市内のソメイヨシノは概ね、4月1日一日前後に見頃に入るかと思います。
来週末は多くの場所で見頃だぜ
3月28日の開花状況
まずは清水寺から。現在6分くらいです。来週末くらいが見頃かと思います。
西門前の枝垂桜が一本だけ満開です。
円山公園の祇園紅枝垂は先週申し上げましたように現在満開です。ソメイヨシノは8分くらいです。
南禅寺はまだ半分程度です。
平安神宮では、左近の桜(山桜)がほぼ満開です。この山桜は見頃が短いので急がれたほうがよろしいでしょう。御所の紫宸殿前の左近の桜もほぼ同様の状態かと思います。ソメイヨシノはほぼ満開です。
3月26日の開花状況
現在、ソメイヨシノの開花が各所で一気にすすんでいます。写真は今朝の木屋町通です。何本か満開の木があります。多くの場所で今週末から見頃に入るかと思われます。例年より約一週間程度早くなっているかと思います。
3月21日の開花状況
本日、仁和寺で今年最初のソメイヨシノの開花を確認しました。他の場所でも開花しているかもしれません。
3月20日の開花状況
現在、引き続き近衛邸跡の一部の枝垂桜が満開です。
高台寺は一部が開花です。
今年も入口付近で、開花状況をねねちゃんが教えてくれます。
15日にご紹介した、円山公園の八坂神社の鳥居付近の枝垂桜です。5日でほぼ満開になっています。
予想通り、祇園枝垂れも開花しています。見頃は来週末くらいでしょう。
今年はライトアップはないぜ。
3月20日現在、例年とおりの開花に戻りつつあります。一番の見頃は再来週くらいかと思われます。
3月15日の開花状況
現在、近衛邸跡の枝垂桜がほぼ満開です。例年より、一週間から10日早めです。ただし、満開になっているの一部でこれから先始めるものもあります。
八坂神社の南楼門では例年通り、梅と一緒に楽しむことができます。現在、境内と疫神社にはコロナウイルスの終息を祈るべく、茅の輪が設置されています。
円山公園の八坂神社の鳥居近くの枝垂桜が開花しました。例年、一週間遅れて祇園紅枝垂が開花しますので、来週には開花しているでしょう。
霊山観音では桜(おそらく大寒桜)がほぼ満開になっています。高台寺の枝垂はまだでした。
3月14日の開花状況
現在、東寺ではライトアップが開催されていますが、河津桜が最後の見頃です。ご覧になりたい方は急がれたほうがよいでしょう。
3月8日現在の状況
3月8日現在、御所の近衛邸跡で山桜と枝垂桜の一部が開花している。例年にくらべ、約一週間から10日程度早まっている。2月末に比べ、若干例年の開花に修正されてきている感がある。明日以降はかなり気温が上がってくるようなので、今後一気に開花が進む可能性がある。一部では木瓜も咲いており、春の訪れを実感できる時期になってきた。河津桜は満開で、一部は散り始めている。
2月27日現在の状況
先ほど申し上げたように、2020年2月27日現在、河津桜の開花は例年に比べ、約2週間早い。これは梅に関しても同様であり、全体的な傾向かと思われる。
ただし、年明けの時点では普段北野天満宮で目にすることができる雲龍梅がまだ咲いておらず、当初は遅れ気味であったところ、約2ヶ月後には逆に早まっている。
他方、梅や河津桜の開花が遅れたにもかかわらず、ソメイヨシノはほぼ例年通りに咲いたという年もある。右に鑑み、本年はすべての桜の開花が早まると考えるのは早急である。
ただし、年のため、以下に示す例年の開花状況を踏まえつつ、10日から2週間程度前倒しで進む前提で想定するのが現時点では妥当であろう。
これにつき見ると、概ね4月第一週くらいが見頃の相場であると考えるが、2020年にこの時期に京都に訪れたとすると、例年の4月半ばくらいと同じ状況になっていることが想定される。
すなわち、御室桜、原谷苑、北野桜、もしかしたら善峯寺など洛西くらいしか残っていない可能性がある。ただし、青もみじ、つつじが楽しめるかもしれない。
今後、様子を見つつ、追記します。
3月
概要
以下、各地を時期に分けて検討する。重ねて申し上げるが、決して厳密なものではないこと、並びに、年により変動するものであることをご理解頂きたい。
簡単にいうと、おおまかな指標で、実際に咲いてみないとわからないということだよ。
河津桜 3月半ば 2021年は3月8日でほぼ満開
桜と名の付く花は、10月くらいから咲いているが、京都に冬の終わりを告げる最初の桜は河津桜である。主な鑑賞場所は、一条戻橋、東寺、三条大橋、雲龍院である。詳細は以下のリンクを参照されたい。
例年、3月10日前後に満開に突入するが、2020年は先ほど申し上げたように、2月27日現在でほぼ満開である。今週末は見頃に入ると予想される。東山灯路が始まる3月最初の週末も以前見頃が続いていると思われる。
近衛邸跡の枝垂桜 3月20日すぎ
京都御所の西北の一角に近衛邸跡があり、そこの枝垂桜が見頃に入る。市内でも最も早い河津桜以外の桜である。桃の花と同時に楽しむことができる。
高台寺の枝垂桜 3月25日前後
高台寺には、方丈庭園に一騎当千の枝垂桜がある。こちらも近衛邸跡のものとほぼ同時期に見頃に入る。期間中は普段は入れない場所から、花頭窓越しに当該桜を愛でることができる。境内には馬酔木が沢山さいている。
霊山観音 3月25日前後
高台寺の駐車場から見える大きな観音様を霊山観音という。ここでは彼岸桜が高台寺のほぼ時を同じくして見頃を迎える。境内では梅、コブシも見頃になっていることが多い。
上賀茂神社 3月25日前後
枝垂れ桜や寒緋桜など一部が見頃に入る。ただし、斎王桜や御所桜は4月第一週くらいである。
平野神社 3月25日前後
枝垂桜など早咲きのものが一部見頃に入る。平年は4月なかばくらいまで様々な桜が咲き続ける。
京都御所と平安神宮の左近の桜 3月25日前後
御所の紫宸殿と平安神宮の大極殿前の桜も見頃に入る。平安神宮のものは御所の左近の桜から枝わけしたものなので、両者は、ほぼ同じ時期に見頃に入る。
尚、平安神宮神苑の桜の見頃はもう少し先である。
次のページは3月末から4月半ばくらいの一番いい時期、そして最後に咲く北野桜についてみてみよう。